シーちゃんと

時々はシーちゃんとこっそり泣こう

心臓

筋肉なんだなあ…

おかしな痙攣してるかなあ…

 

うとうとしては

そうおもって

ときどきラジオの声きいて

 

むごたらしい

おそろしい事件をきいて…

 

 

お布団で

手をあわせた

 

お祈りしていた

 

 

よわさという

おろかさ

 

こわさ

うけとめきれなくて…

 

たやすくおちる精神

 

 

こちらにきて

パパママの病

そこから

 

わたしひとり悪に

つながって

よびよせたような

ただ

申し訳ないこと

わたしによって

起きただろう

不幸なこと

 

つながって…

 

 

ただ

ごめんなさいとなって

 

なんにもできなくなって

なにひとつ考えられなくなる

 

もはや

まとも

あたりまえでない自分といる

 

そこに

おっかない事件

 

終わらない戦争

 

 

ごめんなさいだなあ…

シーちゃん…

くるしいなあ…って

 

手をあわせていた

 

 

あとすこし

なのに

焚くのがこわくなったストーブ

 

真夜中の体調不良

 

呼吸音も

ぜろぜろ

なにか

ひっかかってる音…?

 

心臓が

おかしな動きしてる?

 

止まる…?

 

じっと

たえた

 

 

なぜか

 

あのとき

死なずに

生きてたなあ

という

 

そういう場面

ばかり

うかんでいた…

 

ありがとう…

ながれるまま

ながして

すぎた

 

 

そのとき

 

いまかも

 

いつも

 

いつも

おもう

ひとり

 

 

ありがとうだよ…

って

 

 

 

病も

 

 

真理

 

 

ママが

パパのために毎日

昼食にはお蕎麦を

つくってくれると

それはうれしそうにして

報告してくれてたのもパパ

 

やがて

ママが

お茶も自分の分だけ淹れて

お昼のお蕎麦どころか

時間になっても

なんにもせずに

にこにこしてるんだぞ…って

 

それでも

そのときの報告も

笑って

おもしろおかしく

つたえてくれてたのもパパ

 

 

なんにも

してあげられなかったなあ…

ごめんなさい

 

 

まだ

死のお片付け

終わらせられなくて

ごめんなさい

 

まだ

パパのお部屋

物置部屋にしたままで

 

ごめんなさい

 

おちて

へこたれて

泣いてばっかりのわたしで

 

ごめんなさい

 

 

姉上さまたちを

 

まもってあげて…

 

お祈りしてた

 

 

平和な世界

祈っていて

 

一所懸命

つたえた

 

祈っていた…

 

 

戦争が終わりますように

 

世界が平和になりますように

 

 

なんか

ぜんぶ

おっかなくなっても

ごめんなさいになっていても

 

ありがとう

つたえたいのになあ…って

 

自分の

 

おろか

 

泣いた…

 

 

ありがとうだよお

ありがとうねえ

 

お祈りしていた

 

 

 

明け方

やっと

すこし

眠れた

 

 

オイルヒーター

つかわせてもらおう

ごめんなさい…

ありがとう…

また

正の字のメモとって

 

一時間ごとつけて

 

そのたび

ありがとうと

こころに

つたえていた

 

 

かなしい…

 

なんにも

できない

 

 

ごめんなさい

 

ごめんなさい…

 

 

自分が

生まれた

意味

なんて

 

なくて

よいなあ

 

ただ

縁に

 

他力に

 

いま

 

 

一大事

 

いま

ただ

ありがとう

 

そう

おもわれるだけの

 

いま

 

 

平和な世の中へと

 

ひとりひとりの

それぞれの

しあわせへ

 

つなげられてある

 

祈る

 

 

祈る

 

 

倒れていませんように…

 

どうか

 

どうか

無事にいて

 

 

かならず

 

かならず

無事にいてください

 

 

ありがとう

 

 

また

明日

 

 

おやすみなさい