シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

始まり

片付けの

発端

始まりは

 

末期の胃がんが発覚したパパが

在宅療養を希望したために

 

お家で死んだら警察が入る!

 

という

姉上さま情報で

 

姉上さまから

衣装部屋??

……うーん苦しいな

 

やはり魔窟だ…

 

片付け頼まれ

それからのこと

 

その後 

パパは療養型病床入院となり

パパからは

パパの魔窟ママのお部屋の片付け

頼まれて…

 

最初に姉弟三人が集合した時

お家は魔窟ブロック?のお化け屋敷??

さながらで

 

かろうじて

お布団敷ける一部屋に

ぎりぎり二組のお布団敷いてあり

 

わたしと弟は

その部屋で

いっしょに寝起きしたのだった…😣

 

パパママのこれからのこと

わたしは

自分のこれからのこと…

 

 

苦しかった…

 

 

あなたはいつ親孝行するの?

 

この言葉

死ぬまで

背負うんだろうな…

 

ママも天国へ行き

パパもいない

わたしは

 

親孝行

できなかったよ…

姉上さま

ごめん

パパも

ママも

 

ママのお世話

最後にさせてもらえた

という

しあわせだけが

 

かすかな

たよりない

救いだ…

 

ありがとう

 

 

新盆なのに

お盆なのに

仏間と居間を開け放しておけない

また

元通りのカビ臭い仏間になってる

 

体調が

怪しくてもお盆にはお墓参り

早朝から出かける

 

猛暑日にお墓参りした

姉上さまの気持ちも

 

こういう型通りの

世間並の律儀さ

ママから…

 

 

仏間の畳裏と荒床のカビ取り

間に合わせられなかったの

ごめんねママ

 

パパママは

したことなかったけれど…

 

 

ママの介護部屋とすると決まった居間を

隣の仏間からカビ胞子が流れてきたら大変!

頑張った

 

死にそうになって

頑張った

 

キリで畳をおこして

立て掛けてアルコール消毒

何度も

何度も繰り返し

 

喉頭浮腫になって

喉風邪も引いて…

 

おもしろい声になったね

 

またやろう

この体調がもう少し

回復したらね

シーちゃん

 

 

お寺の通りに

出店が出ていて

花火屋さんだった

 

つつつ…と

そーっと

近づいて

通りすぎざまに

 

線香花火を

ちらり…

 

お値段4百円🎇

 

あきらめた…😿

ひとりで花火する

勇気もない

 

 

片付け

いまは早くしなくちゃ!

と焦っている

今度は

わたしが死体で発見された時の

警察入る!

って

ための片付けでもある

 

ウイルスの流れは

これからだろう…

都市部の野戦病院状態

なんとか

打開策が見つかってほしい…

 

暗くて重いニュース

暴力的ニュース

深くは

読まないことにした

 

タイトルだけで

わかる…

 

 

楽しいこと

明るいこと

だったはずの片付け

 

思い出せ… 

 

苦しかったけど

 

畳裏や荒床の消毒していた時

確かに

希望に向かってた

 

ママに

お家に帰るよ~!☺️

って

 

 

パパも

ママもお家

わたしもお家に帰ったんだ

だから

 

警察対策だけれど

楽しく

希望に向かって

 

いつ何があっても大丈夫!

ってとこまで

頑張ろう

 

そう

決めたんだから

 

こころは

そうしたいんだから

 

 

   さやうなら

   昨日のわたしよ

   泣きくれし母のため父のため

   笑へ

 

 

今日の短歌です…ありがとう

 

低体温になってしまい

37度あるだけで

しんどい…

 

これからパラリンピック

無事に乗りこえられますように…

 

今日が平和に

無事に終われるように

祈ります

明日に

つながるように

 

 

ありがとう

 

また

明日

おやすみなさい