rock
punk
それら
みんな
Buddha
へと
つながってるの
なんでだろ…
真夜中
ひどい
ひどい
ざわざわ
ざらざら…
きてしまったみたいで
おお
シーちゃん…
と
じっと
じっと
いつものように
たえようとしたけど
どうしようもなくて
といって
本も
読めなくて
ああ…
わたし
すべて
すべて
捨てようと
めちゃくちゃ
必死に
捨てたんだな
って
ふりかえる…
聴きたいもの
見たいもの
本も…
きれいなもの
高価だったけど
もう
こころ
うごかないもの…
こころの
どっかも…?
戦地から
生還したひとたち
国や
民族
違っても
一様に
それぞれに
ふつうの
あたりまえのことが
できなくなった
そうしてはいけないような
そんな
くるしいきもちが
こころのなかに
いつもある
という
つらさ…
語るのを
何度となく
見聞きした
書物にも
読んだ
戦場には
ゆかなくとも
誰かには
わたしには…
この世界は
なにやら
とても
きびしくて…
くじけて…
はじかれてしまったら…
とたんに
もと兵士の
ひとたちのような
まるで
死の
恐怖に
追いたてられるような…
そんな
くるしさ
やってくるのかなあ…
と
くらべられは
しないけれど…
わかってるけど…
そういう
生きてるだけで
きつくて
どうしようもなく
つらくて
っていう
それさえ
自分でも
なにが
なんだか
わかんなくて…
ただ
めちゃくちゃ
むなさわぎして
ざわざわ
ざらざらして…
ちいさな
傷つきに
たえかねたみたいに
眠らずに
ひとり
こらえる夜
あるんだ
まだ…
ママ
なんだろね?
と
こころに
いてくれる
ママ
パパに
天国のひとたちに
rock!を
愛した
友に…
わたしを
知っていてくれてたこと
ただ
うけとめて
さも
たいせつそうに
見つめてくれて
見守ってくれていたこと
いま
こころに
いてくれること…
ありがとう
と
言ってた
早朝
うとうとするまで…
お仏壇のまえで
数珠ネックレス
つないだ
ほんとうは
あの子の
あの友に
と
かわいい
ももいろのビーズで
その
濃淡で…
と
おもってたのに…
いつのまにか
砂漠みたい色の珠
翡翠色の珠
猫の目にも
みえる珠
少しずつ
あったのを
ながめて
ながめて
まんなかの
ひとつを
選んでた…
それから
ある数の
その
半分を
左右対象にして並べてゆくと
大きな珠は
百八つ!に…
うわ…!!
ありがとう…
と
どきどき…
つないで
つないで…
数珠ネックレス
できた
ありがとう
ネックレス
だから…
わざと
完全な
輪
には
してなくて
シードビーズで
おしまいに
輪っか
つくり
はじっこの珠に
その輪っかを
かけて…
そうして
輪
と
するのだった
完全な輪のネックレスでも
余裕で
首に通る長さだけど…
なんか
わざわざ
輪っかを
つないで
ようやく?
輪…
っていう
それは
輪
たいせつな
そういうきもちに
なれるからかも…
と
おもった
できて
祈った
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
今日は…
へとへと
ふらふら
みんな
あきらめて…
やんなくちゃ!と
おもっただけで
吐き気??
するようになった
お片付けも
もろもろ…
ぜんぶ
うっちゃって…
古着物の
長襦袢を洗った
過炭酸ナトリウムを
液体石鹸で
ベントナイト湿布状にしたのを
シミ部分に
のっけといて
ほぼ
シミ抜きできたので
洗った
ら!
縮んだ…
これ
わたしの死に装束に?
とか
ばかなこと
目論んでたから…
ほどきなさいよ…
って
ママが言ってるのか?
仏教徒には
とおくて…
ちいさな
わたしの
つまらないけど
たいせつな
わたしの
一部
でもある
ここ
このブログで
おきてしまった
争い
そして
現実の
自分の
ふがいなさ
あれから…
一所懸命
生きよう
仏教徒に
ほんの
ほんの
すこしでも…
近づけるよう
いま
生きよう
と
祈り
息を
つなぐ…
眠れなかったおかげで
真夜中ラジオで
方丈記の朗読
現代語訳
聴いた
暑い
知らない
行ったこともない国の
砂漠や
翡翠や
猫の目の色した
石の珠たちは
集まって
つながって
数珠ネックレスに
輪
に
なってくれた…
ありがとう
今夜の
おしまいのお経は
修証義の
受戒入位だった
無為の
功徳
無作の
功徳
ここにも…
あなたにも…
ウクライナにも…
ロシアにも…
と
祈った…
雨ぶくみの
夜
ぜんぶ
ぜんぶ
あきらめた
夜
眠れたらよいな…
眠れますように
生きてる
幸運と
明日
ぱっちり!
目覚められますように
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい