シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

白檀薫る

お彼岸のうちは

お線香を白檀にしていた

 

高貴な感じの

よい香り

 

桐箱に納められた上質なお線香

 

大切に焚いていたのだけれど

ある時

 

姉上さまが

「これネズミのオシッコのにおいするよ」 と

のたまうではないか…

 

しかし

それくらいではめげないわたし

 

それにその頃のわたしはまだ

ネズミのオシッコの臭いが

どんな臭いなのか?なんて

知らなかった!

 

二年くらい前のこと…

 

 

白檀のお線香は

いかにもお線香らしい

身のひきしまる香りがする

 

ネズミのお引っ越し騒動で

本物の悪臭を知ってからは

 

白檀とは似ても似つかぬその獣の臭いにも

あらゆる腐敗や酸化などの異臭にも

ますます敏感になった

 

鼻詰まりが起きると

相当に体調が悪い

というサインのわたし

匂いに過敏なため

洗剤もすべて無香料無添加

 

お線香も

自然の香りのものが

どきどきしなくてよい

そして

お線香らしいものがよいなあ

と思っていた

 

いつも読ませてもらっている

お寺の庵主さまのブログ

 

お線香の香りや煙が

亡き人の供養となる

という

 

本当に…

 

 

もう

してあげられること

お線香を焚いて

祈ること

 

それしかなくて

 

あとは

いつもいっしょにいるつもりで

 

楽しいこと

うれしいこと

できたこと

 

ご飯を食べるよ

 

お花を買ってきたよ

 

今日は雨だね…

 

 

まるで

ここに生きているように

 

そうして

生きていて

 

支えてもらっている

と思う

 

 

気持ちを

一掃し

平らかにして

 

清々しく

一日を始めるため

 

お線香の香りは

供養であるし

 

生きてゆくわたしへの

応援でもあって

 

パパママご先祖さまからの

静かな言葉のようだ…

 

 

こころが弱り

気持ちが

しっかりしてこない時

 

お線香をあげて 

お経をあげて

 

しばらく

お線香が燻らす煙を追う

一日

何度もそうして

ようやく

 

気持ちがしずまることも

 

それでもかなしくて

 

仏壇の前に

泣いていることも

 

 

パパとママが

生活していたこのお家

生きて

笑ったり

 

怒ったり!

喧嘩したり

 

わかったのは

 

気持ちの切り替え

そこのところが

パパもママも

二人とも

 

とんでもなく

へたくそだったかも…😿

 

苦しみを

もしかしたら

恨みにして?

後生大事に囲い込んだのかも…

 

 

かなしみも苦しみも

人生にはたくさんあって

 

いくつもいくつも

追いかけてくるみたいで

でも

やっぱり

生きてゆくことは

 

今日生きていることは

いままでの自分がいて

こうして考えられて

こうしてここに

 

導かれて

ここで生きているのだから

 

 

すべては

必要なこと

 

 

ありがとう

 

白檀

まだ微かに

 

静かに

薫っています…☺️

 

 

 

   捨て果つる

   木の家の精の歎息よ

   震へるやふな

   春の夜の雨

 

 

今日の短歌です…☺️

 

ありがとう

 

寒いんだけど

もう春

気持ちが…はやる

のに

今日も

もの捨て準備していた…

 

素敵なもの発掘!☺️

バブリーな?ピエロみたい衿の上衣

cotton なので

買い物や歩く時に着られそう

ピエロを

ギューーッ!と

引き絞ります…😣

 

なんか

ヘンテコな紐ついている…

 

 

軽くなりたいです

重圧から逃れて

 

気持ちを

ほぐしてくれるお線香

よいよ…😿

 

 

今夜

いかがですか?

 

一日の終わり

こころが少しでも

あかるく軽くありますように

明日を信じて

 

ゆっくり

お休みになれますように!

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

おやすみなさい