シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

雨のせいかな

泣いているような

雨の夜

 

遠くに

雷鳴

ちょっと怖いな

 

 

体調なかなかもどらず

ママのお世話しては

休み

 

ママのお世話しては

食べて

眠るつもりが

 

胸騒ぎのような

不安が

じわりじわりと

 

 

わたしの知らない

なじまない世界へ

引き込まれてゆくような…

 

なんだろう

お盆を過ぎた頃から…😿

 

しっかり

しっかり!!☺️と

こころに叫び

 

微熱のママと微熱のわたしの

一日は今日も終わります

あとは

ママのお着替えのお洗濯干して

 

 

内海桂子師匠が天国へ旅立ちました

 

戦争の記憶を伝えつづけてくれたこと

 

生涯現役をめざして

最後まで

芸をみがき精進する姿

肝がすわった気持ちのよい生き方

忘れない…

 

力をもらいました

 

 

偶然

もうもらえないだろう手紙

大切な女性からもらった手紙

無くしてしまった…と

後悔していた

たった一通の手紙が

 

一冊の本に

挟んであるのを

見つけました

 

古い古い

重々しい本の間に

 

 

『私ひとりの私』 石川達三

 

つらい本…

古本屋で見つけて

読めずにいた

 

文藝春秋読者賞受賞と帯にあり

 

第十三刷の一冊

その日付が

手紙をくれた女性の誕生日だった…

 

 

わたしはこうして

自分から

自分の孤独を

引っ掻いて

傷を拡げるみたいに

拡大してゆくのだろうなあ

と思う

 

誰かの前で

威勢よく

明るく笑っている自分と

 

自分からも

大切な人からも

逃げて

 

ひとりぽっちの自分と

 

どちらも

自分

 

 

ママが天国へ行ってしまったら…

 

また

考えてはいけないこと

考える

 

本当の孤独を

まだ

知らないのかもしれない

 

 

 

雨のせいにするよ…☺️

シーちゃん

 

 

孤独に耐える

つよさ

備わっているから

ひとりなのだろう

 

ひとりぽっち介護生活ができるのだろう

 

だから

 

必ず無事に

ママを天国へと

笑って見送れる☺️

 

そう伝えてくれたんだろう

その手紙を読みました

 

 

内海桂子師匠のご主人は

ゴルフ場で脳出血を起こし

入院していたということでした

 

杖をついて

悲しげな顔でした

 

 

 

天国を

信じます…☺️

 

わたしは

たどりつけないだろう天国を

信じて

 

ママと

明日も一生懸命生きるために

 

お洗濯干して

 

こまこま

うとうと

 

眠ります…☺️

 

 

 

青りんご食べた🍏

 

 

   夏の青りんご食べよう

   あのときの

   ママと食べよう

   みんなで食べよう

 

今日の短歌です…☺️

子どもか…

ママの田舎へお泊まりにゆく夏休み

ちっとも

孤独じゃなかった

 

お家では

居心地わるい孤独に苦しんだりする

変わった子どもだったわたしが 

思うに

 

ママのこころを

写していたんだろうと

わたしが

 

それで

田舎に帰省中は

ママは孤独じゃなく

わたしもしあわせになった

 

そういうことだったんだ

って

 

ママ

ありがとう

 

生きててくれて

ありがとう

 

 

 

明日はまた雨

気温が下がるって

 

温かいもの食べて

残暑の疲れを

ちょっとずつ取っていこうね☺️

 

ありがとう

 

土曜日の夜…

ゆっくり

眠れますように

 

また

明日

 

おやすみなさい