宗教
あの
事件から…
あの
団体の
集金したものが
こちらに
ミサイルとなって
飛んできてる
と知った
昨夜は
眠れないまま
ラジオ…
いつもの
耳鳴り対策の
微かな音量で…
眠たい声の男性歌人の短歌
きこえてきた
きいてたけれど
切り取られた感情が
よくわからない自分
が
わかった…
でも
とくに
焦りもしなくて
かなしくもならなかった
うとうとしてたら…
宗教二世
という女性の
インタビューに変わってた
ぼんやり
きいてて
すごい
焦った…
そのうち
ものすごい
かなしくなった…
詳細は把握できなかった
途中からきいたために
最初に
何をどう伝えてくれたのかは
わかってないまま
聴いたのに
とにかく
ひどく
かなしくなった…
親も
子も
どちらも
被害者
母は
その母らしく
子は
その子らしく
が
まったく
かなわなくなってしまうのか
と
どきどき聴いた…
日本人でお墓にも入れない人間いないだろ?
っていう
ずっと昔にみたドキュメンタリーの
ホームレスの男性が
泣きながら言ってた言葉
突然
よみがえって…
白髪のぼさぼさ頭と
仏像のような赤銅色の顔と…
あの団体
集団
宗教
とは括れないだろう
と
わたしは考えるけれど…
本来の
信心として考えたら
わたしに
宗教は
あるかなあ?
わたしに
信仰は?
と
また
泣きたいような
かなしみがきた…
由緒あるお寺だ
パパママも
そこに眠っている
なのに
果てしなく
遠く
おもえる…
おもうと…
泣けてくるんだ
シーちゃん…
自分が
自分に怖じけてるんだ
ゆけなくなってしまった…
お仏壇のまえに
いや…
覚醒しているうちは
どこにいても
何をしていても
ごめんなさい…
ごめんなさい…
と
誰にだかわからぬ
謝罪をするのだった
たぶん
お釈迦さまに…
天
に…
お仏壇のまえに座る
が
支えとなった
お祈りは
すべて
懺悔となった
一日ごと
罪は
深くなるのだろうなあ
一日ごと
祈りは
卑しくなるのだろうなあ…
ただ
祈る日々になった
三日
という日にちに
怯えてみたり…
祈りは
それぞれ
自ら得る
自ら
到るところ…
こころの
平和に
つながってくれるもの
より深く
みほとけに
ふれるように…
こころを
つねに
持とう…
自分の
値
自分で
切り取ることなく
自分として
真剣に
祈ろう…
平和がかなうように
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
この国は
永久の
平和の国
こころの
やすらぎを得られる
お寺さま
お坊さま
ちかくに
あったらよいなあ…
むやみと
暗唱せず
一語
一語
念じてゆこう
と
おもった
泣かないで!
と
昨夜の
女性にも…
わたしの
かなしむ
こころにも言った
今日を
いまを
生きてるよ
と
今夜
無事に終わって
ゆっくり
ゆっくり
眠れますように
明日
泣けるならば
よいことと…
かならず
かならず
無事にいて…
ありがとう
また
明日
おやすみなさい