シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

至る道

供養

って

 

いったい

なんだろう…

 

お寺

お墓

ゆけなくなってから

 

それは

 

自分の

こころが

 

そのように

なっている

 

それでも

ほとけさまと

天国の

お浄土のひとと

 

いつも

いつでも

ともに

ある

 

おもわれる自分…

 

仏間に

すわり

お仏壇のまえに

お祈りしながら

 

いつも

いつでも

 

どこにいても

みんな

いてくれる

 

そう

おもう自分

 

身勝手で

 

罰当たりだ

って…

 

ごめんなさい

 

つなげてきた

 

 

 

台風

東北上陸し

横断する…

シーちゃん

って

 

起きた

 

 

なかなか

動けなかった…

 

足つりと

頭痛?

頭痛なんて

めったにないこと

 

閃輝暗点

視力や

耳や

もろもろ考えれば

 

頭痛ない

すごい

って…

 

お医者さん

誰も

口そろえて

言うばかりか…

 

閃輝暗点?ほんとにある?

疑うひとまで…

 

 

線状降水帯に

そなえるため

お家のなかの

雨水が流れるところで

自分で手入れできる箇所の

お掃除

だけは

できた…

 

あの

雨漏りのとき

 

偶然

ご近所さんが

こちら側の

雨水の溝に

 

もの?ごみ?

捨てている

って…

 

笑って

おしえてくれた…

 

驚いた

 

けれども

いまとなっては

 

なんの悪気なく

笑って言ってた

 

そうならば

 

ご近所さん

限らず

大勢のひと

捨てているんだろうなあ

って…

 

 

 

 

 

ひとの

ゆく

 

うまれたからには

 

死ななくて

ならない

 

ひとり

かけず

 

へと

ゆく

 

 

 

パパ

ママ

死なねばならない病に

あって

 

パパは

余命

 

ママは

なんにもしなければ即

という

 

そのような

ところから

 

いま…

 

おもえば

 

 

パパ

ママ

だけでなく

 

うしなって

 

うしなってきてしまった

おもう

 

 

 

ごめんなさい

懺悔する

けれども

 

どんなに

つなげたって

 

どんなに

どう

なにを

 

つなげたって

 

悪だ

わたしは

 

 

おもうようになってた

 

そしたら

 

お経

おとなえする

資格?

 

仏教徒としても

生きられないのに

 

ゆるされるものではない自分

 

罰当たり

 

それは

 

ただ

ひとり

 

われひとり悪

おもった

 

 

なにを

どう

食べて

生きていたならば

 

なにを

どう

つなぎ

生きていたならば

 

なにを…

 

なにを…

 

おもっていたら

 

ぜんぶ

こわくなってた

 

 

冷蔵庫は

もの

なのに…

 

まるで

 

喰うな

 

言われているきもちした…

 

喰えなんだら喰うな

 

という

 

どこかの

禅僧の

言葉

それも

 

お釈迦さまの

みおしえ

 

 

ほんとうは

喰って

ゆけぬ

そういうわたしだ

 

姉上さまの

 

ここに

ただ

うまれた

という

 

それだけを

よすがとして

 

ただ

慈悲に

すがって

 

食べることできている

おもう

 

お祈りして

お祈りして

 

ありがとう

食べる

 

 

 

どこにもゆけない…

 

なんにもできない…

 

 

祈って

食べる

 

お掃除

お片付け

つないで

つないでもらっている…

 

ありがとう…

 

ありがとう…

 

 

 

いちにち

いちにち

追い込まれてく

 

おろか

 

 

 

いちにち

いちにち

 

なにもかも

 

ひとつ

ひとつ

 

みんな

 

ただ

ありがとう

なってたなあ…

 

 

ひとと

うまく

よく

生きられない

 

のゆえ

なのだから…

 

ごめんなさい…

 

ありがとう

 

 

 

 

ひと

至る

 

そこへの

いちにち

 

いま

 

おもう

 

 

 

台風のそなえ

 

ほんとうは

ほかに

もっと

すべき

しなくてならないこと

 

たくさん

たくさん

あるのだなあ…

 

住んでいてならないところに

住まわせてもらっているのに…

 

 

とにかく

とにかく

自分の

手で

 

いま

ふらふらの

自分

 

つなげてもらえるところ

だけでも…

 

 

 

 

なにか

食べて

 

生きねばならないなあ…

 

ましてや

 

慈悲に

すがって

食べるのだから

 

まったく

まったく

無駄

せず

おもう

 

祈って

ありがとう

食べる

 

 

祈って

ありがとう

 

ただ

いま

しか

ない…

 

 

 

ありがとう…

 

ありがとう…

 

 

不潔

その

恐怖

まったく

なくなってた

 

いつのまにか…

 

過ぎたる

清潔

快適

便利

のために

 

どんなにか

ものや

水や

資源

無駄したかなあ…

 

どんなにか

 

地球

いためつけたかなあ…

 

 

それは

すべて

 

ひとに

 

もどる…

 

 

口に

 

血に

 

もどる…

 

 

 

 

怒り

みたいな

 

あたらしい日常

 

古屋

ぶっ壊れそうな

 

そういうところ

たくさん

たくさんあるなあ…

 

ひとつは

ほんとう壊れそう…

 

進路も

勢いも

はずれて

 

どこにも

 

どこにも

 

おそろしい被害

ありませんように…

 

またたくまに

減弱してくれて

 

通りすぎてくれますように…

 

 

かなえられること

 

つないでもらった

 

祈ろう…

 

祈る…

 

どこにも

ゆけず…

 

 

仏教徒にも

 

なににも

なれない

 

ただ

 

至る

ところ

 

至る

 

ゆく

 

祈りと

 

 

天国の

お浄土の

ひとたちと…

 

 

道元さまの

おにいさまの

おしえ

その

言葉

 

すこし

しか

知っていないけれど…

 

 

お釈迦さまの

みおしえ

 

ここに

 

ここに

あって

 

わたしにさえも

あたえられたように

 

おにいさま

ふかく

やさしい

おしえに

 

至れたこと…

 

 

ありがとう

 

祈っていた…

 

祈る

 

 

 

 

ありがとう

 

 

ごめんなさい…

 

 

 

ありがとう…

 

 

 

 

何事も

なく

 

 

大事なく…

どこも

 

どこにも…

 

祈ります

 

 

 

 

今日が

無事に終わってくれますように

 

こわいこと

ひとつも

なく

 

やすめますように…

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい