シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

笑って見つめて

がんばれ…

 

がんばれ…

 

 

昨年の今日

12月1日は

日曜日だった

 

オペラピンクの表紙の

ママノート

 

がんばれ…

 

ママがわたしに言ってた言葉

 

ママがわたしを

励ましていた…

 

 

退院から急に増えた痰の吸引

 

まだ慣れていなかった…

苦労して

 

一日に何度も引いていた

この日は夜までに4回!☺️

 

苦しいのは

ママ

大変なのはママ

 

それなのに

 

がんばれ…って

わたしに言うママ

 

 

言葉は

このあと

ひとつひとつ

消えてゆくんだけど

 

励ましは

言葉にならない

見つめる

という形になって

 

最後の最後まで

 

ずっとつづいた

 

ありがとう

ママ

 

 

ママノートは

3月3日で終わっている

それからは

カレンダーに書き込み

往診と訪問看護入浴サービスのときに

すぐに状態を伝えられるようにしていた

 

ママノートには

ママに歌っていた

お歌の歌詞が増えていき…

 

 

葬儀の予定が書き込まれ

 

戒名が書き込まれた…

 

まだ残っている余白に

何を書いたらよいかな?

ママ

 

もっと真剣に

よい短歌を詠えるように?

もっとお歌を歌う?

ママが好きなわたしの歌

 

もっと

 

 

笑って

 

見つめて

 

いっしょに…

 

 

 

 

もらった励まし

もらった勇気

わたしは生きている

 

 

いっしょに笑って

 

見つめる

しあわせと

生きてゆく☺️

 

ねえシーちゃん😼

 

 

一度は捨てようと思った綿入れの

半纏や丹前

着物と同じ仕立てで

しつけもそのままで使われていない

 

試しに

半纏をわたし流お洗濯で洗ってみた

 

思ったとおり大成功!☺️

仕立てがよいらしい

赤地に小さなビーズみたいな

黒い水玉がたくさん

そこに真っ赤な薔薇の花🌹が

ダイヤ格子のなかに区切られて

版画の花のように浮かんでいる

 

襟には黒い別珍が縫い付けられていて

小さめで

わたしにちょうどよい☺️

 

気をよくして

 

丹前も取っておくことに

さらに!

 

今日は

羽織を一枚ほどいてみた

縫い上げる順番の

逆に

 

ひたすら手鋏で

ぱちぱち

ぱちぱち

糸を引けるところも

ぱちぱち…切っては

ほどいてゆく

 

万が一

絹地が弱っていて

本縫いの絹糸に負けると

裂けてしまうおそれあり…

 

丁寧☺️

 

そしてまたわたし流お洗濯

これもだいじょうぶ!

 

形を整えて干し

アイロンかけて

スカートにしようかな?

 

 

ママのお振り袖や羽織

夢見るような

お花畑のようなお着物たち

 

どうして

姉上さまやわたしに

上げを取ったり仕立て直して

着せなかったの?

と考えた

 

姉上さまのは新しいのを仕立てていたけれど

わたしはいつもお下がりで

ママのがよかったな…って思った

 

きっと

おばあちゃんの意地悪だな😒

 

そのおかげで

ここにまだ

そのまま残っているのだから

 

リメイクしてゆこう

 

 

ちょっぴりだけど

楽しい!☺️を開始

片付けもやりつつ

 

 

   見つめ合う時は止まった

   響いてる胸のここで

   りんりんと

   ずっと

 

 

 

今日の短歌です…☺️

記憶

笑ってた

見つめてた

いっしょに…という

 

しあわせの記憶が残ります

いつも

そこから

勇気を小出しにして

生きてゆこう

と思ってます

 

 

なかなか厳しい状況から

抜け出せない今

 

今夜も

ご無事にと

 

明日に向かって

ゆっくりお休みになれるように

祈っています…

 

かならず

お元気で!☺️

 

倒れないでください!!

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

おやすみなさい