シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

身を

朝の

お掃除

だけで

 

背中

のばしていられないほど

 

くの字になって

 

ほとぼりさめる

待ってたくらい

 

情けないような

体力気力の無さ

 

一所懸命になって

拭き掃除を終えた

おもわず

 

深呼吸した

 

足らないのは…

 

根性?

シーちゃん…

 

 

よろよろ

お仏壇のまえに

しばらく

坐ってた

 

 

たのしみ

してはならないという

どこかからの?戒が…

 

たのしみ

であって

かつ

実なるもの

 

また

供養

となること

ねがっていたり…

 

 

お相撲が好き

パパも

おじいちゃんも好きだった

けれど

 

パパ

病が重くなってからというもの

たのしみ

ひとつも

無用となってしまった…

 

ただ

わたしたち

姉上さまとわたし

病室を訪ねるのを

待っていた

 

おしまい

おしまいに

ちかくなって

歌をうたってあげられたことは

 

さいわい

 

 

うたうのは好き

カラオケはしない

好まないというか…

 

好きではない

というか…

 

あのような施設設備ある場所は

恐怖かなあ?

 

おっかない

 

アカペラ?無伴奏

 

ひとり

うたうのだった

ちびのときからだなあ

 

もっとも

 

いつも

おばあちゃんがそばにいて聞いてたんだけど…

 

rockに心酔して以降はrockうたいながら

ひたすら

歩いたり

自転車こいでたり

 

 

お彼岸は

そのちかくには

ことさらつらくなる

 

ことさら

生きていないものたち

おもう

 

泣くな…

泣くな…

 

自分に言う

 

 

ママにお歌うたって

 

それきり…

って

 

さみしくなってた

 

 

ラジオだけで聞いていると

伝わってこない

わからないこと

たくさん

たくさんある

大相撲も然り

調べたりもしないし…

 

平戸海さん

よいお顔というより

よい面構え

感心していた

 

お相撲さんだ

ほんものだ

って

 

立ち居振る舞い

表情も

言葉も

危なげないどころか

 

こちらが

身を

正して見なくては

申し訳ない

そう

おもう

 

そういうお相撲さん…

 

大の里さんと同い年

わかって

 

びっくり…

 

 

きびしさ

ひとくくりに

よい

とは

まったく

おもわなくなったんだけど…

 

 

転換期だなあ

 

大相撲界も世代が代わって

アナウンサーも世代交代で

 

摩訶不思議?なことを言い出すひとも

ラジオの相撲中継のアナウンサーには

いるのは確か…

世代が代わった若い親方衆にも

そんな呼び水にのって迎合とか…

 

あるいは

…?

となって

放送事故??

 

しばらく

絶句して

とか

 

いまのところ誰も怒ってはいないけど…

 

北の富士さんなら

あきれて

諭すなあ…

って

 

貴乃花さんなら?

とか

 

 

おもってたら

 

やっぱり

 

やっぱり

パパ…

なってた

 

 

お経

おとなえできないよ…

 

ごめんなさい…

 

あれ

どうしよう?

完全に煮詰まった

大物始末のこと

パパに

きいた

 

ひとりぽっち…

 

 

でも

でも…

 

おねえちゃんと弟は

なかよしになってくれてるよ…

よかったねえ

そっか…

なんだって

わかってるんだもんねえ…

 

 

ごめんなさい

つなげて

 

坐って

 

坐って

 

背中のばせるようになってくれたので

 

ありがとう!

って

 

身を

もって

だねえ…

のたのた

ひとつを

つなぐ

 

お釈迦さまにも

道元さまにも

 

道元さまの

おにいさまにも…

 

ありがとう言ってた

 

 

芳香たっぷりの洗剤や

ドライクリーニングの仕上げの加工

プラスチックや石油系の溶剤などが

経年で

もろもろ

相まって

ふたたび

劣化したらしくて

 

呼ぶ

 

そして

そこから

さらに劣化する

偶然だけれども

 

実験したみたいにわかって…

 

ひとつ

でもだ

って

 

とりあえず洗えるようにと

準備しながら

 

大物の始末を

その方策?を

かんがえてた

 

ないなあ…

 

 

暑さ

もう少し

過ぎたら

 

こつこつ

これまでの始末と同様に

この

手で

 

身をもって

 

こつこつ

しか

 

ないなあ…

 

 

 

放下

 

すてよ

 

道元さまは言う

 

それは

心…

 

 

心の念慮知見を一向すてて

只管打坐すれば

今少し道は親しみ得るなり

然れば道を得る事は

正(まさ)しく身を以て得るなり

是れによりて坐を専らにすべしと覚ゆるなり

 

 

放下

 

坐禅あぐら

只管打坐も…

 

できないよ…

 

ごめんなさい

 

正座だけど…

 

坐ってた

 

お掃除くらいならば…

もの始末くらいならば…

 

くらくらの

ふらふらの

ぐにゃぐにゃの

 

ばかのわたしも

 

かなえてもらってきたんだなあ…

って

 

ありがとう…

 

ごめんなさい…

つなげて

つなげて

 

もの始末のお仕度をつなげてもらってた

 

ありがとう…

 

 

 

昨日の

あの

 

根性

切なる

 

周利盤特さん

 

おもってた…

 

なんでも

おにいさんは

とても利口だったんだそうだ…

やっぱりそうか…

おもってた

 

 

 

平戸海さんは

 

ほんとうの

叩き上げだ

 

賢さ

 

さらに

身をもって

 

身を呈して

 

放下して…

 

みがかれるのかあ…

 

おもってた

 

 

どきどき

やたらと

くるしいなあ…

 

申し訳ない

 

ただ

申し訳なくて

 

 

祈る

 

 

無事を

 

平和を…

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい