シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

いのち

すべて

いのちを

 

等しく

いっしょに

 

たいせつに

尊ぶこと

 

お釈迦さまの

教えだと

 

小さい頃

おばあちゃんが言っていた

 

でも

虫が出たら

退治するのも

おばあちゃんの係だったなあ…?

 

今日

おばあちゃんの月命日に

おばあちゃんとの

たくさんの記憶と

仏間にいた

 

座ってた

 

ありがとう…

パパを

そして

わたしたち三人を

育ててくれて…

 

 

炊きたての小豆

いや?煮たて??

煮上げたばかりの小豆

お供えした

 

神さまにも

稲荷大神さまにも

それぞれ

盃によそって供える

 

お下がりは

みんな!

わたしがいただいた…

 

 

昨晩から

いつもの

くるくる保温の

タオルやフリース駆使した保温法で

仕込んでおいたのだった

 

小豆

究極の味と省エネを兼ね備え

とうとう

到達した

最上の煮方は

 

洗って

すぐさま水を入れて煮立て

沸騰したら湯切りして

 

あたらしい水を

小豆の倍よりも

少し多めに入れ火にかけて

 

ふたたび

沸騰したら

わたし流くるくる保温する

 

冷めかけた頃合いで

また煮立て沸騰させ

また

くるくる保温…

 

ガス代かからず

雑味も残すことなく

炊き上がった小豆を

温めてあげると…

 

まるで

炊きたて!

ほくほくと

甘いのだ

 

その小豆の味は

お砂糖も塩もいらない

本来の小豆の味がする

 

ほんとうにおいしい!

 

 

こうして

わたしご飯は

どんどん

不思議ご飯になってゆくのだった…

 

 

とうとう

孤絶したまま

ひとり

孤独の

一年を

越えた

 

 

春の

いま

 

つらい

つらい季節になったこと

知った

 

三月は

かなしい節目のようになった…

 

以前は

姉上さまの代わりに

お寺へゆき

お墓の草取りして

 

春を

こころから

よろこんでいた…

 

やっぱり

泣けた

シーちゃん

 

 

自らの禁を設け

戒に

その

呪縛に

 

身動き

とれなくなってるのかなあ…?

とか…

 

あらぬ方向へと

いらぬ説明つけてしまったならば

 

もっと

なんにも

できなくなるな…

いや…

生きてけなくなるな

 

この

かなしみに澱む

こころ

重たい

こころ

それが

 

すべて

ではない

自分に言い聞かせた

 

かならず

すっきりと

まっさらな

こころ

 

いまも

このいまも

あるんだよ…と

 

 

昨日の開放

空気の入れ換え

一日そうしてて

すっかり

すっかり

冷えて…

香料入りのお線香にも

負けて…

 

昨夜は

寒気に

眠れず

 

真夜中に

自家製ヨーグルトに

きな粉とアマニ油かけて食べて

濃い甘くないココア飲んでたら…

 

泣いていた

いつのまにか

 

なんだろ…

餓鬼か?

って

餓鬼道に

堕ちたか…

って

 

でも

すぐさま

食べられることは

お腹すいたのは

しあわせ!

泣きながら食べた…

 

 

いのち

たいせつにする

って

 

いのち

活かすことだろうなあ

おもった

 

わたし

病院が猛烈苦手…

いつも

逃げてきた

ますます

逃げてる…

 

 

コロナ

アレルギー体質で

ワクチン未接種で

 

悪のバイキンマン

みたいになって

 

そう扱われもしたけれど…

 

未接種がハイパーな媒介者になる

などという報告もあったので…

 

人と接触しないよう

極端に注意をした

お店では

会話有りならば告知して

離れてもらった

 

サージカルマスクを二重にして

内側には医療用ガーゼを入れた

 

開放してもらったり

空気循環してもらったり

 

ある時は

ディスポーザブルのグローブして

商品を見せてもらった

 

とりあえず

ここまでに

誰にも感染させていないし

近づいた誰も

コロナにかかっていないし

勿論

死んでもいない…

 

そもそも

もともと

ゆける場所が最低限に限られてて…

 

いまは

とうとう

それらの場所にも

ゆけなくなった

 

ただ

生命維持と

皮膚保護のためのお買い物

だけになってしまったけど…

 

心身

落ちて

 

ちょっと無理すると

倒れそうで…

 

 

それでも

目覚めて

生きてた…

おもう瞬間は

 

ただ

ありがとう…

 

 

ありがとう…

ありがとう…

今日は生きてる

ひとり

言ってるのだった

 

いのち

たいせつにする

とは?

 

 

見つけて

やっつけて

生存年数を延ばす

ってことじゃないなあ

ってのは

 

パパママで

わかったけれど…

 

病を

見つけてもらいにゆく

そこからし

できなくなってるけど…

 

いのち

たとえ

 

今日

だけでも

 

今日のこと

できること

 

ひとつ

でも…

 

できること

つなげてゆく

それだって

いのちを

活かすことで

 

生きてる

いまを

祈った

 

おばあちゃんと…

 

天国の

みんなと

 

今日は

ひとつ

自分の戒

破ったのだった

 

そしたら…

 

うれしい

うれしいことが起こった

 

泣いてしまった

 

天国の

友の

生まれたところは

もう

梅が

咲いているんだ…

 

すごいな

しっかり

荒れ地に根づいてくれたんだ…

って…

 

いつもの

お坊様のブログ読んで

泣けた

 

あの子かなあ…?

わたしと

いっしょに

いてくれるかなあ

 

ありがとう…

 

 

パパの残してくれたシャコバサボテン

わたし枯らし名人で

 

たった

小さな

ひと株になってて

 

春の

お日さまに当てて

 

しばらく

眺めていた

 

この子も

無事に…

って

 

 

何ができるか

よりも

何をしてはならないか

だと言った

中村哲さんの

言葉

 

いつも

こころにある…

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

朝夕は

寒いけれど

春がきた

 

泣いてるけど…

餓鬼みたいに食べてるけど…

小豆で

元気になった

 

ありがとう

 

今日

今夜も

無事に終わっていたらよいなあ…

 

相変わらず多い救急車がゆく

どうか

倒れていないように…

 

明日

まっさらな

あたらしい一日を

与えられますように

 

かならず

かならず

無事に

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

おやすみなさい