今日は通院、と言っても
ママじゃなく、わたし
医科ではなくて歯科
これが、問題で…
金属アレルギーがあるのに
歯科金属がまだ除去しきれていない
抗体検査してアレルギー確定で…
その金属がまだ大量に…
コバルトとニッケルは除去した
パッチテストで
この二種類は、水疱が破裂してぐちゃぐちゃに
ベロが腐ったイチゴのようになり
顔は
これまた、腐ったりんごみたいに
赤く腫れ、皮膚がぐずぐずになった
口のまわりは
赤い刺青を入れて失敗したような
悲惨な状態が、何年も続いた
それから、お化粧はすべてあきらめた
パラジウムに関しては
まだかろうじてアレルギーが発症していないのだろう
という、病院のお医者の見解
そんなことも、ありますか…
舌痛症にもなった
なかなか痛みが引かず、精神鑑定？みたいな
大量の質問マークシートで答える
ワケわからんな紙を
どっさり渡され
くらくらしながら対峙して
何時間も待って
精神は健全
だって…
じきに治る、って
徒労…
で、余計な一言まで
男らしい
とは？
お医者の、高みからのうっかりな
余計な一言には、慣れっこ
小さい頃から弱くて
十代からの入院生活で、あきらめついてて
だけど
かなりな頻度で
男らしさを言われるのは
おそらく厭味
わたしの空気と合うお医者はいない
人間は…
かな？
って
ずっと思ってた…
そうだ、昨日の
もう
お馬鹿さん卒業
猫は拾わない、って
訂正しておこう
拾ってお家に連れては帰らないだろうけれど
多分、猫を確保出来るならして
獣医に連れて行く、かな？
猫の空気の人間がいいかな？
いるんだよ…
いたの！
わたしの空気みたいな
びっくり！
いるんだ！
って
わかっただけでいい…
あなたって
思いやりでいっぱいだから
誰にもわかってもらえないよね
みんな自分のことでいっぱいいっぱいだから
という
不思議なこと言われた
そうして
そのきれいな人は
わたしの前から、消えていった
わたしの思いやりは
伝わらないのか…
ママはわたしと逆で
有頂天になったりするタイプ
お医者も尊敬して、ちゃんと言うこと聞く
でも、入院は嫌がってたなあ
お家大好きだもんね
認知症になったママの空気は
変わった
前はイライラして、怒りやすくて
ぷいっ！って自分の部屋に行っちゃったり
腹立ち紛れにお菓子食べまくったり
わたしは、そんなことないから
反面教師
だったのが
認知症で、ほんわかになった
楽になったんだって思った
空気が
いちばん大事かも…
楽に息できる、空気
そういう人じゃなきゃ
ひとりで
いいよ
シーちゃんといるし
ママの呼吸が、また…
呼吸指導
と体位変換して
落ちついたー！
でも、熱じわじわと上がって来たよ…
もう少ししたら、また熱計って…
今夜
眠れるかな？
本を用意して
のんびり行こう
わたしの空気
で…
あなたは…
おやすみなさい
