シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

歩こう

もう膝掛けかけている

 

こないだの

フェイスタオルの

腹巻き??あてて

 

それなのに…

ちくちく?

きり…?

なんか

 

ひきつる

お腹

痛みまでは

いかない

 

 

歩いた

夕暮れの

半分怪しい空の下

鳴りそうな雲…

 

細いお月さまを見ながら

 

三時間くらい

 

以前は

歩くよ!って日は

 

ナッツとレーズン食べながら

一日中

歩いてた

 

月に二回ほど

これをつづけると

体力

とりわけ

持久力がつく

 

だんだん楽になった

 

ママが施設にいた頃は

片道6キロ以上を歩いて

帰りは

さらに寄り道して

 

神社をお参りして

古本屋さんに寄り

 

ホームセンターを覗いて

また

歩いて帰る

 

入院した時も

往復歩いて通った

お弁当と手作りクッキー持って!

 

夜はクッキーと

きな粉入りココアで

 

ママが

眠るまで

いっしょに

 

窓の外の

季節の変わりゆくのを

きれいだねーと

飽きずに眺めた

毎日

 

毎日

 

 

 

お家の介護になって

ほとんど歩かなくなって…

 

 

今夜は

帰り道に

ママの入院の時の

 

明日

また

会えるのかなあ?

明日は

やってきてくれるのかなあ…

 

とぼとぼ歩いた

あの頃の

こころ

 

なぞるように

 

 

おんなじ風景も

においも

 

焼きつけるみたいに見て

 

深呼吸して

 

帰ってきた

 

 

古いお家の秋

しずか…

 

ここのところ

静寂

音楽もない

 

ラジオはニュース

時々

 

 

冬に向かって

介護中ほったらかしにした

家中の細かいところのお掃除も

 

片付けもの捨てと

並行して

やってゆく作戦

 

 

何しろ古いので…

あちこち

がたがきて

応急処置みたいなことするのに

いろんな材料を買ってきた

 

怖かったのは…

 

隣に

大声で長電話している男性いて

マスク無し

正確には顎にかけていて…

 

やり過ごそうと

ぐるぐる売り場まわっては

もどり

 

まわっては

もどり…

ずーっと大声

ずーっとマスク無し

 

 

みんな

困って

いなくなったけれど…

 

わたしには

どうしても必要だから

ちょっと

空気かきまわすみたいな

へんな手振りしながら

必死になって

 

目当てのもの

あらかた揃えた…

電話

終わっても

 

マスクは顎だった…

 

 

生命力に

期待するしかないなあ…

シーちゃん

 

虫の声もない

 

また

秋がきたよ

ママ

 

 

   声あぐるも

   かなはぬいのち

   踏まぬやう

   くさむら飛んでゆく遊歩道

 

 

今日の短歌です…ありがとう☺️

 

ぴょんぴょん

石から石へ

飛んだ

虫たち…

 

きっと

生きてるから

 

 

踵に刺激!

素足みたいなペタンコのスニーカーで

 

がんばれー…

って

 

しょんぼりだけど…

 

アレルギーもがんばっちゃってるけれど…😿

 

脈飛びも息切れもきたんだけれど

 

 

歩くんだ

また

日光アレルギーもひどいけど…

 

歩こう

 

 

抱き枕計画もあった!☺️

今夜は

リボンで

くるくる薄掛けを

ところどころ結んで

 

抱っこして

眠ってみます…

 

ありがとう

 

 

生命力が

たかまるように!

 

今夜も

無事にいてください

かならず!

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

おやすみなさい