シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

ふわふわ

朝から「あるもの」を探して

家の中を、あちこち

うろちょろ

 

あいまに

ゴミ捨ての始末もしつつ

 

ゴミ袋の空いてるとこを

もう着れないママのおしゃれ服や

ママの小さなきつい靴下などを、新聞紙にくるんだもので

きっちり埋める

 

 

そういえば

ゴミの有料化を匂わせる文言が

配布されたゴミ捨ての表にあったなあ…

家庭ゴミは一回に5袋までです、って

 

パパのいらないもの捨てでは

プラス1袋は出してた…

ママのものは今からこつこつ行こう…

病室で、何にもいらなくなった

って、何度も言ってた

(まともか??)

って思うようなこと

いっぱい言えてたね…

 

認知症

まんべんなく忘れたり、消えたり

じゃないみたい

今日なんて

わたしが「シュルシュル」と呼んでいる

背抜きに使うグローブを

わたしに渡そうとして

ぷるぷる震える右手で取ってくれた

 

「シュルシュルでこちょこちょするよ~☺️」

と声かけて

「こちょこちょこちょこちょ~☺️」

と言いながら、背抜き

わたしの金属アレルギー、また爆発したがってて

このグローブ無しには指や手の痛みに耐えられない…

いいものあるね

 

悩んだけど

羊の皮ムートンは、一旦は外したんだけど

また洗ってブラッシングして、ふわふわにして

復活させたよ

パパが最期の時に使ってたものだから…

お守りみたいなかんじ?

褥瘡封じ…頼むよ

 

それに

横向き寝で試してみたら

床に一枚でも骨盤の出っぱりも痛くないし

ママはぴょこぴょこ熱も感染もで

こもることも多くて、汗を逃がしてもくれるから

頑張れ!ひつじ!!

って

 

さて

探していたのは…

something soft and fluffy

ふわふわなもの…

 

ポジショニングが重要な局面に入ったのに

まともなクッションがない

体位変換には枕を二つ

関節がこすれないようにするにも

踵が擦れないようにするにも

タオルを使っていた

 

ふわふわふわふわ

ふわふわ…

 

とにかく、ふわふわ…

 

あったー!☺️

 

使ってないママの膝掛け

フリースだから、ふわっふわ…

 

さっそく足に使ってみた

踵がわずかに浮くように、丸めて足首の下に当て

足指が上向きになるように、二枚を丸めたのを

足底に当たるように置く

もう一枚は、膝から足首までの間に挟んで

間隔埋めて、擦れないように

 

レンタルの体位変換クッションを

本来の体位変換用に戻した

 

これは、わたしの身長ほどに長く

重さは2㎏近くあり

カバーの材質が肌に非常に!厳しいので

二つ折りにした上から綿のカバーをして

浣腸などの手技を安全に行うため

ママの体が倒れて来ないようにする

ストッパーとして使っていたのだ…

 

褥瘡の除圧で工夫して使えたよ

ふわふわも見つけて

 

ああ

やっと少し落ち込みから

まだだけど…

 

ちょっと

ちょっとね…

自分の立て直し

 

失敗からしか学べない

バカなのか…

 

いつまでも追い込まれるし

 

 

許してもらえないのなら…

 

一生許されないなら

 

出家するしかない

 

 

 

お彼岸

階段DASH!50回

からの

息絶え絶えの

読経…

お彼岸だもの

 

みんな、みんな、みんな

しあわせに

みんな、みんな、みんな

お元気に

みんな、みんな、みんな…

 

生きていて

あなたも…

 

わたしも

生きるよ

精一杯

人を信じて

 

自分を信じて

 

スクワットは100回

 

ママはグーグー

 

シーちゃんと

わたしも…

 

まだお洗濯してた…!☺️

頑張るし

 

あなたは

 

おやすみなさい