細胞の
たったひとつの
傷みが
やがて
感知できる痛みとなったり
異変として
病として
あらわれて
さらに
見つかるまでに
たいへんな
時間がかかるみたいに
こころにうけた傷
うまく
上手に治せなくて
自然にも
治らなくて
こころは
まあまあ
覗いて見つめることも
できるから
少しの手当て
自分でしたり
時には
こころやさしい人が
ごく稀に
突発的に
あらわれてくれたりして
共感
という
特効薬を
塗ってくれたりして…
そんなこと
ほとんどないけれど
孤独なわたしには
誰かに
おもい
伝えたりする機会
日常にない
共感してもらったり
ただ
聴いてもらうこともない
できない
一日
誰とも会話しない
が
普通で
体質や体調のために
長年つづけている
風変わりな生きざまゆえに
日常を理解してもらうことも
なかなか困難だったりもする
自分で
自分の傷を
治そうとして
もがきながら生きてる
生きてきた
すべての病を
見つけて
治癒させることは
不可能だ
小さな細胞の情報伝達が
うまくゆかず
やがて
病になるように
こころの傷
けっこうな痛みになってきたのかなあ…
と
自分の精神の疲弊
消耗に
気がつき始めた…
体調が
鼻水やら鼻づまりやら
いつもなら
風邪！
たいしたことない
って
ぐんぐん
たくさん動けるはずが
このところ
動けなくて
今日は
完全にダウンした
頭痛から
吐き気も起きた朝
甘くない生姜湯でおさまってくれたので
食べるだけは食べられた
体力ないとき
できること…と
また
お洗濯をしてた
砦崩し
からの大物洗いだ
なぜか…
煙草臭くて🚬
倒れそうなのだ
なんで？？
パパママ禁煙後かなりの年数経過し
もう亡くなったというのに！
いったい
いつの時代から
時が止まっているのだろう…？
化学物質過敏症の原因は
その始まりは
パパママからの副流煙との見立てだった
赤ちゃんのときから…😣
こんなときに
浮かんでしまう
小さいけれど
消えない傷…
病で介護が必要になった
親二人が
まるで
厄介者みたいな
いらないものみたいな
そんな空気を
たくさんの場面で感じて
こころは
どんどん傷んだ…
自分のできることは
ほんのわずかで
生きている意味
見失って
生きてゆく希望を
抱けなくなってゆく
能力の足らない自分は
自分の居場所と
離れた親の介護の
両方を
かなえ
守ることは
もとより
不可能だった
大切なもの
何か
まったく
わからなくなった
いまも…？
大切なものは
何かなあ…
シーちゃん
お家で介護をするにも
その始まりも
途中も
ほとんど
誰の共感もなくて
できっこない…と
冷ややかに
ある看護師さんには
いい人ぶらないで！
とか
あなた以外の家族の人たちには
お母さんより
もっと大切なものがあるの！
とか
あなたはかならず
お母さんを虐待するよ！
とか…
初対面で
激しく
言い放たれたその言葉に
絶望は
深まった
ママばかりか
わたしも
いらないものか…
とおもわされた
そこから
始まった介護だった
終わったのに…
もうすぐ
一周忌なのに
悪夢に見るんだ
わかってほしくて
声をあげようとして
声が
出ない夢だ
傷を
治さなくては…
動けない
生きられない…
ささくれを
ひろげて棘は隠れをり
傷は根を張る
彼岸花咲く
今日の短歌です…ありがとう
ひとりと二匹のアパートを
思い出したりする
もう
猫は飼えないから
古いけれど
しっかりした建物で
玄関も扉で仕切られていて
日当たりよい
猫飼うのに
うってつけの部屋だったなあ…
夢は
かなわなかったけれど…
明日は
誰にも
わからないからね…
限界が来るまで
お家か？
わたしか？？
どっちも…
なんとか
ふんばれ…☺️
明日は
少し元気になりたいなあ…
あの
激しい看護師さんも
助けてくれた
こころやさしい人も…
みんな
みんな
無事にいてほしい
お元気で…って
祈る
祈っている
傷も病も
激しい人も
やさしい人も…
ひとつでも
ひとりでも欠けたら
なかったかもしれない
いま
いなかったかもしれない自分
だから…
ありがとう
今夜も無事に
生きててください
ありがとう☺️
また
明日
おやすみなさい
