シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

雲のごとく水のごとく

漂泊

 

ただよう

雲のごとく

 

流れる水のごとく

 

 

こころ

さえも

 

ままならなくとも

 

生きていてごめんなさい

おしつぶされてしまって

寒さにも

よわって

ぜんぶに

 

まけてしまって

 

生きていてよいもの

自分

おもえなくなっていても

 

ありがとう

めざめる

 

 

ただ

おろおろ

うろうろ

効無きこと

だれも

のぞまぬこと

 

ふらふら

よたよた

つなげよう

おもう

 

途中

 

ただ

泣けてきても

 

 

今日は

いまは

 

生きてる…

 

パパ

ママ

おじいちゃんたち

おばあちゃんたち…

呼んで

 

もう

生きていないけれど

ここに

いてくれて

 

わたしになっているなあ

って

 

わたしとともに

あるものたちへ

 

ありがとう

なる

 

そうして

 

やっぱり

ごめんなさい

ありがとう

 

姉上さまに

こころに

言ってた

 

 

おねえちゃん…

 

こころに

呼んでる

 

ごめんなさい

つなげてる

 

 

風邪?

その入口?

ぜんぶ

こわい

 

病からも

 

逃げてる…

 

 

鼻水から

筋肉痛になったよお

シーちゃん

って

 

ようやっと

起きられた朝

 

やっぱり

 

かなしかった

 

やっぱり

 

ごめんなさいになっていた

 

 

道もとめて

師もとめて

漂泊は

かなうはずない

引きこもり

 

残り物を傷ませないよう

酢を足したりして

いつもの

節約保温煮豆には

残っていた米麹を混ぜ

すこしだけあたためて

また

くるくる包んで保温しといた

 

ほんのり甘くなってねえ…

って

 

でも

 

まだ

かなしかった…

 

 

今日は

そんないちにち

 

わたしは

いまは

そういうわたし

 

なんにも

できず

なんにも

よく

考えられないけど

 

あたえられた

いちにちだよ…

 

ありがとう

 

いつもの神仏のお仕度して

お祈りして

 

お仏壇に

すわった

 

お経

おとなえした…

 

明日は

ないかも

そうして

いつかは

みんな

忘れてしまうんだろう

って

 

わたしで

ごめんなさい…って

 

とことん

どこまでも

ごめんなさい

ばっかりになってて

 

ごめんなさい

って

 

 

お経

終えて

 

ご飯

いただいた

 

大豆煮豆は

ちょっぴりの米麹で

やさしい甘みになってくれてた

 

 

冬には

かならず?

あの

死闘?

 

言葉で

 

闘う言葉?で?

 

役に立たない奴は死ねばよい

 

そう

おもう

言い放つひとらと

ともに雪片付けしたことの

恐怖

やってきてしまうのかなあ…

 

 

なんて

もうずっと

ほっとこう…って

 

おもってたら

よわいのは?

あのようなひとら

わたしも…

おもってた

 

 

死ね

は?

 

言葉として

ひどすぎて

はげしくて

つよいように

おもわれては

 

仰天するけれど

 

そう

言わなくちゃ

生きてられなかったのかもしれないひとは?

って

 

 

はげしいおもい

仰天する言葉に

かえなくても

吐き出さなくても

 

生きて

 

無事にいてくれて

もう

そんな言葉

忘れてしまったみたいにして

 

生きていられるように…

 

生きていてくれるように…

 

ぼんやり

お祈りしていた

 

 

眠れてないとき

ふと

きこえてきたりするラジオ

いつも

まるで

なにかの

啓示?みたいで

 

おお…って

脳みそも

ほんとう

眠れてないんだなあ

って

驚くんだけど

 

 

命日

愛する

たいせつなひとの

たいせつな

命日

 

その日が

ちかづくと

 

身も

こころも

おそろしい不調に

のみこまれてしまう

そういう精神の症状

ある

知った

 

そこだけ

はっきり

きこえてきた

 

 

それじゃあ

もう

ずっと

 

ずっと

そういう症状が

やってきてたんだなあ

 

そっか…

って

 

わたしの

生きる

そういう

よわさと

もうずっと

 

ずうっと

あるんだなあ

って

 

 

昨日の

一顆明珠

 

お釈迦さまの

みおしえであるからには

 

仏教

いずれも

まったき

みおしえにそう宗派には

 

言葉

かわり

ちがっても

 

ああ…

そうだ

という

 

ともに

ひびきあう

ありがたい

かならず

あるなあ

 

 

想像するところに…

 

あれほど

綿密緻密に

厳格に

 

もとめて

もとめていた

道元さま

 

きっと

おにいさまの門をも

 

もとめて

ひっそりと

学んでいたにちがいない…

いつも

おもう

 

 

 

臆病

 

弱虫…

 

引きこもり

 

わざと

ではないのです…

 

おゆるしください…

 

お祈りしていた

 

 

ごめんなさい…

 

今日

生きています

 

ただ

生きていて

 

ごめんなさい…

 

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

 

いちにち

いちにち

平和に

 

無事に

 

事故なく

大事なく

つながってくれること

 

倒れていないこと

祈っています

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい