シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

だれかれと

誰かが

誰かを

 

 

死ねばいい

などと言う

 

わたしに

言ってた…

 

もう

そんなことは

なくなったんだし

 

もう

その人間とは

すれちがうことも

ないんだろうけど

 

そして

ほぼ

見知らぬひと

なのに

 

どうして

わたしに

だったのかなあ…って

 

いまだに

ぶりかえす

恐怖

 

だれかれ

かまわず

かぎらず

言ってた?

 

そんなことなさそう…

 

 

 

アレルギー起きたみたい

シーちゃん

くしゃみして

 

腹筋の左側

つった…

 

昨日よりは暑くないらしいのに

湿度が高くて暑い気がする

 

救急車が

とても

おおい…

 

 

昨日

終えられなかったつづき

しようとおもってたのに

 

集めて

ぜんぶ洗う

と決めたものたち

いつもの手洗いしてたら

 

それだけで夕方になってた

 

 

夏の

気配

 

蚊取り線香

夏のにおい

なのに

 

ハッカ油と

蚊取り線香とで

ネズミ対策していて

 

かなしいにおいになったなあ…

って

 

つぎつぎと

かなしいこと

おもいだしたりしながら

 

一所懸命

手洗いのお洗濯していた

 

 

お祈りのときには

 

お経の

まえに

 

かなしい

かなしい短歌

うかんだ

 

 

だれかれと

こわいこと

言うひと

 

どうして

わたしに

だったか…

 

 

言いたいことは

ほんとうは

ほかに

あったのだろうに

 

 

 

身の置き所ないような

ただ

かなしい

いちにちとある

 

パパのお花ちゃん

ちっちゃな葉っぱ

のばしてくれていた

 

 

うれしかった

 

 

 

ほんとうは

 

ほんとうは…

 

なかよく

笑ってたかったなあ…

って

 

 

 

いっぱい

いっぱい

洗ったものたちの

よびおこしてくれた記憶

 

なつかしい

記憶の

わたしたちは

 

姉上さまと

わたしは

 

笑っていてくれた…

 

ありがとう

って

泣いた

 

 

明日

あたえていただいたら…

ざっと

アイロン

かけられたらよいなあ

 

 

 

よきこと

そう

ねがってしまうならば

 

たちまち

悪しきこと

となるのに

 

昨日の

自分

恥じた

 

ごめんなさい

 

ごめんなさい

 

ほんとうに

ごめんなさい

しか

ない

 

 

生きて

ある

いま

だけ

 

ただ

それだけのわたしだなあ…

 

 

 

だれかれと

わかたず

 

しあわせ

平和

祈る

 

 

祈る

 

 

ありがとう

 

 

ごめんなさい…

 

 

 

倒れていないこと

無事にいてくれること

祈ります

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい