シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

夢みる

猫は

寝ぼけて

寝言いうから

おそらく

夢みるんだろな

 

にゃにゃにゃにゃ…

って

あれ

 

めっちゃ

かわいかったなあ…

 

 

なんにも

みれなくなって

なんにも

できなくなって

 

夢みる

睡眠時も覚醒時も

うまく

というか

まったく

なくなってくみたいで

 

おもいが

 

おもい

ばかりが

つのるのだけれど

 

今季の雪片付けの

不穏

困難から

 

こわい考え

わるい予感

ばかり

おしよせてきて

 

途方にくれる…

 

 

覚醒しているとき

みる夢

いつも

こころにあるなら

 

こころは

愛するものと

なんとなく

みたされたり

 

なんとなく

しぼんだりしては

 

そうやってるまに

ひとり

ひとつ

なにか

ぽつぽつとやって

 

ようやっと

ようやっと

生きてゆけて

そうして

生きてて…

なのに…

 

なんか

ひどい

落ち込みきた…

 

暗いとこ

ほっとする…

シーちゃん

 

不安

しかなくて

 

 

デジタルの

湿度も表示される時計

狂った?

台所の

あまりの寒さで

 

おかしな

あり得ない数字がでて

それから

止まって

 

電池かあ…

しょんぼりして

替えようと居間に持ってったら

 

ん?

ちゃんと

もとにもどってる…

 

冷えすぎたみたい…

 

とにかく

とにかく

寒い

寒い…

 

寒いうえに

こころは

もっと

 

もっと

ずうっと

凍えたようになってる

 

こうなると…

 

こころに

いくつか

凍土みたいに

へばりついてる

こわいおもい

 

そのときの

光景

そのときの

自分

よみがえるのだった…

 

言葉

 

 

人間は

疫病のたび

争って

戦争してる

 

戦争は

争いは

止まない…

 

わたしの

天国の友人たち

こころに

まだ

住んでいてくれる

 

若くして

天国に召されてしまったけれど

おなじく

年を重ねた気がしてきている

 

こんな

寒い

寒い冬

彼女お気に入りの

スイートポテトを買いに行ったなあ…

ごちそうしてもらった

 

いまも

あの頃のように

ちょっと

探るみたい目で

笑ってくれてる気がした…

 

 

友もなく

誰とも

つながるでもなく

ひとり

 

天国の人たちと

ただ

ひたすら

向き合って生きてる

 

この

一年は

ほんとうに

一日

一日を

生き延びた

それだけの

一年だったなあ

 

落ち込みには

かならずや

こころに

 

天国の人たち

来てくれるなあ…

 

 

それにしたって

こんな過酷な低温に

戦争してる国ぐには

停電しているとか…

 

 

姉上さまのおかげで

生き延びられてる…

 

ありがとう

しっかり!

お祈りした

 

 

武器や

戦車や

戦闘機よりも

 

電力や

食糧や物資

 

それから

言葉

 

人間と

人間とを

ふたたび

つなげてくれる

通じ合う言葉が

必要…

 

ウクライナ

ロシアの

寒さは

ここの

比ではないだろうなあ

 

 

世界中に

紛争や

迫害に

たえて

 

今日

いま

 

生き延びてくれている人がいる…

 

わたしの友人たちは

みんな

やさしい

平和を愛する人たち…

 

祈ってくれているだろうなあ

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

わたし

驚くような

激しい言葉

聞かされることが

ほんとうに多くて

 

おもえば

ママの看取りも

体位の

ポジショニングの

ご指導うけた看護師さんから

密室で

ものすごい言葉

浴びせられてた

 

そこから

始まったんだ…

 

 

生き延びる

って

 

死にゆく

って

 

なんて

かなしいんだ…

って

 

泣けて

泣けて

仕方なかったなあ…

 

決めつけや

憶測や

否定に

絶望したけど

 

変わってくれそうもない人間のために

こころ砕いても

もう

なにかは

砕け散ってしまってて

 

わたしには

これから

ママとの

最後の時間が

いちばん

たいせつだったから

 

聞くだけで

何も言い返すことなく

 

でも

あんまり

かなしくて…

号泣してしまったのだ

それで

 

彼女は

なんか

満足したようで…

 

心底

おそろしかったなあ

 

この人間

こんなに混乱していて

すぐに興奮して激昂して

初対面の患者の家族にも

暴言を吐いていて

 

こういう人が

専門職にあり

それなりの地位にあり

 

いろんな場面で

いろんな人間を

こんなふうに

いとも簡単に

妄想的決めつけで

人を

誰彼なく

傷つけてるんだろうか?

こわかった

 

果ては

決め台詞みたいに

 

わたしがそうだったから!

 

だから

あなたはお母さんを虐待する

と…

 

 

この世の中は

助け

必要な人間が

人を

助け

支えねばならぬ側にいたりする

 

双方に

不幸を招きかねないけれども

これも

きっと

よくあることなんだろう

 

あの

看護師さん

いまは

自分の

苦しみ消化して

 

手放して

 

自分の

積み上げた

職務を全うし

 

生き延びることも

死にゆくことも

けっして

絶望でも

 

不幸でも

罪悪でもないのだ

という

そういうおもいと

 

どんな患者

どんな家族も

ゆるせるような

受け入れられるような

 

そういう心境に

いてくれたらと

いつも

おもっている…

 

 

確実に

死にゆくこと

だけが事実で

そのまえで

立ち尽くしている人たちに

 

たとえ

どんな

選択も

絶望には

終わらない

おもうことの

たいせつさを

伝えていてほしい…

 

最後

ママは

死力をしぼり

役目を

果たすかのように

 

ひとつ

ひとつ

言葉を

ひねりだしていて…

 

それは

認知症だろうと

ママの

最後の

いちばんの

おもいが

 

ひとつ

また

ひとつ

 

言葉になってくれたもので

 

あの看護師さんには

伝えなかったらよかった

ずっと

悔やんでたけれど

 

あの

言葉も

どこかに

残っててくれたらよいなあ…

って

おもった

 

 

コロナ

以前から

 

高齢化で

医療機関

ほんとうに大変で

困難で…

 

どうか

どうか

平和に

 

かならず

無事に

こえて…

 

おもい

つなぐ

 

 

愛する人たち

おもう

姉上さま

弟…

おもう

 

おもうだけで

ごめん

 

お祈りして

 

生き延びる…

 

 

ありがとう

 

どこも

寒くて

寒くて

わざと

うんと寒いおもいしてみると

 

暖房の

あったかさ

 

ありがたさ…

 

 

助けてもらって

生き延びられてる

今日の

幸福

 

 

なんにも

なんにも

いらない…

 

暗い部屋で

 

今日

生きてる

伝えられた…

 

 

ありがとう

 

 

天国の

親友の

言葉…

 

ママの

言葉

 

それから

 

看取りへの道のりで

もらった

たいせつな

たいせつな言葉も…

 

みんな

みんな

わたしになってくれたらよいなあ…

 

ありがとう

 

あたためて

生きてる…

 

 

夢みることと

生き延びよう…

猫!

みたいに…

 

 

明日は

ほんのすこし

あたたかくなるらしい

 

明日

目覚められることは

このうえない幸運!🙂

 

かならず

かならず

無事に

目覚め

 

一日

一日を

無事に

こえてゆけるように…

 

夢みる

おもいと

 

かならず

無事にいてください…🙂

 

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

 

おやすみなさい