シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

受け入れる

親が亡くなってしまったという

いまになって

 

病や食事栄養

緩和ケアに関する本を

少しずつ読んでいる

 

 

コロナのさなか

もうすぐオリンピックに突入する

大雨の被害があり

 

避難しなくてはならない人たちもいて

 

胸が痛くて

 

 

雨が降って

気温が低い

湿度は高い

 

治まらないアレルギー

おかしな体調

食欲がなくても

食べる

カロリー源の油脂

ナッツ多め

 

 

きれいな器を選ぶ

小さめのを

彩りよく

 

朱塗りの丸盆に

うつくしく並べ

 

黄色いお花の箸置きに

赤い唐塗りのお箸で

 

仏間で

静かに食べる

 

 

本を読み始めて

気がついたことがある

 

パパの点滴を外す

その決断の時と

 

ママの経鼻胃管の栄養を

中止する時とでは

まったく

状況が違っていて

 

 

どちらも

ひとりだったけれど

 

こころが

とても傷ついていたのだ…

 

わかっていたけれど

 

認めたくなくて

 

受け入れられなくて

 

 

そのまま

自分の不調も

無視して

放置して

 

世を疎む

厭世に囚われ

 

そのことさえ

知らぬふりをしていた…

 

コロナにあって

たくさんの医療者の人たちが

今日を大切に生きよと言っている

 

明日を悩むのではなく

 

あなたの

大切な人との時間

今日という日を

大切に生きよ

 

 

ひとりならば

 

せめては

苦しくてつらくて

なにも手につかないような

とりわけ

朝の

 

沈み込むような

絶望に襲われたとしても

 

そんな

脆さも

受け入れて

 

だいじょうぶ…

今日は

生きてるよ…

 

起きられて

ご飯も食べれるよ…☺️

 

がんばれ

がんばれ…

ありがとう

ありがとう

 

って

 

そう自分に言う

そうやって

 

お祈りして

 

ひとつひとつ器を選んで

きれいに並べて

食べる

 

食べて生きること

食べないならば

 

死にゆく

という摂理

 

生死を

おおよそ

決めることは

簡単かもしれない

 

見守ることが

苦しい

 

受け入れることが

 

でも

 

経鼻胃管による

強制栄養という

 

ママの立場になって考えても

強制する酷さを

管のある気持ち悪さを

詫びながらだったけれども

 

救われた

 

ママも

わたしも

 

きっと

 

食べないなら終わりでいい

と言っていた弟も

治ることに

希望をかけていた姉上さまも

 

救われた…

 

ありがとう…

 

 

 

傷ついたこころは

 

解きほぐしてやろう…

本を読み終わるまでに

 

お家を

きれいにするまでに

 

 

ここからは

何が起きても

 

受け入れる

 

長く生きられる要素

もともとないもんね

シーちゃん

 

 

自分のためになるだろうし

終末の本

読もう…

 

 

   母ひたに

   食むは生きると説き給ふ

   苦しみに堪へし

   厨の背に

 

 

今日の短歌です…☺️

 

ありがとう

 

あいかわらず

イカ🍉が食べたい…

どうしてこんなに好きなんだろう

イカ

 

イカをカットして

盛りつけたら

絶対にきれい!✨

器使って

食べたい…😆

 

 

買いにゆこう

お花と

トマト🍅と!

 

 

胡麻豆腐も作ろう☺️

葛は使わないオリジナルなのだ

 

 

元気でゆこう

元気にいてね…

食べて

 

生きるのだ

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

おやすみなさい