シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

愛語

 ぬぐごすべ?

 よがったねさ

 

 

今日も

仏間は雨漏り

外は晴天

たぶん

天井裏の

断熱材に溜まった雨水…

 

またまた

雨水に濡れたウエスを交換しては

 

何度も天井を見上げていた

 

 

冒頭の言葉

津軽の言葉

 

もう亡くなった和尚さまの言葉

 

家の菩提寺

いまの若和尚さまの祖父にあたる人で

 

とにかく

ひたすら

おだやかな

やさしい人だった

 

いつか

リフォームが済んだばかりのこのお家に

来てくれたときの言葉だ…

 

 

この仏間が

新しく

あたたかく

 

きれいになったのを

 

いっしょに

よろこんでくれたのだ

 

 

忘れられない…

 

 暖かくなったでしょうね?

 よかったですね

 

という

丁寧な

津軽弁

 

あったかいのは

和尚さまの言葉☺️

 

和尚さまの

こころ…

って

おもった

 

まだ

なんにも

仏教のこと

知ってもいなかったけれど

 

それでも

 

ありがたい言葉だなあ

とおもった

 

それで

みんなが笑顔になった

 

みんなが

しあわせになって

 

うれしくなる言葉だった…😃

 

 

いまなら

あの和尚さまの言葉こそ

愛語

だったのだ

わかる

 

 

こちらのお寺は

曹洞宗が多く

寺町は

曹洞宗の属する禅宗

その他の宗派とで

 

きちんと

二つに分かれている

 

曹洞宗といえば

座禅

という印象がつよいのだろう

とおもうけれど

 

こちらは

飢饉や自然災害に

長く苦しめられた土地柄のためか

 

曹洞宗

少し

密教性を帯びていたとおもわれる

 

雨乞いなどの

祈祷も

曹洞宗のお寺の僧侶たちが

日常的に行っていたという

 

そういう

歴史の背景を感じさせつつも

 

親しみがあふれているのに

どこか

貴いような

 

パパママはもちろんのこと

姉上さまもわたしも

大好きな和尚さまだったのだ…

 

 

そうだ

愛語だ…

 

語るべきは愛語

 

雨漏りする仏間で

そう

こころから

おもわされた今日…😢

 

 

ありがとう…

 

 

愛語というは

衆生を見るに

先ず

慈愛の心を発し

顧愛の言語を施すなり

 

 

大好きなお経の

修証義の

第四章

発願利生

愛語が説かれており

 

怨敵を降伏し

君子を和睦ならしむること

愛語を根本とする

 

とある

 

そして

愛語は

 

布施の

ひとつなのだった…

 

どんな貧しい者も

持たざる者も

いつでも

できる布施なのだった…

 

 

ご近所さんが

夜にも訪ねてきて

何かしらを

持ってきてくれるように…😣

 

これには

理由があって…

 

後ろめたさ

 

優位に立ちたい

という思いがあるんだろう…

 

 

雨水を流す溝に

ある

形状が残るもの

いわば

 

少し神聖ともいえるもの

 

捨てている!

それも

こちらの方の溝を指さして…

 

笑って

教えてくれて…

 

わたしが

絶句

してしまったので…

 

その日は

 

とにかく

 

聞いたからには

目の前で捨てられても

この先ずっと捨てられても…

と困り果て

 

とっさに

 

大変なら

わたし捨ててあげるね!☺️

回収して

捨てさせず

 

その日一日は

何とか

事なきを得たのだった

 

 

けれど

見張っているわけにもいかない

 

ある意味

神聖とおもわれるものなのだ

それを

捨てているのなら

他は

何だって

捨てられるじゃないか…😒

 

あきらめたのだけれど…

 

 

夜に

わざわざ

ものを持ってきてくれて…

 

無視

しようとしたけれど

 

声をかけていて

 

 

まいったのだ

 

雨漏りと

人間と

いろいろある

シーちゃん

 

 

雨漏り

コーキング?シーリング??

その

処置で

 

様子みておこうか?

 

すでに

カビ臭くなっているので

逃げ場所に

 

ようやく

自室のもの始末

手をつけ始めた

 

暑い!!

この部屋

こんなに

暑かったの??😭

って

驚いた

 

 

屋根が

明らかな異常は無くて

大きく壊れなかったこと

よろこぼう…

 

雨漏りの原因

特定は

もしかしたら

できなくてこのまま

雨漏り繰り返すのかも知れないけれど…😢

 

まだ

お家は

壊れてなくて

 

逃げ場所

あるのだから…

 

 

ご近所さんは

自分よりも

不幸で

あわれ

わたしに接しているらしい

 

それでも

きっとわたしは

冬にはまた

雪片付け

お手伝いしてあげるんだろうな…

 

パパママが

お世話になって

 

パパママの話

時々になったけれど…

ちょっぴり

してくれる人

 

足がわるいから

 

大変だから…

 

 

わたしに

愛語を

祈った…

 

困難に

負けていたなあ

って

 

魂を

癒す言葉

見つけられるように…

 

 

今日も終わるね

倒れてないですか?☺️

 

かならず

かならず

無事にいてくれますように…

 

祈っています

 

 

平和な夜でありますように…

 

ありがとう

 

また

明日

 

おやすみなさい