シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

なんにもわからないを

生活は

生きる

 

修行

 

誰にとっても

 

たとえ

 

仏教徒でなくても

 

宗教

もたなくても…

 

ただ

この

いまが

あるって

 

わかっているのは

たしかなのは

 

たった

この刹那の

 

いま

 

いま

だけ

なんだもの…

 

そりゃ

修行だよね

シーちゃん

って

 

 

朝の目覚め

泣きたいくらい

ありがたいなあ…

だけど…

 

死にたいくらい

悲観的絶望的な

いま

しかない

そのことに

 

救われていて

 

いましかない

先も見えない

 

考えられない…

そういう

あやういこころ

ひたすら

祈って

 

ひたすら

もの捨て

お片付けしてる

 

いつしか

死のお片付けになった

 

 

お洗濯は手洗いになり

食は

不思議へんてこご飯に…

 

きびしい修行とか?

苦行難行?荒行とか?

 

ぜんぜん

そんなんじゃなくて…

 

ただ

かなしくて

ただ

くるしくて

 

なのに

だからこそ

 

いちにち

あたえられたら

 

目覚められたら

 

ほんとうに

うれしくて

どきどきしてて…

 

ひとつ

取るに足らぬひとつ

つないで

つないで

へとへとになって

 

祈り

 

明日は

ないかも

 

ありがとう

眠りにつく

 

 

道元さまが

身心脱落に至ったのは

師である

如浄和尚が弟子を打つ

そのときで…

 

身心脱落

 

その場面で

至ることの意味も

 

なんにも

 

なんにも

永遠に…

 

わかる

などということは

ないだろうなあ

という

 

そのことだけは

 

ぼんやり

うっすら

わかるようにおもうけれども…

 

くりかえし

くりかえし

読んでみてるなあ…

 

 

ハイロウズ

笑ってあげる

みたいな

 

なんにもわからない

わかるために?

いや…

ため

じゃないなあ

 

なんにもわからないから

生きるんだなあ

 

生きてゆけるんだなあ…

 

 

裸足になって座禅を組んでも

結局何にもわかりゃしないだろ

日々の煩悩の中で気付かなきゃ

結局何にもわかりゃしないだろ

 

裸になって滝に打たれても

結局何にもわかりゃしないだろ

日々の煩悩と欲望の中に

しっかり確かな手応えがあるぜ

 

キミは笑われたことがないんだろ

笑ってあげる

眉間にしわを寄せてるキミを

笑ってあげる

 

苦行の果てには何が見えたんだ

難行の果てに何が見えたんだ

キミが偉そうに言ってることなど

とっくにオレは気づいてるんだぜ

 

キミは笑われたことがないんだろ

笑ってあげる

眉間にしわを寄せてるキミを

笑ってあげる

 

 

      笑ってあげる ハイロウズ

 

 

rock

punk

大好き

 

あれって

 

こういうことだなあ

って…

 

いまも

こころの

ふかいとこ

rock

punk

こころとあって

 

だから

 

だから

お釈迦さまの

みおしえへと

ひきつけられて

 

いま

なんだなあ

って…

 

 

なんにもならない

なんにもわからない

だから

 

坐禅する

 

ただ

すわる…

 

いまならば

お仏壇の

まえに

正座

 

ただ

歩くことや

ただ

走ることや…

 

ただ

祈る

 

そういうわたしなんだなあ…

 

 

死のお片付けとして

 

捨ててゆこう

おもえたこと

 

たいへん

ありがたく

おもえてきた

 

いまだに

おこもり

どこへもゆけないまんま

だけど…

 

死のお片付けは

できるだけを

やり終えたい

 

なんにもわからない

また

わかる

という…

 

結局

なんにもわからないまま

なのかも

しれなくても

 

 

捨てて

捨てて

 

棄てて

棄てて

ゆく

 

 

こわいくらい

大量のものたちが

詰めこまれてたお家

どんどん

古く朽ちてゆくんだから

 

もっと

もっと

こわくなってくんだから…

 

それだけは

わかってて

 

おしえてくれたネズミや

虫やナメクジや蟻や

 

わたしだって

そういう生き物の

 

いのちの

 

自然の

ひとつ

 

すべて

ありがたく

 

ありがとう

祈った

 

 

ありがとう

 

 

 

なんにもわからない

だけでなくて

なんにも

考えられない

みたいな…

 

ほんとうに

どうしようもないような

 

いま

なんだけれども

 

生きてる

 

生きて

ある

いま

 

ありがとう

ばかり…

 

 

ありがとう…

 

 

 

今日

無事

終わりますか?

 

疲れていないこと

 

倒れていないこと

食べられて

眠れていること…

 

祈ります

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい