助けて…
と
言ったら
目が
覚めた
瞬間
ありがとう
と
言ってた
目覚めたことの
ありがとう
と
すぐに
ごめん
が
やってきた
日の差さぬ
寒い居間も
昨日は
夜になっても
温度が下がらず
眠れないまま
朝まで
うつらうつら…
自然
どんどん
激しくなってく
暑い五月
突然の真夏日
熱が
こもってしまったのか
皮膚が
ぴりぴりしてしまい
眠れなかったようだった
今日も暑くて
危険…！
シーちゃん
と
食べて食べて
飲んで飲んで…
昨夜は
暑さに備え
甘酒を仕込んだ
毎朝
神さまにお供えするお米
ほんのひとつまみだけど
毎日
新しいお米にかえる
それを
毎日
毎日
ためておいて
黒米と大麦と合わせて
一合になった頃
甘酒に仕込む
お米
捨てられない
食べ物
捨てられない
夏みかんの皮だって
食べ尽くしている！
そしたら…
仲間？
いた
海にいた
なんでもかんでも食べ尽くす
邪魔者だ
おまけに
身入りも少なくうえに
不味くて食えないウニ
海の
厄介者
かわいそうなウニ…
仲間だな
って
おもった
そのウニ
廃棄されずに
と
食べさせてもらってて
ウニッコリー？？
という
食用にたえうるウニに
大変身！
させてもらってた
漁師さんも
農家さんも
すごいなあ…
廃棄される部分を餌に与えるんだって…
無尽蔵に繁殖してしまう
悪魔みたい邪魔者の
その
ウニ
生かして
大変身させて…
愛する
って
すごいなあ…
と
おもった
ふるさと
その
自然
いのち
まもって
まもられて…
今朝
早朝の夢
夢に
みてたのは…
姉上さま
だったように
おもえたけれど
一冊の本
手渡しで
与えてもらっていた…
それで
なぜか
師
とも
おもえて
助けて…
と
なったような
不思議に
かなしい夢で
不安に
飲まれているんだな
よわっているんだな
と
知らされた
皮膚ぴりぴりは
ずっと
つづいて
不安
かなしみ
つぎつぎ
つぎつぎ
きたのだけれど
祈って
祈って…
お仏壇のまえにいた
座った
ひとつ
ひとつ
見送るようにして
祈っていた
お経
夜のお経
今夜は
昨日びくびくと
怖じけづいてしまった
妙法蓮華経観世音菩薩普門品
おとなえした
こみあげて…
いけないんだけど
泣きながらの
おとなえ
泣きながらの
お祈りになった
助けてもらっている…
そうして
ようやく
生きてる…
と
ありがたく
ありがたく
祈った
すべての人の
こころの
菩薩
すべての人の
愛
しずかに
しずかに
まもられて
平和へと
つながってゆけるよう
祈った
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
まるで
そのままの
若元春さんの
一心な
所作
蹲踞の姿勢から
塵手水の型へと…
その
手を
合わせる姿
合掌
ああ…
と
見入った
かすかに
こうべをたれ
しっかりと
しずかに
合掌
していた…
若元春さんは
福島の人だ
師に
正師に会わんと
中国へ渡った
道元さま
念彼観音力
念彼観音力
ともに
歩いてくれているような
師
のような人
すでに
与えてもらっているなあ
と
おもった…
その
ひとびとの
ひとり
ひとりの
祈るような
生きざまに
いつも
いつも
師
と
祈って
生きてるなあ…
と
祈り
しずかに
しずかに
どこまでも
飛んで
充満するという
祈りを
真の
祈りを
捧げられるように…
くるしくても
かなしくても
今日
いま
生きてくれている
ひとり
ひとりの
祈り
飛んで
しみて…
つながってゆけるように
甘酒は
とても甘くできあがって
神さまにも
仏さまにも
お供えすることできた
ありがとう…
ここ最近では
いちばんの仕上がり
暑さも
ありがとう…
倒れないように！
とにかく
とにかく
生きていて…
こつこつ
お水飲んで
明日は
また
冷えるって…
一日
一日
こえよう…
いまを
祈って
生きてた
生きてて…
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい
