シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

辛苦

辛抱

しんぼう

その言葉

 

親方衆が世代交代して…

 

辛抱

大相撲の世界から

消えそう…

っていうか

消えちゃった?

らしい

 

 

我慢

がまん

とってかわりつつあるようだった

 

なんだか

かなしい

シーちゃん

 

 

取り組みの

お互い体勢が苦しい時に

攻めやすい隙を

お互い探り合う

という時

 

土俵に

力士ふたり

がっぷり

組み合ったまま

微動だにせず

 

お互いの

圧力

筋の弛緩

おそらくは

 

それら

全集中して

 

ここぞ!

機を逃さず

 

相手の一瞬の油断の

その隙を一気に攻めてゆけるものが

勝つ

真剣勝負

 

それには

ひたすら

しんぼう…

 

 

稽古も

しんぼう…

 

苦しくても食べる

ちゃんこも

しんぼう…

 

 

隙を狙えるまでの

体力と技は

四股や

摺り足

などの

 

基本の稽古を

どれだけ真剣に

毎日

毎日

つづけられているか

かかっているのだ

 

それも

しんぼう…

 

 

理想は

木鶏

 

国技で

神技の

大相撲

 

 

所作も

態度も

表情も

 

体型さえも!

 

うつくしさ

からは

想像以上に

遠ざかっていたこと

 

こないだ

ほんとうに久しぶりに見た大相撲で

知らされた

残念

 

無念…

 

 

一等

好き

稀勢の里さん

二所ノ関親方

もはや

追随するもの無し!

 

わたしの

唯一無二

 

 

自然の

姿が

ぜんぶ

ぜんたい

好ましかった

 

大きなお相撲さんだけど

均整が取れた体型

鍛練された筋肉が

ほんとうに

うつくしく

 

闘志に

真っ赤に!

紅潮するお顔は

とっても

かわいらしかった…

 

気合い?

自分の頬っぺた本気で張って…

 

それでも

それでも

 

たくさんの

無限の?

迷い

 

隠しきれない迷い

隠しきれない闘志

 

隠しきれない

愛!

相撲愛

そのままに

 

真っ向勝負!!

一番

一番

真剣勝負

 

最後は

負傷し

 

隠しきれない

辛苦と

 

きっと

祈りと…

 

一体となって

無心になって

 

まるで

仏のようになって…

 

大一番

 

死闘

 

そうして

 

横綱としての

力士としての

相撲人生を

終えた

 

最後は

おそらく

勝敗なんか

どうでもよかったに違いない…

 

 

ただ

相撲が

大好きな

その

大好きな大相撲の

土俵に

 

立ちたい

そのおもい

だけだったんだろう

 

 

体格や

天性の資質のゆえに

 

こころの

よわさを言われつづけ

 

自覚していても

こころは

おもうようにはならない

 

 

苦悩しつづけて

 

日々

しんぼうして

しんぼうして…

 

努力の人

 

 

断ちきれたかのような

一瞬

へと

 

到達した時は

あの

大きな怪我と共にあった

 

与えられるのは

 

さらに

大きな試練…

 

 

時間

もどせるならば?

大怪我の直後!

笑顔で

答えていて

 

ああ

稀勢の里さんだ…

感銘をうけた

 

親方になったら

を見据えて

大学でお勉強して

 

怪我を治せる体

そもそも

怪我しにくい体

これからの力士像

 

構築してたらしい…

 

大怪我直後の自分

こうしたら治せたか?とか

笑顔で

語っていたなあ

 

すごい人だ

やっぱり

立派な人

 

 

まだまだ

食いしん坊さんらしいのだけれど…

 

あんまり食べすぎないで

しんぼう!して

健康に長く

お弟子さん育成してほしいなあ

祈ってるのだった

 

 

もう

二度とは

あんな力士は出てこない

 

彼の親方は

師匠は

こちらの出身で

まさしく

しんぼうの人

だったから…

 

 

愛するひとたちの

もの

残されたもの

捨てる

って

 

埃やカビ

アレルゲンという敵

よりも

 

せつなさ

という

かなしみ

という…

 

無限の

いるのは

 

よわさ

 

わたしの

こころの

よわさだ…

 

 

整理収納アドバイザーという

その道のプロの人も

自分の両親の遺品整理

 

切なくなり

何度も手が止まりました

 

時間とエネルギーを消耗し

処分は辛いものです

言ってた…

 

 

そうか

そうなんだ…

って

 

 

胸のつかえ

じんわり

 

わいてきた涙と

おりてくような…

 

体調

まだ

へんてこな今日

 

やっぱり

やっぱり

祈りばかりの

今夜

 

ああ

生きてる…

って

 

ありがとう

って

 

食べられる!

って

しあわせ

って

 

祈るのだった…

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

心を防ぎ

過を離るる事は…

 

貪らないこと

 

なんだけど…

 

いっぱい!食べた

 

 

生きてる

食べられる

しあわせ

 

ありがとう

 

 

へと

向かおう

 

ママ

自分でリメイクしたらしい水屋着

このところ

ずっと着てて

 

絹の袷の着物

リメイクしたみたいで…

 

やっぱり

古着物は

残す

と決心し

 

一日一枚

でも

洗ってるのだった…

 

一日一番?

みたいな

リスペクト??

 

 

なんにも見れず

なんにも聴けない日々

 

祈る日々

 

生きてる…

この

一瞬が

 

しあわせ

 

不変

 

いのちは終わる

ということのみ…

 

わたしも

わたしも

 

こうしてるまにも

 

きっと

きっと

変わってくれてる…

 

 

ありがとう

 

ありがとう

 

 

今日が

今夜が

無事に終わっていること

祈ります

 

食べて

眠って…

 

細胞と

いっしょに!

うまれかわったようになって…

 

明日

ありがとう!

目覚められるよう

 

 

かならず

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい