シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

大切なこと

音が聴きたくなった

 

こま切れに

うつらうつら眠りながら

ママのお世話をしていると

 

生きているかなあ?

 

生きてて

いいのかなあ?

 

 

こころが小さく波立つ

 

心身が弱っている時だ

ママの危険な咳の処置と

定期的に強制的に行う栄養、処置

うなされの合間に

 

その小さく刻まれた時間を

希望につなげ

夢を抱くには…☺️

 

強くならねば

 

 

世間の

扉一枚向こうの

外界とは

また違う時間と世界で

 

一喜一憂するところは過ぎて

 

はらはらドキドキはあっても

 

笑っている☺️

 

疲れても眠くても

ママと二人

笑っている

 

不意に、感情もともなわず

涙が流れてきても

笑っている

 

 

音がいいなあ…って思った

音だけ

歌い手のメッセージを聴き流すには

少しの余裕が不足

 

ドイツ音楽コンクール受賞者の謎のCDがあった

ありがちな見目麗しい奏者じゃない

ならば

実力があるのだろう

 

選曲はソナタ

ショパンシューマンドビュッシーヤナーチェク

ピアノとチェロのDuo

 

音や

声については

 

好き

嫌い

 

その時のこころのありようか?

 

 

ここに来て

宗教の人たちが、勧誘活動を活発化させている

やめよう、危険なことは!

と言いたい

人の弱みにつけこんでいる場合じゃない!!と

 

けれど

それも、接触になる

 

ピンポン…で来る人、ほぼ宗教

本当に

嫌な気分になる

 

わたしには

実は宗教は、いらないのだ

 

宗派や細かい宗教的観念を突き詰めると

 

込み入ってしまう

 

その繰り返し

 

ママはやがてお家の菩提寺曹洞宗のお寺の

パパといっしょのお墓に入る

それまでは

曹洞宗に沿ってお経を上げ祈ろうと思う

 

わたしの憧れる永平寺

永平寺自体が

ひとつの完成された宗教のようだ

 

曹洞宗は仏教の中でも簡素で厳格なため

修行僧たちは

一日中、すべて細かい決まり事に従って動く

その痛々しいくらいの集中と、静かな熱が

究極の美にも映る

 

神さま

祈るなら

 

神さまは、いる

天国は

きっとある

 

そういう祈りや願いが

わたしを支える

 

 

理不尽と無情なことが

人間の力の及ばないところで

迫り来る時に

少なくとも

 

神も仏もない

という思いにはならない

 

看護師さんが

「神様は見ていますから」と言った

彼女はそれを、自分の支えにしているんだろう

 

 

生命に

命に

魂が宿るなら

神さまはいる、と思う

 

わたしの中にも

 

まだまだ、わからないというのが

本当のところ

 

ママの看取りは

今まで皆さんから聞いて来たことを要約すれば

わたしの考えていた通り

ここで

わたしひとりで

ママの魂が天国へ旅立つのを見守り

その後で、訪問や往診してもらうということになる

 

それが

突然なのか

予兆、もしくは新たな病があり

ある程度の期間を経てからなのか、は

まったくわからない

肝臓のドレナージの後に交通した開口部も閉じて

発熱は微熱程度で落ちついている

 

今日が無事に終わるしあわせ

 

それだけ

 

痛みや苦しみが少ないこと

こころが

平和なこと

 

あの病から、ママとわたしを

ここに導いてくださった

先生、看護師さん病院の皆さんのご縁は

ママの生きた道、わたしの生きて来た道と

神さまの見守りのご縁であること

 

大切にしよう…

 

人間の精神について考え、生きることについて考えると

自ずと、神のようなものを考えることになると思う

 

魂という観念

曖昧だけれど単純で、原始的で

人間にとって根源的なものに突き当たった時に

神さまのような

見えないものを思う

 

 

 

音だけで

 

魂は

慰められる

 

人間を

このように、複雑に

その精神世界をあらゆる表現によって

掘り下げさせるもの

苦悩させ

そこから、また

希望へと

導いてゆくもの

 

そういう宗教心は

人間に、生まれながらにして備わっている

と思っている

 

いま大切なことの

判断に

 

創造に

 

その支えになっているのだ

思っている

 

 

お家にいたい

 

という

ささやかな希望が

最後に

誰にでもかなうような国に

いつか、なったらいいなあ…☺️

 

 

今日は昭和の日

 

この国が戦争に至ったまでを知る

最後の天皇だった

昭和天皇のお誕生日

 

戦争の記憶を多く発信してくれていた

内海桂子師匠のTwitterの更新が途絶えてしまい

心配…☺️

 

安否を知りたい

 

 

 

自分の無事も知らせたいというなら

いまなら

お手紙かしら…?☺️

 

大切なことが

見えなかった…

 

そんな自分の時代があって

 

いま

ここに

ママと生きている

 

ありがとう

 

おそらく

とてつもなく強いわたしだ☺️と

自己暗示をかけて!!

 

自分を知ることは

とてもむずかしいけれど

 

そんな風に思って

頑張るね…

 

この風邪気味不調

コロナウイルス危機にあって

 

見えない力の

大切な言葉の

支えのおかげだと…☺️

 

 

ありがとう

 

かならず

平和な日々が来ること

 

あなたが

無事にいてくれること

 

信じて

 

祈る

今日です☺️

 

 

ありがとう

 

体調に気をつけて

 

倒れないで…☺️

 

これから

ママの処置!!

頑張れ!!わたし

 

気合いが必要

 

とりあえず

シーちゃん鳴かせて…?☺️

 

頑張る…

 

ありがとう