シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

誰かへの言葉が

春の風が

嵐の音

たてて

 

日当たりのある二階で

聴いていた

 

 

洗ったもの

たたみかた

してみたけれど

 

めちゃくちゃ

冷える

 

寒い…

 

不思議な

ふらふらと

かなり厳しい耳鳴りと

いっしょになってきた

 

食欲はあって

むしろ

手当たり次第

食べたいくらい

ちょうど

ひどい寝不足の時の食欲みたいに

 

 

一時間おきに

目が覚めたり

手足の痛み

筋肉の痛みと冷えで

そのまま

ただ

目を瞑っていたり…

 

眠りたいな

シーちゃん

眠りたい

 

安心して

ぐっすり

眠ってみたい…

 

 

たくさん食べたので

とても

眠たい

 

 

こころに

突き刺さってしまった言葉を

どうしよう

 

それは

 

自分に

わたしに

向けられた言葉

とは

限らないのだった…

 

誰かへの言葉

でも

消えず

 

突き刺さったまま

思い返しては

 

縛られてしまい

言動が

うまくゆかなかったり

 

結果

不幸な

顛末を

招きかねないのだった

 

 

姉上さまの

誰かへの言葉が

 

わたしにも

わたしのこころにも突き刺さって

 

ワクチン未接種のわたしは

 

姉上さま

おつれあいさんと

接触することによって

 

その

強烈な言葉

現実のものとなってしまったら?

おもいつめて…

 

何日も

眠れなくなって…

 

 

不幸は

不幸を

呼ぶなあ

 

それだけは

わかる…

 

 

今日は

何も考えられない

 

かなしいことしか

思い浮かばない…

 

 

言葉は

有効で

 

言葉は

こわい…

 

姉弟

たった三人で

それぞれに

誰かに

 

不幸な

不毛な

言葉

言っていたなあ…

 

わたしひとり

 

弱いわたしが悪いのだろう

 

 

目覚めても

お布団で

泣いた

 

 

お水

お茶

飲まないと

おもうと

 

わたしよりも

さきに

 

神さま

仏さま

パパママ

おじいちゃん

おばあちゃんたち…

おもえて

 

起きて

 

お水を

お茶を

 

パパには

コーヒーを

供える…

 

今日も…

 

 

ありがとう

 

 

お祈りも

お経も

捧げることできた

 

ありがとう…

 

 

こころ

ひとり

ひとりの

こころ

 

小さな

小さな

平和に

やすらいで

 

安心して

眠れる夜が

訪れてくれるように…

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

かなしくて

 

何も

できないけど

 

たくさん食べた

食べられた

満腹が

 

今日は

うれしい…

 

パパママ

食べられなくなって

 

最後

苦しめたのでは?

いまだに

せつないけれど

 

 

こころに

天国を

祈る…

 

どうか

どうか

 

やすらいで

平和にいてください

 

ありがとう

 

 

一日が

今日が

無事に終わっていますように

 

食べられて

眠れていますように

 

かならず

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

 

おやすみなさい