シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

いまなんだ

お家の前が

雪の回廊?

雪の城壁?

 

??なんか、わかんないけど?

やたら堅固に

お家が雪で守られてて…

 

朝一番

めまい起きた

 

おお…!っとぉ

 

まだあたりは、暗い

車も通らない

 

扉を閉めて

 

(眠りたい…)

 

な訳には、いかず

 

ママ体位変換して

発赤怪しいお尻を

クッションで減圧!確認!

よっしゃー!

 

急いで着替えて

呼吸いきんじゃわないよう、ママに

「これから~!雪~!雪~!」

って

スコップで雪片付けする真似、せっせっせっ

「……」

「雪片付け~!頑張ってくるからね~!」

って、またスコップ、うりゃっ!と

(うん、うん、うん)

寝ぼけながらの、うん、うん

反射か?目、開いてないし…

 

「うん!頑張ってくるから~!」

 

 

わかっている

と、信じよう!

 

即、戦闘開始

 

 

その堅固な雪山の塊を崩して、車道に出ないように

端と端に寄せて、積み上げる

ひたすら

この手順で繰り返す

これがどうして、めっちゃ手ごわい

 

地面に近い部分は、厚い氷の板のようになっていて

その上には、ブルがかき分けながら除雪した大量の雪の

コンクリート片みたいな、ごっついおこぼれが大量に

これでもかっ!というくらい

たんまりと、これ以上はない大盛りに(本当なんだから!)

置き去りされている…

 

これらを

我々は(誰だよ…)

『おみやげ』と呼んでいる

 

いらないよ…

 

昨年は、あまりに異常な『おみやげ』に

走り去るブルを、仁王立ちして呆然とにらみつけていたら

Uターンして戻って来て

もう一度除雪してくれたことがあったんだけど…

 

今年はそんな早い時間に

雪片付け出来ていないのだ

 

雪投げ時刻には、その積み上げた雪の山を

重い鉄製スコップで切り崩しながら

流雪溝という、水を流せる深くて大きめな溝に

スノーダンプでじゃんじゃん落とし入れ、流してしまう

 

 

というのが

雪投げ

なの…

 

どうでしょう!

体験するのは?大歓迎する

ってムリ!なんだよね…

ある程度の技術と熟練がいるの

 

あれ?

…書いてみたら

朝の『寄せる』作業は無駄じゃない?

とか?

 

だけど

お家の前の歩道は通学路

早朝から、けっこうな人数の部活の子たちや

(だいじょぶなのっ?)みたいな

一見よれよれだが、元気なんだろう御老体?も

幾体?(すみません!)か

毎日、ふらふら通る…

 

し、今朝はママのお薬も届くんだ!

いとも、さわやかに積み上げる

 

んだけど…

 

今年は

ちょっとくらい乱れてても

ぼこぼこしてても

勘弁してね…

 

どうか

どなたも

転ばないでね…

 

朝も、お昼の雪投げも

お祈りも注入して、終了

 

 

言うまでもない

限界越え

 

疲れたよ…

労作性の脈飛びが

夜になっても、おさまらず

うっくん、うっくん、と

飛んでる~

 

意味なく

伸ばす…

 

 

だけど

 

いましか

できない

 

かもしれない

 

選択肢

いつも

 

いましかできない

なんだ

 

わたしの生き方は

 

いま

なんだ

 

お馬鹿さんだから

過去にして

思い出にして

切り離して

消して忘れて

 

未来を見据えて

いま

も、明日のこと考えて

その先の先の

先のこと考えて

 

なんて

できなくて

 

いましかない

 

んだけど

 

消えないおもい

忘れられないおもい

大切なおもい

かなしみも

 

みんな

抱きしめて

 

いま生きてる

 

きっと

死ぬまで

 

進歩ない…

 

ママが

忘れたことなんて

大して大事じゃない

 

わたしのこと?姉上様?

弟のヤツ?孫?

 

そんな

大したことないことより

もっと

大事なこと

 

ママは

忘れてない

わかっている

 

ママは

最後まで

一生懸命生きる

 

そうするのが

一番大事って

わかっている

 

一番大切なことが

わかっている

 

にゃんこみたいにね

 

悲観しない

 

くよくよ

は、甘えている…

 

 

甘えてみたいよ

 

わたしも…

 

 

いまなんだから

大事なのは

ママ

まだ一生懸命

生きているんだから

 

さあて

 

脈飛びと

シーちゃんと

いっしょに眠るよ

 

2時間だけ…

 

それから

セファレキシン

今夜は血圧低いから

大事を取って

 

で、体位変換

お尻発赤心配だよ…

 

アズノール塗りましょう…

 

 

元気になって

明日になって

 

楽しいことしましょう

いましかできない

ちょっと

楽しいこと…

 

とりあえず

明日、着てないワンピースの

ボタンを付け替えたいんだ…

 

どんだけ

ちょっとなの…

 だけど

たぶんしないんだよね

自分のこと…

 

まあいいさ

眠るの

あ!百人一首

 

 

しばし…シーちゃんと

 

おやすみなさい