もともと
記憶
うすい？
わすれなくてならないこと
ありすぎたのか
とんちんかんか…
おぼろげ
ずうっと
おぼろげだあ…
シーちゃん
なのに
かなしみ
かなしみ
として
のこってるなあ…
昨日
カビ
息苦しくなっても
仏間に
ずっと
すわっていた
肩で息してる？
って
口呼吸
くりかえしてみたら…
ぜろぜろ…
ちいさく
鳴ってる？
かも
喘鳴
とまでは
いえない
へいき…
へいき…
自分に
言ったんだけど
それから
その不安
と
眠れず
ずっと
してたことが…
食べる
食べる
という…
お茶も
たくさん
たくさん飲んだ
水分利…
でてしまえ…
って
夏に太る
は
好ましいよねえ
ママ
って
パパは
わたし太ったら
ものすごくよろこんでたなあ
ママは
毎年
夏には痩せた
筋肉が落ちた
後年
太って
もりもり食べてて
小太り
ぽっちゃり
よいかんじ
って
おもってた
姉上さまに言ってたという
わたしは百まで生きる！
を
ついぞ
わたしは聞かなかった
たぶん
わたしには言ってない…
つまらぬことばかり
はっきり
記憶ある…
ママが
神さま
という
まちなかのイタコ
とでもいうような…
占い？
ご祈祷？
に
凝った？こと
お経もあげる…
お念仏もいう…
そういう
ある女性のこと
信じてしまって…
タイミングわるく
わたしは病に
内科に入院が
つづいていて
わたし
その類い
信じようはずもないのだけれど…
ママの
子
であるため
致し方無く
そのイタコ神さまの
ご祈祷お祓い？儀式
してもらいにも行ったことがあった
なにしろ神さま
イタコ神さまなので…
聞きようによっては
どうとでもとれるような
そういう
曖昧模糊
しばらく
つづけて…
ママの
熱心さのあまりと
おもわれるんだけど…
ママの
熱意？
しつこさか…
に
根負け？
とうとう
生き霊！
などという…
核心？
誰だ…？？
って
しょげて…
おそろしくて
泣きたくなってしまったんだけど…
そっからは
ママの
耳の？
こころのまま？で
どうとでもとれ！
みたいにして？
結局
あらぬ人物
曖昧模糊のイタコ神さまによって
というよりは
ママ！
によって！！
生き霊になったひと
わるもの？
決定？
そういうことに
いつのまにか
なっていて…
また
きて
と
次は
もっと
もっと念入りに
生き霊のお祓い儀式
って…
足抜け？
できたのは
わたしが
元気になったのもある
ママが
冷静に
あれっ？
自分が思い込んで
自分で決めてないかな…
とか？
きっと
けっこうな高額だったんだろうしなあ
イタコ神さま
も
おっかなかった？
かもなあ…
ママの
すごみ…
ママは
わたしに霊感ある
って
おもいこんでた
あるわけないし…
いっかいも
心霊現象も
ユーレイも
みたことない…
みたい
会いたい…
って…
いつも
おもうよ…
夏
夏…
夏の
お出かけワンピース
ボレロつきのレースのワンピース
姉上さまとお揃いの…
おもう
平和
核
無き
世界
祈る
ふらふら
食べてばかりの
いちにち
ひとり
ただ
ひとり
平和
祈る
かなう
は
つなげられる
は
へんてこご飯やら
へんてこ生活の
生きてて
ごめんなさい…
の
ありがとう
の
いちにち
へんてこりん
ひとと
ちがってて…
ずっと
わらわれてきたかなあ…
って
おぼろげな
もやもやの
うすい
記憶
に
ちっちゃいわたしも
わらわれてて…
泣いてるなあ…
石が
頭に…
は
おぼえていないのに
誰か
は
わらってた
生きてこられた…
生きて
食べてる
ごめんなさい
なんだけど…
太って
食べられてる
ありがとう…
ごめんなさい…
カビ始末も
予定してた
大物始末も
ひとつも
なんにも
できない…
けど
ぜろぜろ…は
消えた…
ありがとう
ありがとう
ごめんなさい…
ごめんなさい…
集団
は
こわい
けど
ただ
ひとり
ひとりぽっち
の
こころ
平和に…
ありがとう
って
祈りと
ゆこう
ありがとう
無事に
いちにち
終わっていますように
ゆっくり
ゆっくり
やすめるように
明日へ
希望と
眠れるように…
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また明日
おやすみなさい
