ぼろぼろのものたち
ぼろぼろなのに
捨てられないのは?
そっか…
シーちゃん
って
もの
ばかりか
わたしも
ぼろぼろだからだなあ…
って
もう
つかわなくなった言葉
それさえ
まだ
いくらか
救いある?
とか
たいせつなこと
なんにも
ひとつも
できない
なのに
お掃除する
ものの始末のために
死のお片付け
のために
ひとつ
でも
と
ひろげてみたんだけど
もの始末お片付けまで
たどりつけなくなって
あきらめて…
ごめんなさいした
ごめんなさい
昨日浴びた埃か?
風邪か
頭痛と
ひどい耳鳴り
また
耳が
聴こえなくなるかなあ…
まだ
聴こえているよねえ?
と
いつものように
パパやママ
天国の
お浄土のひとたちに
ひとり
話しかけてた
そういえば
きぬずれ
遠いなあ…
ぼろぼろのわたし
の
死のお片付け
祈り
さんげ
奈良美智さんのお家には
せんぶりが自生しているって読んで
お茶とかになるかなあ?
と
奈良美智さん言ってて
せんぶりは胃の薬だよ…
死ぬほど苦い生薬だよ…
って
でも
ただ
のぞいて
読ませてもらってる
だけ
つながってない
つながることもない
だれとも
だれひとり
とも
つながっていない
つながっては
ならないなあ…
われひとり悪
ならば
それが
だれかには
幸福
だれかには
救い
功徳
そう
おもう
この
ちっぽけな
意味の無い
ただ生きてる報告のブログ
も
また
ブックマークコメント
表示しないようにした
そのままでゆくのだ
それが
最善
ブックマーク
って
栞
しおりのこと
しおり
は
しおる
という動詞からきてて
山道ゆくとき
無事に迷わず
もどってこられるように
枝を折っては置いてゆき
道しるべ
とする
それが
しおり
たどれば
かならず
かならず
もどれる
仏法
お釈迦さまの
みおしえ
道しるべなんだなあ…
修証義
道元さまの
正法眼蔵の
もっとも
たいせつなところ
だれにも
わかるように
だれにも
とどくように
と
編集されたもの
その編集された時代は
明治時代
という
この国
世界中も
戦争へと
憎悪の
地獄の
火
燃やすように
突き進んでしまった…
道元さま
お釈迦さまの
みおしえ
お姿
ただ
ただ
おのれに
こころに
うつそうとして
そうして
果てたのだろうなあ
その
おもい
こころ
僧たちに
ずっと
ずっと
つながってくれたんだなあ
修証義を
編んでくださった
僧たち
すべて
に
ありがとう
と
お祈りした
風邪?
なら
明日
もっとひどいかも…
って
お掃除したら
へろへろ
ふらふら
昨日のつづき
ひとつも
できなかった…
ごめんなさい…
明日
無いかも
と
いつも
おもう
けれども
明日のお茶
おそなえのために
いつもの
お茶すりすりした
緑茶も
ほうじ茶も…
ありがとう…
ぼろぼろのわたしが
ぼろぼろのものたちに
うずもれてるんだなあ
って
でも
捨てられないわたしが
ここまで
家一軒分
以上のもの
捨てて
捨ててしまったんだなあ
ごめんなさい
しか
なくて
ぼろぼろでも
あたりまえで
生きてること
ただ
ありがとうだなあ
われひとり悪
に
つなげられてしまうもの
ならば
また
悪
と
なってしまう
かもしれないのだから…
ひとり
ただ
ひとりで
おしまいへと
ゆこう
たどりつけるように…
こころの
栞
道しるべ
たどって
たどって
祈りと
ゆこう
ゆきつくこと
かなえられますように…
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
せんぶり
って
パパが常備してた
わたしも
もらった
たぶん
アニサキス?退治??
イカとタコ
お刺身
それも
イカは新鮮なのをお家で
自分でおろして食べてた
いっとう!
大好きで
せんぶり
で
だめなら
あの
ネズミのふんみたい?
クレオソートの丸錠
って
おもいだして
ああ…
そんな比喩はだめだ
ごめんなさいだ
と
ごめんなさいした
クレオソートの錠剤
根拠
有り?
って
びっくりしたんだけど
おしまいの猫
以外の
猫たち
お腹の具合わるくなると
なんと
自分から!
せんぶり
かじってた
自分で
自分
治してた…
奈良美智さんのお家の
せんぶりが
つれてきてくれた
猫たちと
せんぶり食べたりしなかった
おしまいの猫とも
いちにち
ずうっと
いっしょに
いられたよ
ありがとう…
明日
あたえていただくこと
かなえられたならば…
また
ひとつ
つなげてもらえるように…
また
お祈り
つなげてもらえるように…
ちっぽけな
ちっぽけな
とどかない
祈り
つなげてた
倒れないように…
かならず
無事に…
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい