シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

覚悟

冬の嵐の夜です

風圧で 玄関扉が開かないくらいの 暴風雪 ゴーゴー ボーボー と 不気味な音と 地震のように 床や壁が揺れている この風で 電線が切れたら 停電する恐れがあり 雪片付けで びっしょりの 顔と頭を洗い 全身着替えをして 停電が怖いので 今夜はとうとう お風呂…

カチューシャの唄の秘密

コロナウイルスの感染拡大 深刻になってきました ひとり こうして フジコ・ヘミングを聴いているのは いつもの 過剰な情報を遠ざけるため 昨夜は 救急車が立て続けに 同じ方向へ走り去ってゆきました ママがお世話になった病院の方… 毎日地元の新聞と インタ…

わからないことを

朝のお膳に ママの大好きなお汁粉を作った いつもお供えしているお赤飯のための小豆 半分はお汁粉用にお鍋に移して ことこと煮て 柔らかくなったところに ママの大好きなきび砂糖と 沖縄の黒糖もちょっぴり入れた お餅ではなく 白玉粉を練って まん丸に丸め…

若さという残酷

コロナウイルス どうやら 第三波という 厳しい局面に移行してしまいそうで そんななか 今日は 本当に久しぶりに 姉上様がお買い物に連れてってくれた 食品の宅配をストップし 必要なものを必要なだけ サササッ!☺️と ニンジャ?みたいに ちょこちょこ買いに…

歌えなくても弱くても

お家でママの 看取りまでの介護を始めるとき 姉上様に反対された ひとりきりで できるわけがない という やるなら 自分のこと家のことも ちゃんとやらないと ママが悲しむよ という 家風?なんて立派なものは まったくない家だけど とかく世間体を気にし 恥…

時が止まる

一年前は 真っ赤なクマさんのぬいぐるみと きれいな枯れないお花で ママのお誕生日をお祝いした 病室で ふたりで 時間 止まっているような あの時も いまも でも ママは もう天国へ行った 仏教では四十九日までは こちらにいる ということだけど そばにいる …

風を入れよう

早朝 まだ ほぼ夜の 朝 星がきれいでした ママのいらない洋服を 新聞紙にくるみ ゴミ袋に ブロック詰め込むように きっちり きっちり はめ込んで わたしの少ない日常ゴミと 全部で4袋になるように 朝から ゴミと向き合った こんなことを こういう ひたすら地…

胸がくるしくなるのは

眠れない夜に どこかの誰かも こうして 同じように 眠れない夜を過ごしているかなあ とか 介護の処置の後始末して いち段落に ひとりぽっち介護の人は たくさんいて 今日も終わった 熱が下がってくれたらいいな 真夜中にお腹壊さなきゃいいなあ…☺️ とか考え…

ニコニコのススメ

人間って ほっとくと 落ち込むように 悲しみ嘆くように そうできているんだって とは まあまあ 山と読みあさった書物からの 一致した警告のようなもので 生きるって?? しあわせって?? とか いろいろ考え過ぎるわたしを 姉上様が心配し 考えることは 人生…

月の夢

今夜の月 ゆるゆる揺れて まろやかな曲線が つぎつぎと波紋となって 花びらとなって 寄り添う星と しっかり わたしについてきた 泣かないよ…☺️ きれいだあ って ドキドキ せつなかったけど 眼鏡なしで夜空を見ると 万華鏡のようにわたしには見える お月さま…

タタカッてはいけない

夏風邪と夏バテと 軽い脱水を足して 寝不足でごっちゃにしたような 不気味な体調と タタカッてたわたしであるが ママを参考にして かつての飼い猫たちをお手本にして 動物的に眠って 動物的に食べた☺️ といっても ママのお世話とお洗濯などなど みんなやりま…

永遠の桜

春 桜泥棒になり 小鞠のような 小さな小さな桜の花を ママと二人眺めた もう お盆なんだって…☺️ 誰もこない ママと二人のお盆 初めてだね 明日は また ひとりで 迎え火を 焚かねばなりません 仏さまが ちゃんと お家に帰ってこられるように…☺️ 今年はそれだ…

今日はよい日だなあ

しあわせ って しあわせって思うこと って 愛情と同じく 意志で しあわせ!☺️ って ママに言って 伝えることにしてから わたしの人生に たぶん足りなかったと思われる 覚悟 のようなものが 慣れや訓練じゃなくて 学習じゃなくて 芯みたいなものが ちょっと …

これはわたし

3つあった カーペットかすみ草 今朝になり いちばん小さな 弱々しいのが 枯れていた…☺️ お水をもらいすぎていた 過酷な条件は 3つとも おんなじだったろうに ああ これは わたしだなあ…と 枯れた葉を きれいに全部取って なんにもなくなった根玉に 少し土を…

見つめる

片付けた自分の部屋 ものが減って 何やら、よそよそしい空気がただよう まだこまごまとしたものたちは 捨てる余地がある それなのに ひとりきりになると 涙が… ここを 自分の部屋を 泣き場所にしちゃいけないね もう少し片付けて…☺️ 放置してたのは ものだけ…

なりたい自分も

着々… 着々… 着々… しつこいな☺️ 着々と 片付けや物整理 それに伴う「自分との対峙とこころの整理」 も進んでいる? なんて なんのことやら… 荷おろしして 気持ちもだんだんスッキリ☺️ って感じ 10ヵ月前に時間が止まっていた部屋 片付けてゆくと ずっと気に…

あのときも

草の成長は 憎らしいくらい早くて 今日はまた夕方に草取りをしよう… と 朝からヒゲが?垂れていたわたしであった が☺️ 雨…☔ 梅雨だもの そりゃ降るよね 外は雨 お家のなかは大量お洗濯 終わって ニンジンジュースの炭酸割 ふーーっ☺️ ママは寝ている お風呂…

だいじょうぶ

高熱が突然来た 入院した時の熱より さらに上がって 40度近い熱が ポーンと出た カロナールで一旦36度台まで下がって 一気に高熱に… どこかで聞いたような 不安な発熱だけど 今日二度目のカロナールで じわじわ解熱中☺️ だいじょぶ だいじょぶだからね ママ …

ありがとう

眠れない夜がつづいて 昼夜逆転にならないように、と 音楽や手足のリハビリや お歌を歌ってあげる お話してあげる など 看護師さん、それぞれ考えてくれ 提案してくれて いろいろ試したけれど うなされや咳き込み 体位変換後の入眠の悪さは、そのままで やっ…

流れゆくもの

開き直りの 日中こまこま睡眠は今日もつづき 夕方スーパーまでDASH!☺️して 大豆とかクルミとか 山梨の自然水で作った炭酸水だとか 町はゴーストタウンとなって 居酒屋さんの入口に貼り紙してあり テイクアウトのみの販売という 外から、ちらりと覗いたコン…

人は何のため生きるんだろう

往診の先生も看護師さんも お元気だった よかった 本当に、よかった わたし脳天気かもしれないし 考え方として時勢に合わず、いけないのかもしれないけど こんな世界的なコロナウイルスの恐怖のなかで 医師になりたてな人たち(子どもたち?年齢はいってるけ…

よわいつよいかしこい

つよいだけの人もいる bulldozer?みたいな よわいだけの人もいる 大丈夫かなあ?って わたしすら気になるような… コロナウイルスが 世界中に蔓延して つよい人も よわい人も 隔てなく感染するらしい と その不気味さを 日に日に重く受け止めて ようやく歯科…

獅子や麒麟や龍のこと

人生の無駄遣い! って バッサリ! おお!無念じゃーー 斬られる☺️わたし 姉上様が バッサバッサ斬る人で わたしが… 残念な人間なんだ、姉上様にとってわたし… わかっていて 時々、迂闊にも あまりにもしんみりしてしまって 人恋しくて? ママは うん、うん…

選んでるのかなあ?

choice!choose! って ちょいっ!ちゅーっ! みたいな軽いかんじ selectもpick upも 選択、選ぶ 決断、決める 選択肢 重いよね… おもいっきり 重い カクイウわたし 実は常に二カ国語を駆使しているの 脳内にて瞬時に変換し 流れるように発語する ということ…

尼寺へゆけ!

ぱっつん!! に カット!しようか、今日 今夜… 思案しつつ おでこ全開にして つるつる頭の自分を想像… ぱっつん は、前髪のこと 前髪は眉毛がでるようにカットする 眉毛にも、メガネにもかからないように ぱっつん、も、つるつる、も 特殊だけど つるつる …

しなやかに

穏やかに、のんびり ゆるやかな坂を下ってゆけるのか それとも 急激な波が襲って来てしまうのか 昨晩 ママの顔見ながら いままでと これからを ひとり 考えていた あれから カロナールは すでに4回使っている ママの大嫌いな、鼠径部のクーリングもして 夕方…

お城はどこだ

朝の雪 わたしの念力で溶かした は ウソだけど… 昼前には溶けてて やっぱりホッとする こんなことでどうするのだ、今年の雪片付け 助けてくれる皆さんの車が停められなかったら ママはどうする! なんだけど 雪のない 楽ちんな1月 ウソ の話で… こころが傷つ…

春よこい

お歌の毎日はつづいています 今日は♪春よこい みーちゃんが赤い鼻緒のじょじょ履いてるほう… ユーミンじゃなくて すぐにさくら咲くよ~!って 看護師さんが言ってくれたから うなされていない うっとりするの… もう、歌うしかない いきみ呼吸が頻発して わた…

笑っていく

あと少しで 新しい年 テレビも見ない 端末も必要ない普段と 大晦日特例で、違うことしよう、という気になって 録画していた番組を見た 中村哲医師の特集番組の再放送 こないだ 犠牲、という単語で しばらく悩んでいた… ママの犠牲になっている、と、あなたが…