シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

青くても

ブルーハーツ

クロマニヨンズとなったときも

 

 

クイーンのフレディー・マーキュリーが

私生活を語り始まったときも

 

デヴィッド・ボウイが死んだ

ってニュース

聞いたときも

 

 

ひとつ

ひとつ

 

なにか

消えてってるの

 

気づいてないふりしていた

自分に

 

ひきもどされた

 

うつろなおもいがした

 

 

永遠はないなあ…

 

永遠のうた

聴きたいなあ…

 

音楽も

クラシックになってった

それも

聴かなくなった…

 

 

青いんだ…

 

けど

永遠はないんだ

 

永遠はなくても

青くても

 

生きてゆかなくちゃいけないんだ

 

 

無駄はない

って

人生には無駄なこと

ひとつもないんだ

って

 

生涯の

もっともおしまいに

いちばん苦しいときに

 

わたしに

言ってくれたパパ

あのときは

 

まだ

そんなパパのきもち

パパの本当のつよさ

 

その

ありふれた言葉

語られるべきときに

語るべき人に語られたなら

初めて

意味を成す

という

 

当たり前のこと

 

わからなかった

気づいていなかった

 

 

苦しみは

 

自分

という発生源の

 

ありようによって

 

ひずみ

ゆがみ

 

よどむ

 

苦しみにあったパパと

ふたりぽっちで過ごした多くの時間

フィルターのように

 

重なって

重なって

そのたび

 

とりかえて

手当てしてきたらしい

 

透過して

うつくしくなって

 

本当のパパが

本来のつよさを

全身全霊でくれた

それはもう

 

燃え尽きながらの

ほがらかさ

 

のどかさ

 

 

不思議が

 

ありがたいことが

起きる

ってこと

 

人間は

すごい

ってこと

 

見せつけられた

 

 

家族がいた

にぎやかな幸福にあふれてた

ここに

 

ひとり…

 

でも

 

いっしょに生きてて

 

自分こそが無駄?

とか

姉上さまに迷惑かけて生きていて…

とか

 

punksの風上にも置けぬ

あってならぬ

鬱積が

 

自ら

力業で

ねじ曲げてしまった

もはや

すでに別物の

 

一方的な苦しみが

 

押し寄せるとき

 

わたしのこころに

パパは

いない

 

仏さまもいない

 

それどころか

 

考えてるはずの

自分さえ

いない

 

いつも

わたしを見ててくれる

もうひとりのわたし

どっかに隠れる

 

 

それを

気づかせてくれる

大切な

お守りの

 

呪文の

言葉になった

 

 

たくさん

たくさんの

そんな

呪文の言葉がある!☺️

 

みんな

パパとママの病

介護とお見送りを経て

さずかった言葉だ

 

 

ありがとう

 

ありがとう

 

 

ありがとうって

暮らそう

 

生きてこう

シーちゃん

 

 

脈飛び

おさまらなくて

 

お腹のドでかい動脈や

 

心臓の

何本かの血管の

あるところ

その主張

 

ものすごく…

 

一日

雪片付けしては

着替えて

食べて

 

休んで…💫

 

また

くりかえし

 

終わった

 

 

それを

無駄って言わない

自分を

無駄って言わない

 

生きてること

 

ありがたいこと

不思議なことって

 

小さな子どもの頃から

知ってる

おじいちゃんの

突然の死によって

 

なかなか

成長できてこなかった

かなしくて

 

せつなくて

いつまでも

さみしくて

 

 

けど

ようやく

 

ようやく

 

ここにも

いっしょにいるんだ

 

いつもそう祈ってきたけれど

ようやく

 

そんな

不思議だけれど

ありふれてる気配

たとえば

 

あの

少し緊張するような

毎日の祈り

 

年末の

新年の

儀式を

その仕度を

 

パパママが神妙に

慎重に整え

神仏に

祈っていた

そのおもいが

 

ここに

あること

感ぜられるようになった

 

青くても

生きてきた

 

生きてく

 

生きてこう

 

今日も

生きていて…

 

無駄

なんて

ないんだって…☺️

 

 

ありがとう

 

 

どきどき

ふーふーしながら

 

一日おわり

 

ありがとう…☺️

 

 

あと一日の今年

けど

 

人生はつづくよ

 

つづく

って

祈ろう

 

 

信じよう

 

自分のちから

信じよう

 

こころの

魂の

ちから

その不思議な

ありがたい

ちから

 

生きていたなら

どんなに

苦しくて

 

むなしくて

さみしくても

 

生きて生きて

生き抜こうとしたなら

 

あるよ

かならず

 

ない人はいないよ

きっと

断言できる

 

あの

パパにもあったんだから

ねえ

パパ

 

ありがとう

 

 

一日の終わりには

ありがとうが

いっぱい

 

ありがとう

 

呪文の言葉くれたこと

 

支えてくれたこと

 

支えてもらったこと

 

支えてもらってること

 

一日

生きて

 

一年

生きてきたこと

 

 

いま

生きてること!☺️

 

 

ありがとう

 

やさしい人になりたいなあ

わたしも

 

青くても…

 

 

なんとかなるさ

って

 

生きてこられた

 

ありがとう…

 

 

 

静か

そして

救急車…

 

 

無事と

平和と

 

こころにも

からだにも

ありますように

 

ゆっくり

眠れていますように

 

明日を

待てる

やさしい夜になりますように☺️

 

祈ります

 

かならず

かならず

無事に…

 

ありがとう

 

 

 

また

明日

 

おやすみなさい