シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

いだく

かなしみが

あふれる

 

三月

 

三月の

かなしみ

 

いくつかの

 

数えてもない

かなしみ

 

あふれる…

 

壊れてしまったかなあ

わたし

傷んで

 

まとも

ではないのは

 

昨年の

節分の

 

あれから

 

わかってたんだ…

 

いま

じゃないんだ

 

わたしは

もう

無用かなあ

という

 

かなしみ

絶望と

なって

 

 

お寺での

これまでの光景が

真っ黒く

その

絶望と

 

すんなり

解けて

融けて

いっしょに

しずんだ…

 

永遠

みたいに

 

遠ざかった

遠く

 

遠くなった…

 

こわかった…

いまも

 

こわくて

 

 

泣いた者は

命をつないだ

という

フランクルの言葉

 

あなたはつよいから!

という

姉上さまの言葉

 

 

毎日

 

毎日

泣いてる

 

食べて

生きる

ほかに

 

片付けだけ

できた

できる

 

今日も

すこし

できた

かなしい

かなしい一日を

 

祈りと

お掃除と

 

死のお片付けと

捧げよう

 

祈った

 

 

あの日の

 

いま

この瞬間にも

戦争に

奪われる

 

永遠に

誰かの

あたたかな胸に

いだかれて…

 

天国で

こちらを

 

平和を

 

幸福を

わたしたち人間が

いだいて

 

かなえて

 

まもって

生きてゆく姿を

永遠に

見届けてください

祈る

 

祈った…

 

 

かなしくて

ぼろぼろの

こころ

 

わたしは

つよいんだから…

 

愛する

こころとして

 

いだいて

 

いだいてゆこう

祈った

 

 

こわくないように

 

むなしくないように

愛を

いだいて

 

ゆこう…

シーちゃん

 

祈ろう…

 

 

魂は

安らかにありますように…

 

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

一瞬が

いまが

 

生きてる

いま

 

これは

平等な

真実の

幸福…

 

一瞬

一瞬

いだく

 

いだいて

生きてる

たった

一瞬の…

 

ありがとう

 

 

夜は

まだ寒いから

 

あたたかく

おだやかな夜になっていますように…

 

愛に

こころ

あたためられて

 

ゆっくり

ゆっくり

眠れますように…

 

無事に…

 

かならず

かならず

無事に

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい