シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

今日は今日のこと

平穏で規則正しい毎日が

心身の健康には

良さそうに思える

でもそれがかなっていない

 

ママの病から

5ヵ月近く

よく眠れていないし

毎日お弁当持参で

病室に張りついていたけれど

昼食を取るのは夕方近く

あとの二食も、おかしな時間に

小鳥かパンダの餌みたいだったし

 

毎日6~7㎞歩いたり、途中走ったり

大量に発汗しながら

食材の塩分だけ調味ほとんど無しの

いつものわたしご飯で

あちこち痙攣してたり

 

バナナとりんごとドライプルーンで

カリウムは十分だけど

しょっばいのが苦手で

 

何でだろう?

日本は島国で

すでに土壌に塩分がたっぷり含まれている?

と感じるのは、わたしだけ…?

塩味が少ないと精神は鎮静する気がしている

 

わたしの日常

ありふれてはいないのか?

ひとりなので、わからず

たまに遭遇する弟には不可解だろう

批判的な言葉には慣れていた

だけど

構えてしまう

いつも

 

グレタ・トゥンベリさんのこと

甥っ子が何やら巷のおっさんのように揶揄?

したような?

人それぞれの意見

しかし

身を置く環境の影響だろうか?

不安になった

 

わたしは彼女をあまり詳しくは知らない

が、自分としてささやかな環境への配慮をして

生活は倹しさを宗として久しいので

グレタ・トゥンベリさんの考え方には

反論する気持ちはなくて

弟と甥っ子のいつもの

猥雑な?会話として流した

つもりが…

 

そのあたりから

何だか嫌な予感

胸騒ぎがしていた

 

 

ママの発熱や病状の悪化を

予感していた…

 

前日のいきみ呼吸で

浣腸を使うことがためらわれ

そう知らせていたけれど

早く

処置して休ませたかったのだけれど

 

 

きっと

最後の

お正月

 

 

ママ

ごめんね

 

 

 

また

今日は今日で

しっかり生きている

夜は

人生の終わりの時みたいに

ひっそりとやってくる

だけど

怖いことは

何にもないよ 

 

熱は、落ちついている

さっきまで

あのいきみ呼吸が、何度か繰り返され

声がけ、マッサージ、それから

ありがとう、って

何度も言った

 

ママの苦しい呼吸

肝臓の数値と関連性があるように思う

素人考えだけれども

 

ママをお家に連れて帰るにあたり

隣室の畳とその下の荒床の

カビ取りをして

一気に体調を崩した

アルコールを使ったことが原因

咳は、いまだに引きずっている

声も嗄れた

 

 

肝臓は

いとも簡単に弱り、体調に影響を与える

睡眠不足

 

しっかり覚醒していることが

どんなにか楽なことか

思い知った

体質に合わないのに

吸引してしまったアルコールのダメージは

まだ喉や鼻の粘膜に残っている

 

あれから

寝不足が、アルコール吸引でふらふらになったのと

おんなじ体調になる、とわかった

睡眠不足に強かったはずが

急に体調不良が起きる

 

そうして

感情が抑えられなくなったのか?

いまさらの、分析

無意味だよ…

余裕がないんだ

違いを受け入れる

身構えて

拒絶した

 

 

今日は今日のことを

精一杯果たそう

 

そうするべきだった

あの日も

予感は

いつも当たってしまう

それも言い訳

自分が

弱いだけ

しっかり

しっかりしなくちゃ

 

 

今日が

生きている自分の

一番いい一日

生きているママの

一番いい一日

たとえ

思うようにはならなかったとしても

生きて精一杯のことをして

また夜をむかえたんだから

ママと

シーちゃんと

 

人間って

何も持っていないんだよね

何も持たずに生まれて

何も持たずに

天国へゆく

 

ママが病室で

 

何にもいらなくなった

 

と言った

 

何にも持たず

何にもいらない

 

 

 

今日

こうして生きていることが

しあわせ

 

 

ありがとう

伝えたい

 

それしかない

今夜

 

 

ケフレックスを使って

休ませます

 

 

おやすみなさい…

 

ありがとう