シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

共に

多感なる少女時代

不本意入学によって

キリスト教教育を受けた

強いられた

言ったらよいのか

 

教会へもゆかねばならない

 

紙一枚を

文章をつなげ

文字で埋め尽くさなくては

点数を貰えない

宗教の試験もあった

 

びっしりと隙間なく埋め

全問回答した答案用紙を見ても

満足感はなく

 

ふと見上げた 

空が

 

とても青くて

 

急に

むなしくなって

 

おもむろに

 

消しゴムで

白抜きするように

びっしりの文字を消しながら

 

白抜きの文字を

浮かび上がらせた

 

そのまま

用紙は回収された

 

 

今となっては

何という文字を白抜きしたのか?

記憶にない

 

 

当時のわたしは

男の子みたいな頭して

みんながぞろりと長いスカートをはいてるのに

 

スコットランドヤードのつもりの

短い丈に

校則違反の紺色の長いソックスで

 

punk?

だったね

臆病な

 

 

影響を受けたのは

内村鑑三

 

無教会主義や

多くの惹かれる点に

共鳴した

 

 

野の花のように生きる

 

 

おじいちゃんの突然の

納得のいかない死から

どこか憂鬱な

無邪気さの裏打ちは涙のような子どもで

 

いつも

生きることの意味を

考えていた

 

 

コロナの時代になり

いつどのようになっても不思議でない

とおもうと

 

ママのお世話を

在宅でさせてもらえた

そのことが

 

その道すじが

夢のように

 

奇蹟のようにおもわれる

そこに

導いてもらう前に

 

いちばん最初に忘れられたはずのわたしは

しっかり思い出してもらい

 

はっきりと

名前を呼んでもらえた

 

 

人間は

小さい小さいしあわせと

生きている

 

わたしのこれまでの人生に

あれほどの

しあわせがあっただろうか

 

 

孤独も

もしかしたら孤独死

こわくはなくなる

 

安心して

死んでゆこう

その準備のために

 

姉上さまへの恩返しのために

ここを

片付けて

 

いらないもの始末を

心残りのないように

整然として

清浄な空気の流れるお家にしよう

そうおもえる

 

 

共に生きる人は

いないけれど

 

ここに導いてくれた

えにしがあって

それは

大きな支えになった

 

 

共鳴し

重いことも

打ち明けられて

 

いっしょに

笑い飛ばせる

しあわせ

 

その

記憶と

 

この苦しい時代

共に

それぞれの人生を生きているというおもい

 

 

守られている

とおもう

 

ささやかな

わたしの

しあわせ

 

 

ありがとう

 

 

   やさしさと

   おろかさとむごさあわせもつ

   人とふもの

   愛するわれは

 

 

今日の短歌です…ありがとう

 

 

不安な

苦しい時がつづき

 

無事に

かならず

無事に

 

祈ります…

 

 

微熱の夜

アイスクリームが食べたかった!

でも

 

甘いもの

やめたのだ🙅

ねシーちゃん…

 

わたしには

 

姉上さまのような

わたしのような

弟のような…

子どもはおろか

 

誰もいないんだから…

 

 

清浄な場所を

清浄なこころを

めざします…

 

ここで

 

よく眠れますように☺️

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

おやすみなさい