おとなりの
分断してる国で
戒厳令…
なんだろう
こわいなあ
なにおきる?
どうしよう
シーちゃん
って
眠れなくなってた
もう
眠れないのも
食べる
が
へんてこりん
も
あたりまえに
なってはいるけれども
つらかった…
祈っていた
そのうち
ああ
そっか
それでも
それでも
いつも
祈りと
あるなあ
平和
祈っているんだなあ
ありがとうだなあ
と
お祈りしてた
今日は
たいせつな日
おしまいの猫
その命日
そうして
奈良美智さんの
お誕生日
なんだか
うれしかったんだ
おんなじ日で
平和な猫だった
だから
命日が
奈良美智さんのお誕生日
というのは
そっか…
おまえ
あちらでも
平和を祈ってくれるんだねえ
って
ありがとう
ってなってた
もう
また
どっかに
瀕死の猫
落っこちてでもいないかぎり
おまえで
おしまいの猫にするからねえ…
って
不憫で
健気で
いま
おもいかえしても
泣けてくる
ありがとうってなる
なのに…
ネズミ
事件?
追いこまれてしまったとき
猫欲しい病?
あわれな猫みつけてしまえば
ずうっとそこで待機して
出てきてくれるの
待ってたり…
保護猫の
お余り猫
その写真
目に焼きついてしまってたり…
しばらく
とりつかれたみたいになってた
ごめんね
って
お祈りしてた
おしまいの猫は
交通事故に遭い
いわゆる
障害猫?で…
脳も
腰椎も
全身打撲時の
骨折によって
大きな損傷を受けていた
ベロ
舌まで切れてしまってて
なにもかも不自由
なはず
が
復活?
猫だから…
猫生には
なんら問題ないような?
そんなようなところへ
たどりついてくれた
なんの粗相も
なくて
むしろ
健常の先住猫のほうが
よほど手のかかる困難?
にあったようにみえた
朝
お片付け
がんばってしよう
と
ふと
手にした紙類に
うっ…
と
なった
それきり
もう
そこには
手をつけられなくなってしまった…
あの
お寺さんでの
法要の知らせ
見つけてしまった
コロナ下で…
だれにも
だれにも
死んでほしくなかったなあ
ただ
それだけだった
お寺さんには
ゆくたび
聞くたび
絶望?
しかけていたんだけど
どんどん
知らず知らずのうちに
なんなのか
わからないまま
おもたい不信?
鬱積していたんだけど…
あの法要については
ただ
だれにも死んでほしくないよお
と
ただ
恐怖しかなかったんだっけなあ
ごめんなさい…
パパに
ママに
お浄土のひとたち
ご先祖さまに
姉上さまに
謝っていた
もう
お寺お墓
ゆけなくなってて
ごめんなさい…
パパが
言ってた言葉たちは
たからものみたいになってゆく
役にも立たぬわたし
おもったのかなあ?
パパのお部屋や
お家中のがらくたの
お片付けお掃除してくれって
おまいさんしか
できないんだぞ!
って
いつも
ともに
ある
おい!
春になって雪こ溶げだら
墓所の草こ取ってけろじゃ!
なんか
そう
言われてるきもちしてきた
泣けてくる
ごめんなさい
それしか
なくなる
役
もし
お片付けのほか
死のお片付けのほか
こんなわたしに
役が
与えられて
あるというのならば
ここに
住まわせてもらっているんだから
たとえ
しるしみに
もとめて遭った
みおしえであれ
お経であれども
いまだに
くるしみに
喘いでいるという
ひとり悪であれど
お祈り
つなぐ
お経
も
と
ごめんなさいとなって
ありがとうの
ごめんなさいの
お祈りした
お経
おとなえした
おしまいの猫は
へんてこりん?
お魚が食べられない子で
好物は
お菓子
それも
インスタントのラーメンの
くず?みたいjunkなお菓子
と
伝説の生き物の名前ついた?
えびせん??
やっぱりjunkなsnack菓子の
ふたつが
大好物で…
わたしも
そのふたつ
ほんとう好きだったんだけど
猫の腎臓にわるいので
食べなくなった
留守中に
必死の捜索されていて
盗み食いされてしまうのだった
夜
猫
おもって
サラダに
アミエビ
ちっこいちっこい
エビちゃんたちをトッピングした
それから
発酵小豆
甘みがたっぷりすぎて
小豆をいつもの保温煮豆で煮て
米粉のひっつみ?みたいのと
甘くない小豆汁に
甘い発酵小豆トッピングして
お汁粉にして
神さま仏さま
おそなえした
そういえば…
先住猫
おしまいの猫も
小豆があんこが大好きだった
もちろん
おじいちゃんたち
おばあちゃんたち
パパママも…わたしも…
それから
奈良美智さんも?
とか
そっか…
まわり
めぐってくれるんだ
お経の
功徳
だれ
おとなえしようとも
世界中
どこまでも…
まわり
めぐってくれる
そう
おもえた
ありがとう…
戦争が終わりますように
世界が平和になりますように
おろか…
寒くて
寒くても
暖房つけれなくて…
あの古灯油入りの古ストーブ
から
焚いて
空っぽしなくちゃ
と
おもっていたら
どんなに古くても
焚けるのならば
ぜいたく…
って
戦地
おもっていた
今日
いちにちが
無事に終わって
平和
へと
つながってゆく
いま
と
なりますように…
祈っています
倒れていないこと
祈ります
かならず
かならず
無事にいてください
ありがとう
また
明日
おやすみなさい