シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

勇気を

夜になって

雨が降りだした

 

今日は

風邪の引きはじめみたいな

 

いつもの

体調不良

 

鼻水が止まらない

 

 

大好きな方の

お母さま

天国へ旅立たれたと

ブログの記事で知った

 

最期も

なごやかに

皆さんで看取られたと

 

涙が流れた…

 

パパの最期を

おもった

 

ママの最期は…

 

 

ひとりぽっちにして

ごめん…

 

 

天国で

みんなで

 

安らかにいてください

 

それから

しばらくは

ゆっくり

お休みになれたら

おもっています

 

 

 

ママの介護の始まりには

わたしには

 

勇気と

裏付けもない

自信のようなもの

だけがあった気がする

 

「みんなを巻き込んで!」

という

先生の言葉とともに

 

看護師さんたちに

何でも教えていただいて

 

姉上さまに

在宅介護の許しを得た

 

犠牲

という言葉に

悩んだりもした

 

 

ママの犠牲になる

とわたしがおもうのなら

在宅介護はしてはいけない

という

 

姉上さまの言葉

 

ママが悲しむよ

 

ママが…

 

 

ママの最後の時を

いっしょにいたかった

というだけだったかなあ

 

 

今夜は

具合がわるくて

よく考えられないけれど

 

生きてる

言える

ここがあって

 

よかった

おもう…

 

 

ママと

一日

一日

いっしょに生きて

 

一日

一日

ともに死んでゆくような

 

不思議な

同化する時間を

過ごした一年は

 

ふたりいる

しあわせ

 

ふたりいるがゆえに

ひとりよりも

 

さらに

深い孤独

怯えた

 

 

せめて

天寿をまっとう

老衰

といえるような

 

おだやかな

しずかな

その時

 

祈った

見守った

 

でも

それは

 

自分のため…

だったから

 

かなえられられず…

 

 

 

逃げているなあ

わたし

生きることから

 

現実から

 

自分から

 

 

いのちから

 

しあわせから

 

 

真実から…

 

 

逃げるところなんて

どこにもないのになあ…

 

孤独は

いまに始まったことでもなく

 

ひとりの

わたし

 

しっかり

生きてゆかなくちゃいけないのに

 

 

ママが

天国で

かなしまないように…

 

 

ママの人生は

たくさんの

かなしみとあって

 

それでも

がんばって生きてくれた

 

 

ありがとう…

 

 

勇気をください

もう

天国のひとたち…

 

勇気を

明日に向かう

勇気

 

 

 

苦しめてしまったかもしれない

というおもい

 

いまだに

とらわれている

 

けれど

それも

自分の利のための

 

濁った願いだったのだなあ…

きっと

 

 

雨が降ってる

明日も

 

 

とにかく

眠ろう

 

ずっと

這いつくばって

片付けしている

 

捨てることで

 

きれいな空間

澄んだ空気

警察も怖くない?

そんな

 

清々しい

居場所を求めて

 

這いつくばって

這いつくばって…

 

捨てて

捨ててきたんだ

 

ただひとつ

勇気のために

 

混沌に

後ろ髪引かれない

勇気りんりん!

のために…

 

 

今日はダウン

 

弱いなあ…

 

眠るよ

シーちゃん

 

眠ろう…

 

 

秋に

そして

冬にむかってゆく

 

元気に

無事に

 

明日へ

 

勇気と

むかってゆけるように

 

 

今夜も無事に終わり

ゆっくり

休めますように

 

祈ります

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

おやすみなさい