虫のこえ
もう
弱々しい
消えた…
今夜は
救急車が
あんまり通らない
それだけで
ほっ…
と
息をつく
おだやかな夜であったら…
と
祈る
ごめんなさい
って
謝ってばかりの夏だったなあ…
迎え火
焚きながら
ぽたぽた
涙を
止められずにいた
火は
見透かしてるみたいに
大きく揺れて
煌々と燃えていた
ご近所さんの
いつもの愚痴や
どっかから見つけたらしいメンターの
入知恵なのか
トラウマ
などという単語で
新たに脚色された過去のストーリー
延々と
聞かされていた夏
これまでにないほど
ひどく眼を傷めて
身動きとれない夏…
節分から
隔絶
孤絶していた
そうして
夏もゆく
かなしい夏がゆく…
お寺には
とうとう
行けなかったんだよ😶
シーちゃん
パパママ
おじいちゃん
おばあちゃんおばあちゃん
ご先祖さま
ごめんなさい…
ずっと
謝ってばかり
祈ってばかり
ずっと
ずっと
かなしい
さみしい…
ママのお骨
胸の辺りに
桜いろの骨があった
戦争で
この世に無念の思いを残して死んだ人の骨は
いつまでも肉が離れない
と
何かで読んだ
骨を
洗ってあげるんだって…
桜いろの骨は
場所から推察するに
剣状突起のところのようで
ママは
骨が丈夫だったのだなあ…
と
そっと
拾い上げたのだった
その
お骨も
納骨されるのも
見届けられなかった
今年の夏は
人生で
もっともかなしい夏
そんな気がしていたけれど…
ちがうね
これから
もっと
もっと
かなしくて
さみしくて
どうしようもなく
惨めな
そういう夏を
与えられるのかもしれない
けれど
そうして
生きてゆけるのだったら
それは幸運で
幸福ということだ
普通でない生活をしていて
生きてるのか?
死んでいるのか…
瞬間
よく
わからなくなることがあるんだ
まだ
パパの看取りの
あの頃に
もどってしまったみたいな
戦争の話
たくさん
たくさんしたからかなあ…
パパは子どもで
きっと
多感な少年だったんだろう
死に向かう我が身と
無念の兵士たちとを
重ね合わせて
少しは
死を
その恐怖を
癒していたんだろうか…
前回の炎症で長く使ったステロイド
しっかり離脱した方がよいのだろうけれど…
新たな炎症もまた
免疫反応起こして
いつまで経っても
抗生物質が効いてきてくれないので
ステロイドを再開した
回数も増えた
眼圧が上がらないように
通院して観察してもらう
こういう反応が
コロナウイルスに対して
どっかの臓器に起きたならば…😑
軽症から
突然
重症化したりもするのかなあ…?
って
おもった
換気と消毒の他は
特別な予防の対策していない眼科だけれど
先生も看護師さんたちも
お休みすることなく
診療つづけてくれている
へこたれてないで
もう少しがんばらなくちゃ…😢
なんだか
あちこち
イライラしたり
怒ったりしてる人
多いのだけれど…😑
今日は
とてもかわいらしいおばあちゃま👵がいらして!
まっしろいおぐしを
ちっちゃなお団子に結い上げて
上品な
シノワズリとでも言いたいような
チャイニーズ風ブラウスに
しっとり落ちるフレアスカートで
きちんと
girl!!していて
お水や
お道具?大きな袋をいくつか持ってて
大好きなやさしい看護師さんが
やっぱりやさしく
おばあちゃまを見守ってくれていて
マスクの眼が
笑っている…☺️
わたしも
笑った☺️
かなしい夏なんだけれど…
見知らぬ人に
やさしさに
救われる
ありがとう
このままでよい
ってことは
ないんだけど
眼が…😑
がんばれ
わたしの免疫
わたしの抵抗力
自力
だろうが
他力だろうが
生きてゆかねば…
花が
きれい…
音もない
夜…
こうして
つながっている
ここに
今夜も
生きてる…
防災の専門家も
精神科のお医者さんも
依存先をいかに増やすか…
と
言っていた…
精神の
よりどころ
身の
置き場
骨を
埋める場所…
もう
ここに
いるもんね
ありがとう…
世界が平和に
ほんの少しでも
近づいてゆけるよう
祈る…
あなたの
夜が
無事に終わってること
かならず
かならず
無事にいてくれること☺️
祈ります
倒れないで…
ありがとう
また
明日
おやすみなさい