シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

うつくしく

パパにも

ママにも

 

姉上さまにも

 

それぞれのお部屋や

 

物置スペースや衣装部屋や

もろもろ…

 

片付けて…

という

依頼をされた

 

パパママの場合は

しきりと

懇願するというような

 

哀切をおびたものだった

どちらも

 

病にあってからの

言葉だったから…

 

引き受けて

ずっと片付けしてる…😣

 

 

何段階にも

その都度その都度

こま切れで片付けてきて

 

最後の砦は

姉上さまのお部屋

それから

物置部屋になってしまったパパのお部屋

それから…

 

 

わたしのお部屋

 

ママの介護に使った大量の

タオルや寝具や衣類も

まだ

捨て切れずにいて

 

 

いちばん

うつくしいこころであるためには

 

整然とした

よい空気が流れるところに住むこと

 

それを

知らせてくれたのは

パパであり

ママであったのに

 

いつのまにか

 

ものにまみれて

収拾つかなくなってしまったのだなあ…

 

 

うつくしいこころ

底には

 

死を見つめる

覚悟が必要らしい

 

 

生死を

おもわず生きてはこれなかったくせに

覚悟

足りないのだ

シーちゃん…😿

 

 

瀬戸内寂聴さん

生きながら死ぬこと

と言って

尼僧さまになった

 

自殺なんて

つまらないじゃない!

と言って…

 

ということは

 

死にたかったのだなあ…

その時は

 

 

お釈迦様の言葉を

聴きたい

わたしも

 

 

仏間で

大好きなボタンを始末した

たくさん集まってしまって…

 

ざざっ!って

みんな捨ててもよいのだけれど…

 

ボタンは

集めたらしあわせになれる

っていう言い伝えもあるし

 

ボタンが好き…☺️

ちいさくて

かわいい

 

高価な価値あるもの

ひとつもないから

 

残ったら

わたし死んだら

すぐ捨てられるくらいにした

 

 

明日なんて

ないかもしれないのに

 

ちいさい

ちいさいことしないと

 

どこも

少しも

きれいに近づいてくれない

うつくしくならない

 

 

うつくしく

 

言うは易し…

 

 

ながく

生きることがよいこと

ではない

 

うつくしさの底である

覚悟をもって

 

自分をもって

生きることなんだなあ…

今日を

 

 

雨の音

聴くように

 

いつも

やさしい言葉

聴いている

この胸にある

消えない言葉

 

 

支えられた

覚悟をもらった

言葉

 

ありがとう

 

 

 

やさしい雨の夜

どうか

今夜も

かならず無事に…☺️

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

おやすみなさい