シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

かえす

朝いちばん

 

なにを朝からわらってるんだ!

 

って…

 

おしまいのバイト先

そんな

殺伐とした

 

怒り

うずまくところで…

 

それでも

わたし

 

ほほえみ

つなげてた

 

すくなくとも

 

うわ…って

なっても

 

怒らない

 

そういう

瞬発力

無い

そっちの

言い方が

ただしいんだけど…

 

 

まえのところでも

そんなんだったし

って

 

おっかないなあ

でも

いま

ここいらは

こんなんなのかあ…

って

 

 

おくれて

怒る

無かった

 

 

パパ

ママ

天国

お浄土ゆき

 

のろま?

よい

はたらき?

 

こういうのも

 

きっと

ここに

つながったもの

おもえてきた

 

ありがとう

って…

 

 

あの

仲間外れ合戦?

地獄??

 

なんか

いつも

どっかで悪口…

 

そういう

戦場?

 

そこにも

 

ほほえみ

かえしてくれるひと

 

まれには

いたなあ

シーちゃん

 

 

もう

それ

しか

 

のこってないなあ…

 

 

 

パパの

にこにこの遺影のまえ

コーヒーおそなえして

 

パパへ

にこにこ!

かえした

 

ありがとう

お祈りした

 

ずっと

ずっと

朝には

かならず

にこっ!

として

 

名前

呼んでくれて

 

おはよう!

って

 

そういう

パパだった

 

 

 

ありがとう!

って

言ってる

毎日

毎日

 

泣ける…

 

 

どうして

 

どうして

こんなに

でるんだろう…

 

無力

 

かなしいけど

 

生きていて

起きられて

 

祈る

いま

 

ありがとう…

 

しもやけの足

親指

ひどいけど

十指すべて

 

なにか

蓄積?

ちょっと

おかしい…

 

金属アレルギーのピークに

症状状態

ちょっぴり

かぶってるかも…

 

蒸し茹で豆の保温には

ステンレス鍋で

沸騰させたあと

ホーロー容器に

うつしかえる

ということに…

 

よわすぎる

心身だ

 

 

永平寺のドキュメンタリー番組

以前に録画していたものは

削除してしまってた

 

ナレーション

合っておらず

 

英語の発音抑揚?

 

eiheiji

エイ!ヘイ!ジ

って

 

くりかえしてて

 

不思議な気分してきて…

演出っぼいところも

とても多くて

いつのまにか

 

消してた

 

同じく

永平寺

1977年の古い番組

再放送で見つけて

 

外国の賞も取った

とあって

録画してた

 

昨夜

真夜中

 

眠れず…

 

やっぱり

わけもなく

泣けてきたので

 

 

たまらず…

 

みてしまった…

 

正座して

 

暖房もつけず

 

 

道元さま

に対して

その

おもいについて

 

 

憎む

 

という言葉

つかわれていた

 

徹底して嫌い

 

というのもあった

 

それで

 

教団

という透過?

 

スクリーニング??

ちょっぴり

なのかなあ

おもった

 

 

その当時の

現実の

永平寺

 

修行僧たち

ちかいのかなあ?

みていた

 

そのまま

止まり

 

そこで

生きていた…

 

あの食事の

インタビューに

雲水さんが

 

みんな脚気になります!

 

 

たのしそうに…

満面の笑顔で

答えていた

 

初っぱな

 

第一道場

という

 

その

こだわり

 

語る

お坊様…

 

やっぱりか…

おもった

 

 

道元の時代には

曹洞宗

とは

 

かかげられていなかったこと

 

二派

二宗

とも

おもわれるような…

 

巨大な

入れ物なんだなあ

あらためて

知らされた

 

 

道元さま

徹底して嫌われたもの

とは

 

中央の

巨大勢力

であったのだろうになあ…

 

 

七歳で

母を亡くした

かなしみの

 

涙に

洗われて…

 

洗われて…

 

透明な

世界

 

 

もとめて

 

ひとり

果てた

道元さま

 

おもった…

 

 

かなしみ

波みたいだなあ

パパ

 

 

お祈りして

 

やっぱり

懺悔していた

 

ごめんなさい

 

ありがとう…

 

ありがとう

つたえた

 

 

みんな

無事だとよいなあ…

パパに言う

 

にこにこの

パパ

ほほえんでる

ママ

 

みまもってください…

 

祈ってください…

 

 

禅問答もどき?

こわいくらい

戦争や

戦場や

 

犯罪や

 

災害の

 

その

理不尽さ

 

抗えない人間の

 

よわさ

もどかしさ

 

パパと

ふたり

 

語って

 

語っていた

あの

病室

 

あの

パパとわたし

 

こころには

いまだ

いるみたいだけれども…

 

 

おしまい

ちかく

には…

 

やっぱり

 

にこにこ!

パパだった

 

ありがとう

 

 

病気を生きない!

 

そういう

おもい

 

つたえてくれた

 

ぜんぶ

あって

自分だ

って

 

人生に

無駄は無い

 

って…

 

 

ありがとう

 

 

ちいさなひと

ならば…

 

怒り

 

泣く

しか

 

方法

ないけれど…

 

かえして

 

ちいさく

ちいさく

なって

 

 

かならず

ほほえみと

 

ありがとう

なる

 

って…

 

知ってる

 

 

病に

おろおろ

お念仏みたいに

 

ただ

お経を

となえて

 

歩きまわっていた

という

 

道元さま

 

おもった…

 

 

さいわいは

 

女房?

みたいな

お弟子さま

そばに

ついててくれた

って

 

ゆくは

誰も

ひとり

 

だけど…

 

 

 

仏教

 

絶えることなく

 

ここに

 

ここまで

つながってくれたのは

 

 

よわいもの

 

おろかなもの

 

ちからないもの

 

ひと

すべて

 

いっさい

救う

 

そこへ

 

他力へ

 

ただ

ありがたい

という

 

いま

へと

 

ゆきついた

浄土門

 

ただしき

ひとつ

 

 

お釈迦さま

ひたすら

 

ひたすら

お慕いする

 

きよらかな

おもい

 

祈り

 

 

ありがとう

 

祈る…

 

 

 

いちにちが

無事に終わって

 

いちにち

 

いちにち

 

つながって

 

 

かならず

かならず

無事にいてください

 

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい