いつからだろう
わたし
死
いつも
おもってる
かんがえる
ものごころついてから
きっと
だから
変な子…
いつのまにか
ひと
病院や
施設や
お家以外で死ぬ
お家では
ほぼ
死ななくなって…
死
まるで
タブーみたいで
救急は
老人が
たくさん運ばれていて
やっぱりか…
って
おもった
死
ひたひた
いちにち
ちかづいてるって
こわい
いま
それで
死のお片付け
なんだから
って
そう
自分に言う
けど…
くたびれた…
シーちゃん
姉上さまのためにも
なってくれたら
よいなあ
とは
そう
おもえば
善行
には
なってくれないんだなあ…
むしろ
悪行か
って
また
背中
痛くて
のど
痛くて
正座できなくて
食べる
も
つらい
だけど
早朝
起きられて
いちにち
あたえられて
お経
となえ
お祈りして…
できないこと
あまりにも
ふえすぎて
おもわなくなった
正座
無理でも
片足で坐禅みたいの
できてるよ
って
死は
病は
業
ここにきて
はじまったわけじゃない
つながっていて
あらかじめ
あたえられていた
あたえられてゆく
ゆく
道
って…
お念仏
ただ
一心に…
かなっている？
などとも
おもわない
事件…
こわい事件
甚大な被害の災害
こわいニュース
わたしには
だけの
恐怖
も…
なにか
起きると
くるしくなって
それら恐怖の
記憶
つながって
どこまでも
つながってしまうこと
ある
多い
パパママの病
それは
死への
道のりで
親
ふたりきりで
はじめてで
おしまいの
伴走の
道で
なんにも
なんにも
よく
しっかり
果たせなかったなあ
と
支えてもらった
姉上さま
とも
わたしひとり悪
の
この
おっかながりの
逃げ
のために
いま
なんだなあ…
ごめんなさい…
ごめんなさいも
お念仏
と
ともに
南無阿弥陀佛
は
すなわち
ごめんなさい
と
なっていて…
生きる
は
死と
ともにあり
お念仏と
ごめんなさい
とあり
いま
いつか
いっしょに
わらって
会いたい…
死のお片付け
なんとか
つなげていただけるように…
かなえていただけるように…
くだもの
ずっと
食べていないなあ
桃
は
だいすき
なんだけど
もう
何年も
食べていない
体重
増えて
よろこぶほど
痩せてもいないわたし
なんだけど…
お肉も
煮干しのほかの
お魚も食べなくなって
それでも
太る
って
うれしい
よいこと
だよねえ
ママ
って
冷蔵庫
まだ
ひわひわの
ママの冷蔵庫のままで
すいか
今年は
すいかも
食べられないだろうなあ…
レーズン
だいすき
レーズン
食べられてる
しあわせ
って
おもった
そう
おもうときにも
死を
おもってる…
生きるために
死を
おもう…
明日
あたえていただけるのならば
死を
おもい
ともに
死のお片付け
つなげていただけるように…
生きてるよ
と
自分に
言ってる
平和を
祈っている…
パリも
平和に…
平和に…
いちにち
無事に
終わり
倒れていませんように…
やすんで
食べられて
眠れていて
疲れていても
ゆっくり
やすんで…
ともに
明日
あたえていただけること
祈っています
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい
