(もう…終われ…)
って
合図みたいな
ごうごうごう…
ひるひるひる…
こわい風!
お尻から
あおられた!
ひゃっっ…😣
やめやめ
やめますーー
と
雪
最後の
ひとすくい積み上げたら
また
救急車
ああ…
と
祈って
見送ろうと静止し
道なりに
ゆっくりと
曲がってゆく救急車と
すれ違ったとき
甲高い
泣き叫ぶような声
ゆっくり
遠のいてゆく…
救急車って
外に
声がもれるの?
シーちゃん…😿
いきなり
いきなり
こみ上げた…
ママが
救急車で運ばれたとき
パパ
姉上さま
どんなに心配だったろう
心細かったろう
あの
一報から
いま
ここ
ひとりの夜
の
地吹雪
あれから
死
は
ふたたび近くなって
おじいちゃんの死に
泣いて暮らした小さい自分も
愛する友人たちとの
早すぎる別れも
その
絶望も
日常の
苦しみ
自分ばかりの
貧しいこころに
飲まれて
どこかで
覆いをかけて生きてたわたし
しっかり見た
恥じた…
人は死ぬなあ…
かならず
いのちは
終わるんだなあ
だから
必死に
生きてるんだ
って
当たり前のこと
なのに
まにあうように
まにあうように
って…
ママ
パパ
に
会いたい
いっしょにいたい
そばに
いたい
とりつかれた
子どもに
もどった
いや
わたしは子どものまんまだった
って
気づいた
人が生まれること
死んでゆくこと
生きてる今日は
今日だけ
いまだけ
愚かだけど
限りが見えて
ただ
いっしょにいたかった
しばらく
空虚に暮らした
右往左往して
泣くことも
忘れた…
介護
させてもらったけれど
何一つ
親孝行はできなかった
これから
何の役に立たない人生でも
誰に愛されることもなくても
パパママと
いっしょにいた時間のように
一瞬
一瞬
かみしめて
つなげて
積み上げて
生きてくんだ
誰かがみなくちゃいけない
と
往診の先生や看護師さん
言ってたけれど
誰か
が
いなくても
ひとりぽっちの患者さんも
病院の先生や
スタッフの皆さんが
なるべく
お看取り
まにあうように
がんばってくれてることも
パパやママの入院で知った
ありがとう…
ひとりぽっち
生きてくには
今日
やれることやって
今日を生きる
明日のことなんて
心配しない
だって
今日
精一杯…
どこまでも
ひとり
毎日
自分と生きる
できなくなること
と
死んじゃうこと
は
つながってるらしい
って
自分が
自分に
毎日
おしえてくれてるみたい
わかる…
わかってる
ごめんよ
無理してきたかなあ
聞こえないふりして
気持ちは
こころは
ちょっとずつ
どうしてか
おだやかになる
って
おしえてくれてて
ありがとう
救急車の患者さん
家族さん
落ちついて
手を握って
いっしょに
夜を過ごしていたらいいなあ…
見守って…!☺️
お願い
お正月は…
天国の友と
ふたりのお正月が
せつない
消えない
たのしいお正月
ずっと
お友だちで
いっしょに
ずっといられる
って信じてた
わがままなわたしだ…
ごめんね
こんな駄目なわたしから
消えないでいて
ずっと
ありがとう
大好きだからね
会えない
愛する人と
いっしょに
眠った今日
ちょっぴり
復活して
雪片付けして
地吹雪??
ありがとう
地吹雪も🌀
生きてるよ…
しっかり眠れなくたって
食べられなくたって
食べすぎても
飲んじゃっても…
かならず
かならず
無事にいてください
今日が終わるよ
って
地吹雪
うなる…
ありがとう…
今夜
眠れないかも??
生きてるから…
生きててね
ありがとう
また
明日
おやすみなさい