シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

言えない

鳴く声を

 

か弱く

小さな

やさしい鳴き声を

 

その生涯に

何度聞いたかなあ…

 

 

ほっそりとした

逆三角形のお顔

白黒のぶち猫

 

ぶち模様がちょうど

おかっぱ頭!

 

お鼻には

片っ方だけチョビヒゲ

なのに

 

女の子??

って聞かれる

いつも

 

いつまでも

子どもみたいで

 

わたしの愛する

いちばん最後の猫

 

おもうだけで

涙がわいてくる

 

今日はその猫の命日

もう

ずいぶんと時が過ぎて

 

可愛かってくれたパパもママも

みんな

天国へ行った

 

 

パパを生んだおばあちゃんの

月命日で

 

それから今日は

奈良美智さんのお誕生日かあ…

Twitterを覗いたら…☺️

 

お昼間に焼酎?

誕生日だから??

おめでとう…💧

 

 

 

お経…

早朝

まだ暗くに唱えて

 

雪が降っていたね

シーちゃん

 

 

お経がその日の

唯一の!

発声

という日常の

孤独

 

これ

普通

でも

 

無言の行があるくらいだから…😒

 

 

友人

親友

と認め合える人が

相次いで亡くなった

 

猫も死んで

 

 

それから

ママに小さな異変が起きてきて

 

パパは病を見つけられずにいて

 

 

見つかってからは

 

濁流に

飲まれるように…

 

いま

ここ…

 

 

お経をおぼえて唱える人なんかに

なるつもり

まったく

 

ぜんっぜん!!

なかったんだけど…

むしろ

なりたくない?部類??

なんて…

 

ごめんなさい🙏

無教会主義のキリスト教

勉強したり

内村鑑三

迷っていたから

 

苦しくて…

 

 

苦しみに

飲まれて

 

ニコチンもカフェインも

アルコールも摂取しないわたしが

 

ささやかに

密かなお薬みたいに食べてた

チョコレート🍫

ポリフェノールとかじゃない

甘い安いチョコレートを

 

砂糖中毒!って弟が言った

パパを介護中のことだ

 

みんなが

イライラしてて…

まるで

タタカイみたいで

苦しくて

 

中毒なら

やめようって

やめた

 

お菓子も

お砂糖もやめた

 

なに

やめても

 

人間は

人間であること

やめられない

だから

苦しい

 

戦争は

人間を

人間でなくしてしまうんだ

って

わかった

 

これまでも読んで

理解していた気持ちになっていたけれど

 

フランクル

精神科医としての視点から

明らかにされ詳細に書かれた『夜と霧』

(収容所での彼はそのほとんどを土工として働かされたのだが…)

読んでいて

 

 

自分が

いまだに

誰にも伝えられない

苦しみの中にいること

 

その闇から

ほんの少しでも

自分を

引き上げてやるための

リテラシーのように

 

いつのまにか

お経を

おぼえて

 

ひとりぽっちの

苦しみの闇を

抜けるため

 

生きるため

 

唱えているのかなあ…

って

おもえた

 

まわりに

こんなことする人間もいなければ

 

こんなことしてる人間を

こころよくとらえてくれる人間

ましてや

理解してくれる人間

いない…

 

 

わたしだって

こんな自分になると

おもったこともなくて…

 

 

ママがいない

天国にいるのだ

 

天国を

信じないことには

愛を

信じないことには

 

生きてゆけない

 

 

あと少しで

読み終える『夜と霧』

 

突然の冷え込みに

へこたれてた

それでも

読み進められた

 

 

生きていてよいのか…

わたし

フランクル先生…

 

清らかに

生き延びてくれて

 

ありがとう

 

 

病や死や

失業や…

 

喪失の

苦しみにある人に

どこまでも

人間は

人間で

 

その

やさしさと

愛に

助けられるのだ

 

おしえてくれてる

 

ありがとう…

 

 

チョビヒゲの猫

おかっぱ

なでてやりたいなあ…😿

 

鳴かない猫

賢い猫

 

ありがとう

 

 

 

冬になって

とにかく

体調をくずさないように

 

倒れないで

無事に

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

おやすみなさい