シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

無き

わたし

 

われひとり悪と

 

おもっていた

 

血縁

といえども

わたしという

悪は

 

不幸

つなげるんだ

シーちゃん

って

 

 

幸福

ねがう

 

祈る

 

姉上さま

弟家族

 

幸福に

って

 

祈って

祈っている

 

ただ

祈る

 

 

 

地震の国

この国

 

こんな

ちっぽけな島国なのに

 

原発

いっぱい…

 

そして

米軍camp…

 

米国に

 

戦争に

負けたから?

 

いまもって

負けつづけてる?

 

 

約束

とは

縛り

 

そして

かんたんに破られる…

 

 

いま

争いに

戦争にある国の

為政者

その長

 

愛するひとら

愛を

語り

育んでいるかなあ…?

 

 

ロシア兵

となった

日本人が

死んだという…

 

兵士

って

だれでもよいのだなあ…

 

義勇兵ってなんだろう…

 

 

巣鴨プリズンについて

それから

戦争について

 

それから

平和について

 

病院の個室の

暗幕みたいなカーテン

閉めきって

 

真っ暗闇に

パパとふたり

夜まで

語った

 

 

おじちゃんの

パパstoryで

 

パパ

愛のひと

知った

 

それは

わかってたんだけど…

 

知らなかった

若き日のパパや

 

男同士の

友愛や

 

それで

 

あの頃の

もめごと?

 

あれって

 

パパママふたりともの

妄想だったか…

って

 

別れる?

 

なんか

つまらない誤解?

 

やきもちなのか…

 

さっぱり

わからん

だけど…

 

もめてた

らしい

一時期

 

姉上さまにも

きかされたので

 

おお…

わたしの妄想でなかったのか

内心

驚いてしまってた

 

 

けれども

そういう問題よりは

 

おばあちゃんの病に

認知症という

経過に

あった?

 

 

パパ

おばあちゃんを

ほんとうの母とおもっていた

おしまいにちかく

おしえてくれてた

 

血のつながり無くて

 

でも

おばあちゃんの病に

 

おろおろ

いらいら…

かりかりしてた

 

愛する

母の

崩壊

 

そう

おもって

混乱してしまったんだろう…

 

病によって

介護

によって

 

家族が翻弄されるのは

かなしいことだ…

 

 

ママ

愛をもって

おばあちゃんを

お世話しつづけたなあ…

 

とは

 

意志

 

ほんとうに

そうだ

おもった

 

 

そもそも

パパママ

感性も

価値観も

まったく

 

まったく

ちがってて

 

新婚生活で

わかって

新婚生活で

恋?

していってたみたいな…

 

そんな

パパママstory

いっぱい

いっぱい

きいてた

 

デート?

バイクで

映画をみてラーメン?

 

映画は

それぞれ

ちがう映画をみるんだ

って

 

パパは洋画

ママは邦画

って

 

くりかえし

くりかえし

おしえてくれた

パパの

 

くしゃくしゃの

笑顔

 

 

姉上さまが

うまれて

抱っこしてるお顔も

 

甥っ子クンが

お家に遊びにきてくれてた写真の

パパも

 

おんなじ

おんなじ

くしゃくしゃの笑顔…

 

 

 

感性

価値観

まったく

ちがってて

そのゆえに

 

ひかれあわないことには

 

恋愛

なんか

できないことだろうなあ

って

 

そうして

愛を

 

意志を

もって

 

つなげてゆけるのは

 

ひと

しか

いなくて…

 

 

親きょうだい

でなく

 

パートナーならば

 

背徳の罪

かかわる

のではないならば…

 

動物ではないのだ

ひとなのだから…

 

愛を

つなぐ

言葉を

 

愛語を

かわして

 

ともに

ともに

ゆく

 

そういう

パパママであったこと

 

わたしの

こころの

 

わたしだけの

パパママstory

ひとつ

ひとつ

 

おもいかえされていた…

 

 

ありがとう…

 

そして

やっぱり

 

ごめんなさい…

 

 

戦いに

 

愛語

語ってくれるひと

 

あらわれてくれないものか…

 

 

戦争が

終わってくれるように

 

祈った

 

 

みんな

いっせいに

 

捨てよう

とは

 

ならないものか…

 

 

つかわれてしまったのに…

 

 

 

平和

祈る

その

おもいと

 

カビ始末の

つづき

 

また

たったひと部屋

だけなのに

 

へとへとに…

 

すぐに

順繰り

カビは

やってくるんだけど…

 

さっぱりしたねえ

ママ

って

 

ありがとう

って

 

 

パパと

いっしょに?

もしかして大逆転??

とか

 

映像で

ちょっぴり

高校野球おしまいのとこみた

 

逆転かなわず

負けて

 

くずおれてた…

 

 

若い

少年兵

特攻隊として訓練して

 

かならず

死なねばならない

飛行を

一度

 

覚醒剤入りチョコレートと

お酒をもたされて

 

飛んだのだという…

 

 

パパ

自分

よく

知ってもいない戦争のことを

 

だれから

きいたの?

って…

 

 

 

少年たちの

澄んだ

 

みていた

 

 

平和に

むかってゆけるように

 

 

 

つなげてください…

 

 

となりに

愛するひと

あるならば

 

ありがとう

 

つなげてください

 

 

 

ひとりぽっち

 

われひとり悪

 

 

言えた義理

ないなあ…

 

 

ありがとう

しか

 

ないなあ…

 

 

ありがとう…

 

ごめんなさい…

 

ごめんなさい

 

 

 

 

いちにち

無事に

 

平和に

 

 

何事もなく

終わってくれること

 

祈っています

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい