生まれてきたこと
選んでいない
選べない
親も
きょうだいも
人が
選んできたもの
選んできた時代
ちょっと
まちがい…?
そう
気づかせてしまうような事象
毎日
毎日
小さくも
絶望的にも…
見せつけられてる
生きる
生きてく
って
こんなだよ
なんて
あきらめる人ばかりじゃ
すぐに
壊れてしまいそう
もうすぐ
崩壊するのかなあ…
と
こわくなる
ふりかえる度の
時代の
流れや
卑小なところでは
わたしが来た時間
わたしが
いる
いま…
ここ
なにを祈っていたんだろう?
パパとママ
津軽三十三間箇所納経帳という
遍照の
一冊があって
三十三箇所の
神社寺院
一箇所
一箇所
訪ねてまわり
御朱印を集めてあった
まるで
一冊の経本のようになっている
一箇所ごとの
それぞれの番所に因んで
歌が詠まれていて
三十三番目は
寺町のお寺
御堂に納む
で
結ばれる歌…😢
この頃は
おそらく
ママの姉夫婦が病にあっただろう…
その健康や
わたしたち
子どもの幸福や…
自分たちは
きっと
あとまわし…
パパの冗談で
ママが笑ったり
二人
意地の張り合いに
すねては
たちまち
仲直りしたりしながら…?
いつもの
おにぎりと
小梅やお菓子
たずさえて
途中
大好きなラーメンや
豚カツ
お蕎麦
食べて
夕方には
温泉に入って
お買い物して…
そうして
祈って
祈って
生きててくれた
いっしょに
いつも
いっしょにいたんだ
パパとママ
また
天国で
ふたたび
いっしょにいる…
時間しか
ときほぐせないものも
あるよね
シーちゃん
蒸し暑い日曜日
午後には
また雨
ママのお部屋は
きれいに片付けた
鏡
鏡台の鏡
外して
わたし使ってたんだけど…
もどしてあげようかなあ…
桐の洋服箪笥には
大きな鏡
ついてるけれど…😒
ママは
礼儀と
身だしなみには
とんでもなく厳しかったから
気になってた…😣
そうそう…
お客様に
立ったまま
ご挨拶のひと言でも
言いかけたりしようものなら…
どこの山から出てきたの?
ちゃんと座って!!😮
と
まるで
おサルあつかいされたっけなあ…
ママの田舎は
時代劇の武家の暮らしみたいに
がちがちに
厳格で
封建的で…
ママの母親
おばあちゃんは
無口だけれども
大変賢い女性で
おだやかで
やさしかった
仏間を
すっきり
整理整頓お掃除
介護でママに使った
フランスの温泉水入りの
クリームやリップクリーム
死化粧の口紅
いつも
手に持っていた
さくら色のハンカチ
並べておいたトレイ…
ママのお部屋に
持っていった…
お家
もう
古くて
ネズミなんかも来て🐀
誰も
住めないけれど
わたししか
いないけれど
きれいになってきたねー☺️
と
三十三箇所めぐり
ありがとうねー
と
あちこち
整理した
衣紋掛けに掛けたままの
古着物
洗おうか??😦
って
リメイクできる
そんな時間は…
まだ
わたしに
あるのかなあ…
って
前が
先が
見えず
途方もなく
果てしなく
おもわれる
明日は
ないかも…
けれど
今日は生きてる
ありがとう…😃
って
毎日
生きてるよ
ありがとう
ネズミたちも
実は
社会的動物で…
マウスの実験で
脳波によって
うつの解明に
近づいたらしい
もうすぐ
そこ!🐀🐀🐀
らしい…
かなしみと
生きてるけれど
自分の
こころ
見つめてゆけるならば…
平和と
いのち
どこかに
つながってゆく
ここでは
なくとも
平和を
祈る…
与えられた
選んでいない
いのち
ありがとう…
暑い雨の日曜日
今夜が
平和でありますように
無事に
終わりますように…☺️
体調に
気をつけて
ありがとう
また
明日
おやすみなさい