シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

夢みるように

一日

ただ祈る

そう

決めてた今日

 

やっぱり

真夜中に目が覚め

しばらく寒さに負けて

お布団

出られず…

 

それから

お仏壇のまえに座って

 

パパと

ママとも…

会話した

 

もちろん

天国のパパママが

実際には

答えてくれはしないのだけれど…

 

きっと

きっと

こう言うな…

聴こえてくる

 

遺影のパパ

笑っている

 

また泣いてしまった…

 

一年前の

今日も

泣いてたな

 

 

夢みるように

 

よい想像をして

それらを

つなげて

つなげて

 

愛して

 

愛するひと

おもって

 

そうして

生きたい

おもった

 

 

それだけで

愛するおもいは

ふかく

ふかく

浸透してくれるだろう

 

お経の本

いつのまにか

身につき覚え

 

お線香の香に

そのかぐわしさに

染まってくれてたように…

 

 

一日

外も見ないでいた

雪を完全放棄!

 

雨垂れが

ぽっ…

ぽっぽっ…

届いた

 

パパ

ありがとう…

うん…

逃げるよ

いいよね…

と断りをして

 

雪は

無視…

 

だったんだけど…

 

近隣

誰かの

雪片付けする

激しい音

聞こえて…

 

勝手に

追い込まれた

 

苛立ち

音でも

伝わるんだな…

 

休む

って

決めたんだ

 

とにかく

眠らないようにはしつつ

 

息苦しいので

頭を

うんと高くして休んだ

 

新しくお湯を入れた湯たんぽに

しもやけの指

ぴったりと

くっつけて

あっためた

 

パパ

ごめんね

ありがとう

 

声に出して

何度も

言ってた

 

 

早朝のお経のさなか

詰まってしまった鼻が

今度は

すごい鼻水になった

 

泣くからだ!

ばかめ…

ねえ

シーちゃん

 

かなしみが

消えてくれない

 

何かは

破綻したかも知れなくて

 

誰かには

淘汰されたのかも知れない

この

一年

 

ここから

生きる

さらに

 

さらに

小さく不自由になるだろうこと

だけは

わかるのだった…

 

パパが

そうだったように

 

発覚してからでは

死のお片付けは

そのままの

それだけの

 

苦行と化してしまう

とても

やりきれるものではないと

パパで

知らされた…

 

姉上さまのものたちは

ネズミ侵入したそのお部屋のものたちは

きれいにできたことが

 

昨日は

心の底から

よかった

とおもえて

 

ママのお部屋に

わたしの身長

ちょうどの丈の丹前を取りにゆき

 

しばし

片付けられたお部屋を

眺めていた

夢みるように?

 

夢じゃないよね??🙄

 

よく

やりきれたなあ

って…

 

ちょうどの丈の丹前は

寒すぎる仏間で着る

使われないまま

しまわれていた

 

おばあちゃんのために

ママが頼んで用意してたのだろう…

洗濯しておいたのだ

使ってあげよう

って

おもった

 

 

北海道の分水嶺をひとりゆく

ドキュメンタリー

録画したまま

そのままで

 

星野道夫さんの

写真集や随筆が好きで…

冒険が

好きで…

 

若き人の

挑戦に

どきどきして

録画しておいたのだ

 

やっと

先日

見た…

 

 

なぜ?挑戦?

 

そんな問に

 

その青年が

山に挑み始めたと同時に

ずっと側にいたという

恋人の存在をあげて

 

ずっと

帰れる場所

安心できる場所があったから

挑戦できるんだ

とおもう

そう語っていた

 

帰れる場所

帰りたい場所…

 

 

お家

ひとりには

広すぎて

古すぎて

 

ほんとうに

まったく

先のことなど

考えられもしない

誰もいないお家…

 

だけど…

 

こないだ

久しぶりの神社参拝から

歩き疲れて

へとへとで帰りついた時

 

パパママただいま!

 

いつものように

言ったとたん

 

泣きたいくらい

ほっ

としていた

 

魂は

 

おもいは

ここに

あって

いてくれて

 

おもいと

生きて

いや…

 

おもいに

生かされているんだなあ…

おもったのだった

 

 

わたしには

ほかには

なんにも

なんにも

ないなあ…

って

 

だから

余計に

 

養ってもらってる

姉上さまには

迷惑かけてて

ごめん

と…

 

いつも

 

お姉ちゃん!

ありがとう

ただいま!!

言うのだった…

 

ひとりごと

 

でも

伝えたい…

 

伝えられてない…

 

ごめんなさい…

ありがとう

 

 

今日は

休んで

自分のもの始末のこと

考えてた

 

体調みて

きちんとしたいなあ

しなくちゃ…

って

 

 

ずっと

突然の

大雪だったり

 

雨雪だったり

全身水行だったりの今季

 

風邪引き

よくなる暇がなくて

 

もろもろ

体調に異変も

起きてても

動けてなくて…

 

それでも

 

こころ

平和に

争うことなくゆこう

平和と

生きよう

 

やっぱり

それが

わたし…

 

パパと

祈ってた…

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

死のお片付けは

生きよう!

という

 

自分を

愛するおもい

そこからなのだ

おもうのだった…

 

 

かなしまず

なるべく

泣かずに

自分のもの始末を

 

姉上さまのもの

パパママのもの

できたことを励みに

 

くじけないで

こつこつ

しよう…

 

 

そういえば

 

何日?

ずっと

カレー

食べてる…

 

麦ご飯

ゴボウと炊いたの

ちょっぴりと今日もカレー

 

チャパティが好き

なんだけど

蕎麦粉ですると

もっと好き!😙

なんだけど…

 

 

ずうっと

つくってないし…

 

お家

仏間

寒すぎて

耳に

盛大なしもやけ!

 

次の

お買い物

みかんもさつまいもも

蕎麦粉も?

買えたら

 

そんなことさえ

 

夢みるように

おもってた今日

 

 

生き延びた

一年

生きてた…

 

パパママに

ありがたく

ありがたく

おもった

 

ウイルス

これから

こういう

感染症と生き延びる時代

 

過酷な

変わってゆく自然と

生き延びる時代

 

今日

生きてるという

最上の

幸福

 

愛するために

平和のために

死のお片付けするんだ

 

しっかり…

って

祈った

 

 

また

寒気がやってくる

明日は

ないかも?

 

幸運に

目覚めて!

また

雪片付け…

 

しっかり…

 

パパ

ありがとう…

 

そして

 

ごめんね…

 

 

ありがとう…

 

 

ぜんぶ

あきらめて眠るしかないなあ

眠る

眠れる

ということ

 

しあわせ…

 

 

分水嶺縦断では

定点の山小屋に

補給の食料を用意していたのだけれど…

 

ネズミ!!🐀🐀🐀🐀🐀…

食い荒らしてたところがあって

 

帰るところ

守る彼女さんに

急遽

不足

持ち込んでもらって

事なきを得て

 

縦断は

無事に成し遂げられたのだけれど…

 

極寒の

雪に閉ざされた北海道の山小屋に

ネズミ…

 

なんて

強いんだ

って

 

ちいさな

いのちの

営みの

すごさ

見せつけられた…

 

 

眠ってしまおう

ぜんぶ

ぜんぶあきらめて

ぜんぶあきらめた

祈りだけの

今日を

 

ありがとう…

生きてる…

 

 

今日

無事に

終わっていること

 

生きててくれること

 

祈ります…

 

かならず

かならず

無事にいて…🙂

 

ありがとう

 

また

明日

 

 

おやすみなさい