天に
突き上げられた拳
見てた
歓喜に
笑う白い歯を見てた
どうか
どうか
かならず
かならず
平和へと
向かうように…
と
祈っていた
県政のリーダー
変わったのだった
平和を
一に
わたしが
選んだ人は
落選したけれど
得票の数の
ひとびとが
ひとり
ひとり
同じく
平和を
祈って
誓願している…
共にある
と
おもった
ひたすらに
自分のできる平和への道
もとめて動いていたひと
これからも
自分のできること
つづけてゆく
平和へと
向かう
と
変わらずの
おだやかな
笑顔だった
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
夜の
お経は…
妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈
道元さまが
自らの命の
終わりを覚悟したとき
この
お経
ずっと
おとなえしていた
という…
念彼観音力
わたしは…
ここを
そのままの意味で
念仏
と
おもってるのだった
だって
道元さまの
お兄さまは
證空さまだから…
きっと
ずっと
慕い
ずっと
尊敬していた
そう
おもうから…
ひとの
こころに
かならず
仏
菩薩が
あるのならば
道を
もとめ
衆生のために
誓願し
正しき道をゆくならば
かならずや
念仏に
ゆきつくだろうなあ
と
おもうのだった…
すでに
涅槃にある
お兄さまをも
菩薩と
仏と
敬い
祈りつづけていたのだろう
と…
しばらくは
夜のお経
妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈にしよう
おとなえしよう…
祈ろう
シーちゃん
ここが
平和な
学都で
ありつづけるように…
学生が
戦地に送られること
くりかえされないように…
原発を
核を
ひとつ
ひとつ
減らしてゆけるように…
誰も
自ら
死を選んでしまうことなく
誰ひとりも
見落とされず
救いあげられる社会となるように…
祈る
祈りのように
いつものお茶を
すり鉢ですった
緑茶も
ほうじ茶も
それぞれ
おそらく
千回以上
すっては
粉にする…
わたしは
わたしの
ちいさな
ちいさな
へんてこな…
平和の道
ゆこう
愚か
なんだけれど
道元さまが
證空さまが
天に
なかよくいて
安心して
共に
修行してくれてるなあ
って
そうして
見知らぬ
共に
誓願する
ひとり
ひとりの
祈りが
つながって
つながって
平和が
かなうとよいなあ
と
きっと
かなう
と
おもった
祈った
念彼観音力
念彼観音力
念彼観音力
夜は
ゆっくり
ゆっくり
できていますように
倒れないように…
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい