シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

たった

耳鳴り

すごい

 

ふらふら

よたよた

 

寒い夜

から

朝となって

 

めざめられた

 

寒い朝

 

凍える?

まだまだだよ…

って

 

まだまだ

これからだなあ冬は

 

ねえ

シーちゃん

って

 

頭も痛くて

しょんぼりした

 

でも

真夜中に洗ったものたち

その後始末

 

始末の始末

あるよ…って

 

ひろげて

けばや埃

始末したあと

飛び散ったものの始末

待ってるなあ

って

 

ふらふら

よたよた

はじめは

しょんぼり

 

お掃除から

はじめられた

 

ありがとう

 

たった

ひとつ?

 

たった

ひとり?

 

こんなことしたって?

 

そう

おもうわたしならば

 

いま

こんなしてないんだなあ…

 

ばっかだなあ…

 

なにか

もっと

効率的な

 

やがて

知らず

人助けとなるような

 

立派とはならなくとも

人並み

に近づくような…

そういうことも

 

もしも

かなえられているならば

 

こんなしてないんだなあ…

って

そればかりか

 

もっと

ひとと

まみえて

 

ひとと

うまく

わたってゆけたんだろうになあ…

ますます

しょんぼりしてた

 

 

徳あるひと

とは

おのずと

ひと

集う

という…

 

群れ

ない

はぐれた

けものは

 

という

 

 

ふと

昨日の

いじめのこと

おもってた

 

いじめ

って

 

一対一のいじめ?

なんて

ある?

っておもったら

 

おそろしい事件

おもいかえされてしまった

 

ふるえた…

寒さも

あいまって

 

わなわな

ふるえた

お掃除の途中

 

永平寺なみに?

威勢よく!

って

はっぱ?かけてた

 

そしたら

ガチンコ

っていう

 

真っ向勝負のこと

おもってた

そしたら

 

ガチンコ

不器用

大関

優勝していた

ニュース

 

北の富士さんも

パパも!

あちらで

よろこんでるなあ

って

 

若年寄?みたいな

その大関のこと

おもってた

 

ありがとうしてた

 

 

 

仲間はずれ

たとえ

群れず

仲間は

無いと

おもってたとしても

 

仲間はずれにしてやる

みたいな

 

そういう

煽動するひと

どこにも

どこにも

かならず

いて

 

そういう

未熟な

はじめは

ささいなようなこと

ふくれあがって

 

国と

国とで

 

紛争

 

戦争

に?

って…

 

ふるえくる

そんな

おそろしいこと

 

現実で

 

誰だ

いったい

誰が

 

支えているんだ…

って

 

ひとり

はらはら

どきどきしていた

 

体調

おかしい

 

かなしい…

 

たった

ひとりの

ひととも

 

いちばん

たいせつな

姉上さまにも

信じてもらえないだろう

悪の

 

ひとり悪

わたし

 

かなしい

 

 

迷惑かけているばかり

 

ひとと

うまれる

はずでなかったのに?

 

なにかの

ある

一匹の

けものの

 

立派な

善いおこない

によって?

 

ひとと

しよう

なって?

うまれてこられた??

 

などと

 

へんてこりん

悪魔の

妄想

くりひろげられてた

 

もしも

そうなら

 

けものは

きっと

ネズミ?

とか

 

ほんとう

そうなら

今日の

たった

ひとつ

 

ネズミのおかげ?

って…

 

やすんで

食べて

 

お掃除の

あとは

一所懸命

手でお洗濯した

 

もう

しもやけ

はなばなしくなって

紅潮してしまってて

曲げづらい

 

ざっと絞ってから

脱水1分してもらったんだけど…

それだけでも

ちくちく

痛んだ…

 

 

たった

ひとり

生きるのにも

 

現代社会は

なんと

大がかりになっているかなあ…

 

そうして

 

わたし

とは

 

なんと

贅沢なんだろう

なんという

悪なのだろう

申し訳ないきもち

いっぱいになっていた

 

ごめんなさい…

 

 

あとは

なんにも

できそうもなくなって

 

ふらふら

また

お仏壇のまえに

すわっていた

 

ありがとう

つなげてた

 

お線香

ずっと

焚く

 

お茶

何度も

あたたかく

かえていた

 

かえては

おそなえした

 

お祈りした

 

 

すぐそこ?

かもしれないのに…

 

無駄

無用

意味無いこと

さえも

はかどらなくて

 

ごめんなさい…

 

 

恐山の

お坊さんと

なってくれたひと

 

お婿さんになって

恐山へと

たどりついたらしいんだけど…

 

恐山

曹洞宗

というには

あまりにも

chaos

 

摩訶不思議な世界

 

イタコさん

だけでなくて

 

tourで

もろもろ

カルト

オカルト?

スピリチュアル?

 

なんでもありっぽいなあ

とは

うすうす

わかってたんだけれども

 

やっぱり

そうらしいんだけど…

 

その

お婿さん

いやお坊さん

 

ほんとう

お坊さん

らしい?ひとのようだった

正確には

 

むかしのお坊さん

っぽいひとというか

 

一見

無駄?のような

非効率なこと

やがて

 

よきこと

ばっかり!

しててくれているみたいで

とても

とても

うれしくなっていた

 

くるしみに

ある

たった

ひとりのひとの

お話

 

ただ

何時間も

 

何十時間も!

きいててくれていた

 

死にたい

そのひとの

お話

とにかく

きいて

 

きいて

 

もしも

死にたくなって

死のう

となったら

とにかく

かならず

おしえて

って…

 

なんだか

泣けた…

んだけど

 

この場合は

ただ

何十時間も

お話きくこと

遠ざけて

 

おのずと

ひらけてゆく

その

入口

 

なったのだという…

 

 

 

たった

ひとり

 

だれもが

たった

ひとり

 

ひと

 

でもない

 

でもない

 

ひと

 

ひとりの

ひと

 

こんな

わたしも…

 

ありがとうだなあ

って

 

お祈りしていた

 

 

きっと

前世は

ネズミ?

 

ならば

生きてるだけで

 

ここ

まで

だけで

 

ものすんごい長生きだなあ

とか

おもってた

 

 

悪しきこと

しかない

 

たったひとつ

無いものが

 

くるしみに

みちびかれて

 

みおしえへと

かすか

にも

 

たどりつかせてもらってる

 

お釈迦さま

 

お祖師さまがた

 

ただ

おもう

 

ならう

 

その

おもいへと

 

たどりつかせてもらってる

 

しあわせ

 

 

まもられて

あって

そうして

できる

ひとつ

でしか

ないけれども…

 

朽ちるにまかせて

荒れるにまかせて

放置してしまわずにはすんだなあ

って

 

ありがとう

お祈りして

すわっていた

 

米粉

まるく

ひらたく

おへそもへこませて

お団子にして茹でて

 

甘い発酵小豆汁粉にして

 

神さま

仏さま

おそなえした

 

 

しもやけ

まっかの

あわせていた

 

祈る

 

祈る

ばかり…

 

ごめんなさい…

 

ごめんなさい…

 

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

かなしみに

のまれてしまわないように

ただ

 

ただ

祈ろう

 

 

しずかに

 

しずかに

祈ろう…

 

 

生きてる

だけで

 

ごめんなさい

 

ありがとう

 

 

 

無事に

かならず

無事にいてください

 

倒れないように…

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日おやすみなさい