ママを看取る
ということを
姉上さまに
ゆるしてもらうのには
それ以前の
姉上さまのわたしに対する信頼が
おそらくは
大きく揺らいでいたとおもわれたために
たくさんの
強い言葉きびしい言葉
与えられた
どれもこれも
すべて
その通りで
何ひとつ反論はなかった
もしも
ママに医療が必要な状態であったなら
わたしはお家の介護をあきらめていただろう…
そして
新しく転院するだろう病院に
また
歩いて毎日通っただろう
毎日
お弁当つくって…☺️
けれど
ママは認知機能は
一気に低下傾向にはあったものの
瞬間的コミュニケーション！😃は
とりあえずできていて
発語も多く
何よりも
体中のドレーンが
ひとつひとつ
外されてゆき
すっきりと
きれいな体にしてもらっていた
さっぱりしたの…
と
わたしに報告してくれるほどに
身体的には驚異的な回復を見せていた
胃ろうは
解剖学的に困難と先生が判断した
ママのお腹の内部では
胃の上に
腸が被さっている状態だったのだ
経管栄養で
看取り介護ということなり
お家に帰るよ～😃
と
ママに伝えられたよろこび！
そのときの
ママの笑顔
薔薇色の頬っぺた
いつも
いつもこころにある
しあわせなきもちになる…
姉上さまは
あなたがママの犠牲になるとおもうのならば
介護なんてするな！
と言った
犠牲
という言葉が
わたしには
よく理解できていなかった…
自己犠牲を
何より
尊いと
わたしは
そうおもっていたのだった
アンパンマンのような！！☺️
アンパンのお顔を
食べてもらい助ける
お顔が食べられて
元気なくしたら
ジャムおじさんに新しくお顔をつくってもらい
助けてもらい…
また
誰かのために
助けるために飛んでゆく
いつでも
君を助けるよ
って…
姉上さまが持っていた
やなせたかしの本を
中学生のわたしは
さほど
好きになれなかった
ちょっとかなしく
感傷的なポエムは
少女趣味みたいで
でも
それらの中に
アンパンマンの原点ともいえるものも
含まれていた
そこだけは
なんだか
妙に
真実と
勇気にあふれていたのだ
やなせたかしさんは
もともとは
自分を励ますために
「手のひらを太陽に」
をつくったという
いま
彼が生きてたら？
なんと言うだろう…
世界中の
子どもたちに
手をこまねくばかりの
もう大人のわたしたちに…
正義というのは大事なんだよ
って
やさしく言うのだろうか…
人を助けようとしたら
自分も
傷つくことを
覚悟しなければならない
それでも
どうしてもだれかを助けたいと思うとき
ほんとうの勇気がわいてくるんだ
ちょっぴり調子外れに唄って
そう語った
やなせたかしさんの頬っぺたも
薔薇色に輝いていたなあ…☺️
世界が
平和に向かってゆけるように…
小さく生きて
小さい
小さいことつなげながら
祈る…
アンパンマンは当初
残酷と言われたって
生きる
は
残酷で
わたしはとうとう
肉食の勇気も無くした
乳製品も
スキムミルクか成分調整した牛乳を
少しにした
まるごと食べられる小魚を少しと…😑
自己満足かもしれないけれど
温めるだけに
マイクロウェーブは？と
電子レンジも止めた
大豆クリームにミキサーも使わなくなった
電力が
もっとも必要なところに
十分に届いてほしいのだ
小さくても
積み重なれば何かしらの益になるだろう
眼を治してもらったら
また
片付けしなくては…☺️
お前さんしか片付ける人いないんだ…
って
パパが笑ってた
片付け上手なんだよ！
って
姉上さまが
つれあいさんにわたしのことおしえてたなあ…
あの時
もっと本気で片付けお手伝いしたらよかった…😑
いつか
だれかの力になれるよう
勇気を育てたい…
つまんない犠牲だけれど
どんなちっぽけでも
アレルギーでも
よわくても
次々
どっかをやられながらでも
このお家
少しは風通しがよくなった…😃
もう
少し…
今夜は？
どうしていますか？
無事に終わりますか…
平和な夜になって
ちょっとでも
休めていますように！
祈ってます
倒れないで…☺️
ありがとう
また
明日
おやすみなさい
