灯り
蝋燭の
あかり
粗忽者
うっかり
とんでもない
おっちょこちょい…
と
自分では
おもっている
んだけど
落ち着いている
根気がよい
とか
なぜか知らず
そう言われる
謎
完全に
封じた蝋燭
これも
お祈りのたびの
ごめんなさいに…
お線香は
かならず
消えてしまうまで
お仏壇のまえにいる
蝋燭の炎のあかり
とっても好きだったなあ
ちびの頃からだ
でも
封印
アレルギーしんどくなった
シーちゃん…みえないよお…
と
起きた
目の調子が悪くなって
目やにか涙目か…
みえなくなった
くしゃみ鼻水も
止まらなくなってた
いま
しか
ないのになあ
と
いよいよ
おもったけど
また寒くて動けなくなってた
きびきび動ける体力も気力も
ほんとう
なくなってしまったのだなあ
謎のふらふらは定着して久しい
いま
しか
と
ひとつ
と
起きて
お掃除はじめてた
ありがとう…
王鵬さんが
場所中に頭突き?エルボー?
技なんて言わせないぞ…くらいの
危なっかしい技ある大相撲だけど
それを
真っ向勝負の信念のひとゆえ
まともにくらってしまったらしい
直後を
偶然にも
そこだけ
テレビでみてしまっていたのだった…
目が
たちまち腫れ上がった時には
申し訳ないとは
おもったけれど
ぞっ
としてしまった
うわっ…
って
ばくばく
心配でたまらなかった
眼こすらないで…強く拭かないで…
って念じて
それからは
ずっとずっと
ずっと祈っていた
眼窩底骨折していませんように…
黄斑部も眼底出血していませんように…
って
ずっと
祈っていたんだけど…
骨折
してた
視力は
問題無いように
と
祈っていた今日
祈ろう
パパ
って
相撲
相撲道
といわれてるんだけど
だから
スポーツのようでいて
スポーツではないもの?
神に
捧ぐもの…
そのゆえなのか?
土俵が高所につくられる大相撲
危険きわまりない
巨漢揃いとなって
力士が全体に重量級になってて
もはや危険
しかない…
もう
それは改革?
封印したら?
とかおもわれることも
技?
ため息でた
自力
そういえば
自力がついた
という言い回し
いまだにするなあ
って
おもっていたら
自力
他力
道
道か
と
どうしてか
かなしく
おもう
夜
稲荷大神さまの日だった
神さま
仏さまのために
小豆ご飯を炊いた
やっと
やっと
炊いた…
ずっと
小豆を炊いてお供えしてた
ごめんなさい
ごめんなさい
と
小豆で堪忍…とお供えしてた夏
以前は
いなり寿司を自分でつくっていたのになあ
って
お揚げを油抜きして砂糖醤油で
ふんわり柔らかに煮上げてから
煮汁に浸して味が染みるまで置いておき
かんびょうと干し椎茸人参
小さく細く切って
お揚げさんの汁を
ちょっぴり頂戴し
砂糖塩少しと水足して
ことこと煮詰めて冷ましておく
あらかじめ
つくり置いた
細切りにして甘酢に浸けてある甘酢生姜
たっぷり!と煮詰めてあった具を
炊きたての餅米入りご飯に混ぜて
よいお味の染みた
きらきら!の
お揚げさんに
ひとつ
ひとつ
丁寧に
ゆっくり
詰めてゆく
お揚げの薄いところ
破れませんように…
と
そっと
やさしく
一所懸命
詰めてゆく…
これって…
まったく
ならっていないなあ
ただ
じっと
いつも
みてた
いつも
おばあちゃんが
ママがすること
じっと
みてた
それだけ
と
また
ごめんなさい…
ごめんなさい…
に
なってた
ありがとうなのに…
って
また
ごめんなさいになってて…
姉上さま
ほんとうは
お稲荷さん
お供えしてほしいのになあ…
って
ごめんなさい
に
ただ
ごめんなさいに
なってた
小豆ご飯でも
神さまは
よろこんでくれるよ
って
おしえてくれたのも
おばあちゃん
ママ
それから…
もう
会えなくなってしまったご近所さんだ
ご近所さん
きっと
お家には
もういないんだろうなあ…
と
せつなくなった
おしまいの
にこにこの
満面の笑み
おもいかえしては…
ただ
祈るばかり
になってしまった…
明日はないかも
明日はないかも
なのに
なのに…
道
悪道
へと
つなげてしまったわたしだ
と
一所懸命
お祈りをした
さんげした
さんげして
さんげして
そうして
夜
いま
きり
の
いま
ありがとう
と
お祈りしている
夜
ありがとう
ごめんなさい…
今日
いま
ただ
無事に
と
祈っています
無事に…
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい