シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

いのち

ひそかに

孤独死

 

望まない死を

 

ひとりぽっち

与えられた人

増えているらしいという…

 

ご近所さんとは

雪かきの冬場しか

ほとんど会わないのだけれど

 

たまに会うと

かならず

そんな話に…

 

コロナ禍

この

時代

 

 

いのち

もろい

 

はかない

 

 

元首相が銃撃された

 

 

 

今朝

出かけるとき

あのマスク…😷

カバーマスクにしている

あれ…

 

する?しない??

どうする???

しばし

迷ってから…

 

暑いよ!って

倒れる…と

不織布マスク

だけで出かけた

 

用向き終わり

 

疲労といっしょに

とぼとぼと

しょんぼり

帰って来たら

 

ラジオ

つけっぱなし…

それで

 

速報きいた

 

 

いのちを

もどすために

 

つなげるために

 

 

心肺停止から

数時間の

止血処置

輸血

 

つづけたという…

 

祈っていた

 

祈って

祈っていた…

 

 

 

蘇生は

かなわなかった

 

 

 

言葉がない

 

 

人生は

もしも?

わいてくれば

 

運命とか

 

時代とか

 

あのとき…

とか

 

 

まだ

戦時下のごとき

かの国と対峙していた

若き日の

 

あの

平和へ向かう道すじを

なんとかして

導きだそうと

 

奔走していた姿が

浮かんだ…

 

 

 

 

 

あってはならないこと

 

ただ

それしか

言えない

 

 

 

もう

きたない言葉

つかっていけないね

わたし

つかわないよ…

シーちゃん

 

 

いのちは

それから

 

いのちの

入れ物である

この肉体は

 

こんなにも

もろい

 

よわい

 

 

 

右眼が

だめになったら…という

そんな恐怖は

いつもあって

でも

 

まあだいじょうぶ

という

楽観

 

いや…

 

絶望なのかな…

 

わたしは

わたしを

その

絶望によって

ぞんざいにしてきたなあ

気づいた

 

 

わたしには

右眼が

いのち

と考えてた

 

抗生剤の点眼

効いてくれたらいいなあ

とおもいながらも

 

たとえ

視力が

両眼とも失われたとしても

 

生きてゆけるよ

自分に

言っていた…

 

病も

まだ

見つけてもらってない病も

これから

与えられる病も

 

ひそかに

みんな

 

いっしょに

 

生きてゆくよ

言っていた

 

 

生きてる今日

 

いっしょに

生きよう

 

生きるよ

 

言った

 

 

 

絶望するな

読者に説いていた太宰治

 

絶望を

ひとり歩きさせて

 

暴走させてしまったら

 

とりかえしのつかない結末しかないんだ…

 

いのちとは

 

生命とは

 

それだけで

希望

幸福

 

 

 

絶望するな…

 

絶望するな…

 

 

自分に言った

 

 

 

生きていること

今日

 

いま…

 

ありがとう

 

 

平和が

かなうよう

 

戦争を終わらせられるよう

 

痛ましい戦争は

すべて

 

過去のものとなって

 

通ずる

つながる言葉をもって

 

困難にも

絶望にも

 

幸福にも

 

いっしょに生きられる

世界の

平和

 

 

お祈りした…

 

 

今日は

パパを育ててくれた

おばあちゃんの月命日

 

寒天に

甘い小豆をたっぷりかけて

お供えした

 

 

あなたの

平和を

祈ります

 

終わりの見えないような

閉塞した

この時代

 

わたしたちの

時代

 

今夜

おだやかに終わりますように…

倒れないで

かならず

 

かならず

無事に

 

明日を

むかえられますように…

 

 

生きよう

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

おやすみなさい