シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

菩提寺

曹洞宗

仏法僧に

帰依する

 

そうして

南無釈迦牟尼仏

お経の

おしまいに唱える

 

そうやって

毎日朝に夕に

お祈りしてる

 

こころ

たよりないときには

そのたびに

お仏壇のまえに座る

 

曹洞宗の教えと

お経にそって祈る…

けれども

 

仏教とは?

宗派とは?

という

謎を

 

審細に参究

などとは

これまで

おもいもせずに

学びも

まったく

足りないのだった…

 

わたしが

ここに生まれたことと

 

ここで

パパを産んでくれた

おばあちゃんが

産後まもなく

亡くなって

 

こちらは

お寺の多くは曹洞宗

おじいちゃんのご先祖さまたちも

曹洞宗のお寺で供養していただいており

その

ご縁で

 

ここに

お釈迦さまが

おられたので…

 

気がつけば

お仏壇のまえでの

祈りは

日常になっていた

という

それだけのことで

 

 

小さな頃には

わたしが

おじいちゃんの事故からの

突然の死を

いつまでも

かなしみ過ぎてしまったからか…

 

ママとおばあちゃんが

気をつかってくれたのか…

 

お仏壇のまえで手を合わせると

おじいちゃんがよろこぶ

 

泣いたら悲しむ

 

お仏壇に向かうことを

よいこと

お手本になってくれた

そして

 

まるで

たのしみをするように

ご褒美で釣るみたいに…

 

お祈り

のち

お供物の

お下がりいただく

定番となって…

 

わたしが好きな和菓子やバナナ

たくさん

たくさん供えてくれていた

 

お下がりと称して

せっせといただくと

すぐに

また

たくさん供えられていたのだった

 

 

お花も

いつも

うつくしく

ととのえられてある

お仏壇の

清々しさ

 

座ると

 

しゃっ

すぐに

空気が

かわってくれるような…

 

そんな

こころづよいおもいが

いつも

与えられていたなあ

 

 

ママが

してくれたことは

みんな

いまの自分となってくれたのに…

 

わたしが

で…

 

お寺にも

お墓にも

ゆけぬ

その

罪悪を

背負っているのだなあ…

 

ずっと

背負ってゆくのだなあ…

 

一年

一瞬も

祈らずには

 

懺悔せずには

生きてこられなかったなあ…

おもい

 

今日も

ごめん

ごめんなさい…

祈った

 

目覚めて

覚醒しているうちは

かならず

そのおもいとある…

 

かなしみ

おびているけれども

 

愛する

おもい

いっしょにいる

 

 

今日は

日差しが

あったかかったね

シーちゃん

 

 

自分の

掟のようなものに

がんじがらめになった…

 

解かないと…

 

ほどいてあげないと…

 

祈って…

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

ママのお部屋の

古着物

整理した

 

何かに

つくって…

作務衣がよいなあ

って

 

ありがとう

 

 

より

 

のり

その道を

ゆこう

 

ゆけますように…

 

 

春に向かってゆく

星は

満天の星…

 

月は

陰ってたけれど

星が

きれい

 

ありがとう

 

 

明日のために

祈ろう

今日の

この夜の

しあわせと

 

明日

ぱっきり

目覚められるよう

祈ってます

 

かならず

かならず

無事にいて…

 

 

ありがとう

 

また

明日

 

おやすみなさい