雪
止んでくれた
お日さま
よわくて
とけ切らなかった
よわい
つよい
よい
わるい
正解
不正解
善悪
おもうと
悪
あやまち
ばかりで
おしまい
へと
むかうんだなあ
いちにち
なんにも
できそうもない
風邪のような
こんな体調は
このまんま
これで
ずうっとゆくんだなあ
と
いま
しかなくて
身動きとれず
いま
ただ
生きてるなら?
また
いつものお掃除
いつものお片付け
死のお片付け
へと
ひとつ
つながってくれるように
死ぬときには死ぬのだ
いつだって
どこであれ
たちまち
そのとき
くるんだ
と
ふらふら
お掃除していた
ものすごい怪力や体力で
こなした
とおもってたことは
なにか
ふしぎ
に
まもられてた?
まるで
夢だなあ…
命懸け
だった
って
あとで
知らされる
おろか
寒さ
これからだよ
シーちゃん
って
いつものところ
そして
いつもできないところ
苦手のエタノールでお掃除して
終了?
くらくら
ほんとう
骨抜きの
へんてこりんの
また
ただ
かなしい
だけのわたしになった
ごめんなさい
信じてもらえぬ
には
背後に
悪の
理由があるんだなあ
どこまでも
どこまでも
おしまいまで
背負ってゆく
死のときには
それらを
背負って
ひきずってゆくんだなあ
さぞかし
おもたく
くるしいだろう
どこまでも
どこまでも
おちてくんだろうなあ
と
ただ
坐った
ごめんなさい
と
坐った
ひとり
生きてけない人間を
生きさせてもらって
いま
すこし
つよい地震
きた
原発…再処理施設…って
手をあわせてた
この国
はじめから
原発に安心安全の場所
なかったんだろうなあ
って
地中が
ふかくも
あさくも
たいへん活発化してる
いま
どこも
どこも
世界中
どこも
無事に…
祈り
めぐり
まわる
という
信じていた
いつのまにか
もう
記憶ある
ちびのとき
そんな
ふしぎ
信じて
ようやく
ようやく
かなしみと
生きていた
そうして
夢みて
やっぱり
逃げてたなあ…
なんにも
かわらない
おろか
それどころか
悪
つなげて
生きてきてしまった
いま
食べる
ひとつにしても
貪り
そんな悪
の
わたしの
祈りは…
とどかなくて
かなわくても
祈る
せめて
せめては
お片付け
いつでも
おしまいの
死のお片付けなのに
やっぱり
ひとつ
ひとつ
この
手を
つかっていただいては
ひとつ…
たった
ひとつ
つなげてもらうんだ
生きている
いま
また
冬
ひとりを
あたためてくれるもの
あたたかな
おおらかな
言葉たち
みおしえも
だれかの
もう
会えないひとの
言葉も
ひとつ
ひとつ
うかぶ
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
今日
無事に
終わってくれて
しずかな
おだやかな
夜となってくれるように
お祈りしています
倒れていないように…
事故なく
大事なく
祈ります
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい